1985年公開映画『セント・エルモス・ファイヤー』について
映画『セント・エルモス・ファイヤー』のストーリー
movie.walker
セント・エルモス・ファイヤー・役どころ
役名(俳優名) | 役どころ |
---|---|
カービー・キーガー(エミリオ・エステベス) | メンバーも集うセント・エルモスのバーでアルバイトをしながら弁護士を目指す若者。大学の先輩であるデイルに片思いしている。 |
ビリー・ヒックス(ロブ・ロウ) | 結婚して子供がいながら、定職にもつかず、自由気ままな生活をしている青年。 |
ケヴィン・ドレンツ(アンドリュー・マッカーシー) | ずーっと彼女がいないので、仲間からゲイではないかと思われているが、アレックと同棲しているレズリーに密かに思いを寄せている。 |
ジュリアンナ・ジュールズ(デミ・ムーア) | 銀行に勤めながら、プライベートはパーティ三昧で給料も前借するような生活。親の愛情を受けられずに過ごしていた幼少期を持つ。 |
アレック・ニューベリー(ジャド・ネルソン) | 政治家として出世を目指す青年だが、同棲しているレズリーとの結婚を望むもレズリーから返事がもらえないでいる。 |
レズリー・ハンター(アリー・シーディ) | アレックの彼女で同棲中だが、建築家として納得に行く仕事をしてから家庭に入りたいと思っている。 |
ウェンディ・ビーミッシュ(メア・ウィニンガム) | 福祉施設で働くお金持ちの娘。心優しく、とてもまじめで大学を卒業しても処女であることに恥ずかしいと思っている。自分とは正反対のビリーに惹かれている。 |
『セント・エルモス・ファイヤー』キャスト
エミリオ・エステベス Emilio Estévez
1983公開映画、『アウトサイダー』で共演したトム・クルーズとは親交が深いこともあり、
1996年公開の映画、トム・クルーズの代表作でもある『ミッション:インポッシブル』にも出演しています。
その他、エミリオ・エステベス自身が監督、脚本などを手掛けて、出演している作品も目立ちます。
主な映画代表作
公開年 | タイトル | 役名 |
---|---|---|
1983年 | アウトサイダー | トゥービット・マシューズ |
1985年 | ブレックファスト・クラブ | アンドリュー・クラーク |
1985年 | セント・エルモス・ファイヤー | カービー |
1987年 | ウィズダム/夢のかけら | ジョン・ウィズダム(初監督、脚本、主演) |
1987年 | 張り込み | ビル |
1988年 | ヤングガン | ビリー・ザ・キッド |
1990年 | メン・アット・ワーク | ジェームズ・セント・ジェームズ(監督、脚本、主演) |
1996年 | ミッション・イン・パッシブル | ジャック |
1996年 | THE WAR戦場の記憶 | ジェレミー(監督、制作、主演) |
2006年 | ボビー | ティム・ファロン(監督、脚本、出演) |
2010年 | 星の旅人たち | ダニエル(監督、制作、脚本、出演) |
ロブ・ロウ Rob Lowe
ロブ・ロウの大スキャンダルは海を越えて日本でもちょっとした話題になりました。ロブは20代のころから政治に興味があり、ことが起こったのは、人気絶頂期の1988年にジョージア州アトランタで民主党全国大会に参加した時の事です。
その大会の前の日の夜にバーで未成年の少女と知り合い、関係を持ったとのことです。しかも、現場で映されたと思われるビデオテープまで流出する羽目になり、大スキャンダルとなりました。
それまでの爽やか青年のイメージが逆転し、人気にも陰りが見えてきたという経緯があります。が!ロブ・ロウ・がハリウッドに居続けられたのは、どんな役でもはまり役にし、高く評価された演技力があったからだと言われています。
1986年公開の『きのうの夜は...』では、セント・エルモスのデミ・ムーアと恋に落ちる役どころで共演しています。
主な映画代表作
公開年 | タイトル | 役名 |
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1983年 | アウトサイダー | ソーダポップ・カーティス |
1985年 | セント・エルモス・ファイヤー | ビリー・ヒックス |
1986年 | 栄光のエンブレム | ディーン・ヤングブラッド |
1986年 | きのうの夜は... | ダニー・マーティン |
