70年代のミッシェル・ポルナレフは日本独自の売られ方をしていたんですよねぇ。

70年代のミッシェル・ポルナレフは日本独自の売られ方をしていたんですよねぇ。

母国では今でも国民的歌手として人気の高いミッシェル・ポルナレフ。日本でも70年代は絶大な人気を誇っていたのですが、日本とフランスでは受け入れられ方が違い、違う曲がヒットしていました。日本オリジナルのジャケットやタイトル曲で本国とは少し違うイメージ作りをして、それが成功したんですね。


ノンノン人形

ミッシェル・ポルナレフといえば、70年代の人という印象が強いかと思いますが、デビューは意外に早く1966年です。

ノンノン人形

デビュー曲の「ノンノン人形」は日本でも1966年に発売されています。サングラスもありませんし印象が随分違いますよね。
ただ、あの澄み切った声はまさにミッシェル・ポルナレフです。

この「ノンノン人形(La poupée qui fait non)」、問題はバックミュージシャンです。当時の売れっ子スタジオミュージシャンで、後にレッド・ツェッペリンを結成することになるジミー・ペイジ(ギター)とジョン・ポール・ジョーンズ(ベース)が務めています!

フランスで大ヒットした「ノンノン人形」ですが、日本ではまったく売れませんでした。

僕はロックンローラー

フランスでも日本でも人気絶頂だった1973年、ミッシェル・ポルナレフは念願のアメリカ進出を目指してロサンゼルスへ移住します。
結局、アメリカでの生活は上手くいかず、以降日本での人気ににも陰りが出始めるのですが、その少し前に発売されたアルバムが「ポルナレフ革命」です。

1.愛の伝説
2.囚われのプリンス
3.素敵な欲望 
4.ガラスの涙
5.ポルナレフ革命 (演奏)
6. ファンクラブの皆様へ
7. ロージーからの手紙
8. 僕はロックンローラー
9. 悲しみのロマンス
10. サーカスへの誘い
11. ファンクラブの皆様へ(演奏)

ポルナレフ革命

このアルバム、ジャケットも曲順も当時は日本オリジナルです。アルバムからは「愛の伝説」「悲しみのロマンス」「僕はロックンローラー」の3曲がシングルになり全て大ヒットしました。「愛」ではじまり「悲しみ」で終わる。まぁ、今だったら付けられないタイトルですが、ミッシェル・ポルナレフを的確に表したタイトル、そして完璧な曲順でしょう。

軽快ですね。心地よいフレンチポップです。この「僕はロックンローラー」のシングルジャケットは「ポルナレフ革命」と同じ写真が使われていました。「ポルナレフ革命」の現在のCDジャケットはフランスと同じものになっていますが味気ないです。日本オリジナルがやっぱりいい!

ミッシェル・ポルナレフは本国では国民的歌手かもしれませんが、70年代の彼は間違いなく日本の歌手でもあったんです。

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