女性ファンの「キャー」という歓声が何とも70年代アイドルしてますね。
沢田 研二
雰囲気なのか、曲調なのか、はたまた共通の作詞家:阿久悠が絡んで知るせいなのか当時の沢田研二とCharには共通点があるように思えます。
個人的な交流があったかどうかは定かではありませんが、沢田研二とはテレビで共演してるんですね。
う~ん、やはり2人は同じ匂いがします。いくら「サティスファクション」を演ってもロックな感じが希薄だという。時代でしょうかねぇ。
闘牛士
アイドル時代の最後を飾る4枚目のシングル「闘牛士」。1978年3月25日のリリースでした。まぁ、とにかくこの曲はイントロのギターカッティングに尽きますね。「薔薇を投げるなら 明日にしてくれ」から始まる無国籍にしてリアリティの全くない阿久悠の歌詞が歌謡ロックを盛り上げます。
闘牛士
Charが芸能界でも成功した最大の原因は、曲の良さやギターテクニックもさることながら、イケメンってことですよね。
いやぁ、いい曲です。歌謡ロックの最高峰かもしれません。が、しつこいようですが、この手の曲はどうしてもジュリーを感じてしまいます。
アイドル時代
やはりCharにとってアイドル時代は苦労の連続だったようです。当時のエピソードをChar自身が語っています。
大変な時代だった。それでも素晴らしい曲を残しているわけですから、流石としか言いようがありませんね。
Charたちの活躍があって徐々にロックが日本のお茶の間にも浸透していくわけです。
しかし、時に1978年。世界的にはパンクの年です。遅い。日本でもパンクバンドの走りとしてアナーキーなどがデビューしていますが、世間一般の目はそこまでは行き届いていません。ここから加速度的に浸透していくとはいえ、まだまだ日本にロックが根付くには時間が必要だったということですね。