1987年 | マスカレード/甘い罠 | ティム |
1990年 | バッド・インフルエンス/悪影響 | アレックス |
1996年 | 冷たい接吻 | リック・マーロウ |
アンドリュー・マッカーシー Andrew McCarthy
主な映画代表作
公開年 | タイトル | 役名 |
---|---|---|
1985年 | センチ・エルモス・ファイヤ― | ケヴィン |
1986年 | プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角 | ブレーン |
1987年 | マネキン | ジョナサン・スイッチャー |
1987年 | レス・ザン・ゼロ | クレイ・イーストン |
デミ・ムーア Demi Moore
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主な映画の代表作
公開年 | タイトル | 役名 |
---|---|---|
1985年 | セント・エルモス・ファイヤー | ジュールズ |
1986年 | きのうの夜は... | デビー |
1990年 | ゴースト/ニューヨークの幻 | モリー・ジャンセン |
1994年 | ディスクロージャー | メレディス・ジョンソン |
1996年 | 素顔のままで | エリン・グラント |
1997年 | G.I ジェーン | ジョーダン・オニール |
ジャド・ネルソン Judd Nelson
1985年公開の『ブレックファスト・クラブ』では、その後、セントエルモスで一緒のエミリオ・エステベスと共演しています。
1980年代のブラットパックではよくその様な共演が多いですね。
主な映画の代表作
公開年 | タイトル | 役名 |
---|---|---|
1985年 | ブレックファスト・クラブ | ジョン・ベンダー |
1985年 | セント・エルモス・ファイヤー | アレック |
1986年 | トラアンスフォーマー・ザ・ムービー | 騎士:ホットロディマス司令官:ロディマスコンボイ |
1991年 | ニュー・ジャック・シティ | ニック |
アリー・シーディ Ally Sheedy
アリー・シーディの経歴はアメリカン・バレエ・シアターでバレエで6歳~14歳踊り、12歳の時には、童話『She Was Nice to Mice』を出版するなどすでに才能が認められるところにいましたが、その後、女優としての道を進んでいきます。
1981年に女優として映画デビューし、ブラット・パックとして順調に作品に出演していきますが、
世界的大人気ロックバンドの「ボン・ジョヴィ」ギターリッチーサンボラとの交際で、強制されたとは言え、中毒になり女優としての経歴に傷をつけることになります。
主な映画の代表作
公開年 | タイトル | 役名 |
---|---|---|
1983年 | バッドボーイズ | J.C.ワレンスキー |
1985年 | ブレックファスト・クラブ | アリソン・レイノルズ |
1985年 | セント・エルモス・ファイヤー | レスリー・ハンター |
1986年 | ショート・サーキット | ステファニー・スペック |
1999年 | うちへ帰ろう | デボラ |
メア・ウィニンガム Mare Winningham
主な映画の代表作
公開年 | タイトル | 役名 |
---|---|---|
1985年 | セント・エルモス・ファイヤー | ウェンディ |
1994年 | ワイアット・アープ | マッティ・ブレイロック |
1994年 | 8月のメモワール | ロイス・シモンズ |
1995年 | ジョージア | ジョージア・フラッド |
まとめ
1985年公開のアメリカ青春映画『セント・エルモス・ファイヤー』!この映画は、大学を卒業して社会人1年目、2年目のこの映画の出演者たちと同世代の若者にぜひ!見てほしいと筆者も個人的に思う映画です。
観た人の誰もが、この映画の7人の中の誰かと同じ境遇だったり、同じ立場だったり、同じ思いを抱えていたりするかもしれない。
「みんな同じだよ」と言われている感覚になったり、何が心の支えなのか、夢はなんなのか、ちょっと自分のことを客観的にみたり、向き合うことでなにか生まれるものがあったり、そんなヒントになる映画かなとも思います。
そして、誰の他の作品を観てみたいでしょうか。そこから、映画の世界も広がっていくので、他の作品も観てみてください。