格闘道イベント「敬天愛人」とは?鹿児島で産声を上げる格闘道の発起人、菊野克紀選手に伺った。

格闘道イベント「敬天愛人」とは?鹿児島で産声を上げる格闘道の発起人、菊野克紀選手に伺った。

数多くの格闘技が共存共栄する日本。ときにブームに沸き、ときに存続の危機に立たされる世界で、格闘家は黙々と 己との闘いを刻み続けている。そんな格闘技を通じて体得出来ることを「格闘道」として広く発信しようと取り組む 菊野克紀選手。格闘家としての頂点をみた男の大いなる挑戦に耳を傾けていただきたい。


「格闘道イベント「敬天愛人」の試合のルールは世界初のものを作りました。



体重は無差別、服装もバックボーンの衣装でそれぞれ。道着を着てる人と着てない人が闘ったら、道着を着てる方が掴まれるから不利なんです。それでもいいじゃないかと。もっと言えばこれは安全なルールの中での話でいざという時の実戦では裸だとめちゃくちゃ危険です。噛みつかれたり爪をたてられたり、急所がわかりやすかったり、道路で擦りむけたり。つまり競技における強さとは所詮ルールの中での話であって、ルールによって序列が変わる。だから公平な競技という発想ではなくて不公平でいいじゃないかと。



実戦とは不公平なものなのだから、その中で自分を表現するルールを作ろうと。」

不公平という現実と向き合って、自分をどう表現するか

「格闘技は競技、プロレスはエンターテインメント、武道は在り方。このトライアングルの真ん中を目指しているルールです。今回判定をお客様が行います。主審はお客様。僕らは3分間、3分1本勝負でバッチバチやりあうんです。それをお客様がパンフレットの表と裏で支持表明します。紅か白か、それをパっとMCが見て過半数以上を支持されていたらそっちの勝ち。お客様の主観なのでカッコよさでも面白さでも、子供に見せたいでもいいし、頑張ってるでもいいんです。お客さんがワッ、いいなーこの選手って思った方に上げてもらう。そうすることで勝てばいいというつまらない試合は無くなるし、礼儀などのあり方も判定に響きます。」

-まったくもって前代未聞のルールですね!

その他にも



-ラウンド制を廃止

-セコンドの指示禁止

-応援禁止(ラスト30秒で解禁)




一方で、選手同士の闘いの打撃音が場内に響き渡るようにするなど、至る所に独創性が満ち溢れています。

「格闘技を通して何が得られるのか、なぜ素晴らしいのかを伝えていきたいんです。格闘技は痛いし怖いしキツいわけです。だからその1歩踏み出すことには価値がある、闘うということが。その勇気を、他のスポーツよりも分かりやすく伝えられると思うんです。そして闘い終わった後には礼があるんです。その礼と感謝は最高のコミュニケーションだと思っています。」

「敬天愛人」には子どもヒーロースタッフが参加

人を笑顔にする、人の役に立つことを体験できる職業体験の場として「敬天愛人」には子どもヒーロースタッフが多数参加予定。

貴重な体験が出来るのに加えて全員に参加賞まで用意されています。

「格闘道」イベントを普及させる

「例えば総合格闘技の試合前ってよく喧嘩腰の記者会見で煽りを入れますよね。でも「敬天愛人」が受け入れられたら、こういう社会的な意義や子供への体験教育とか巻き込んでやっていくことがビジネスとしても成功するんだってなれば格闘技全体が変わっていくと思うんですよ。」

-となると、やはり興行として大成功を収めることが次に繋がりますね。

「そうですね。例えばチケット、今回高校生以下無料なんですよ。子供は未来そのものなので子供が来てくれるようなものにしていかなくてはならない。



今回は協賛企業様のおかげで高校生以下無料で成り立つのですが、高校生以下がたくさん来てくれるようなにればそこに価値が出来てまた協賛企業がついてくれる。



良いものを作って社会貢献の対価として金銭を得るっていう流れでビジネスが成り立てば継続できるし広がっていく。未来があります。もうテレビの時代でもないですからね。」

11月11日、大勢の観客、スタッフ、選手の熱気で鹿児島が盛り上がることを期待しております!

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