雑居時代
1973年10月~1974年3月に放映され大ヒットしたテレビドラマ「雑居時代」。ご存知ですか?最高に面白いホームドラマであり、ラブコメでもあります。

雑居時代 - Wikipedia
「雑居時代」は、1971年に放送された「おひかえあそばせ」から始まる石立鉄男&ユニオン映画シリーズの4作目であり「おひかえあそばせ」のリメイクです。
主役の石立鉄男をはじめ、大坂志郎、冨士眞奈美、山本紀彦など共通する出演者が多いのですが、皆個性豊かで見ごたえのある役者です。
中でも光り輝いているのは次女の栗山夏代を演じた大原麗子でしょう。

栗山夏代/大原麗子
姐御と呼ばれる勝気な女性役ですが、それはそれは美しく魅力的です。非常に可愛くもあります。「雑居時代」は大原麗子のためにあると言っても過言ではないほどです。
大原麗子は表情が生き生きとしていて単純に見ていて楽しいのです。

栗山夏代/大原麗子
ちょっと澄ました感じとか。。。

栗山夏代/大原麗子
驚いた感じも。。。

栗山夏代/大原麗子
でも、やっぱり、幸せそうに微笑んでいる表情は最高ですね。

栗山夏代/大原麗子
この画像は主人公の石立鉄男演じる大場十一との結婚を決意した際に彼を見つめるシーンですが、まぁ、羨ましい限りです。
フィアンセが大原麗子であったら、どんなに幸せでしょうね。
出演者
大原麗子をより魅力的にしているのが、役柄ですね。この栗山夏代という役が魅力的なんです。しかし魅力的なのは栗山夏代だけではありません。雑居時代は適材適所といいますか、毎回のゲストも含め出演者が全員魅力的なんです。
先ず何と言っても主役を務めた“水曜8時の男”、石立鉄男ですね。

大場十一/石立鉄男
主人公の大場十一を演じる石立鉄男ですが、まぁイケメンとは言い難いです。しかし、味があると言いますか、話が進むにつれだんだんとカッコよく見えてくるから不思議です。
コミカルでぶきっちょだけど優しく男気がある。そんな役どころですね。
大場十一とひとつ屋根の下で生活することになった栗山家の人々ですが、父親の栗山 信を大坂志郎が演じます。

栗山 信/大坂志郎
もう父親役ならこの人しかいないだろうというはまり役ですね。石立鉄男とは何度も共演していますし、相性はバッチリです。
長女役の冨士眞奈美を筆頭に個性豊かな栗山5姉妹。

栗山姉妹
まさに美人姉妹。皆さんお綺麗です。
いい味を出しているのが、優柔不断な十一の師匠役の川崎敬三ですね。

稲葉勇作/川崎敬三
他にも山本紀彦や山田吾一、二見忠男などレギュラー陣は癖と味のある芸達者ばかりです。
そよ風のように
テーマソングを歌うのはフーコこと三女役の山口いづみです。
今もお綺麗とはいえ、この頃の山口いづみは、美しさ、かわいさのピークだったのかもしれないですね。
山口いづみは歌手としても活動していましたが、雑居時代のテーマソング「そよ風のように」はシングル盤では発売されませんでした。
現在はアルバム「コンプリート・シングル・コレクション」にボーナス・トラックとして収録されています。

「そよ風のように」 歌:山口いづみ
ドラマ
顔を合わせればケンカばかりの2人。このもどかしいようなイチャイチャ感がこのドラマのたまらない魅力です。

ケンカばかりしているのですが、たまに気の合うシーンが出てきます。見ている方は、思わずガッツポーズをとりたくなるほど嬉しくなってしまうんです。

2人ともいい笑顔ですよね。
いい笑顔と言えば、第23話で美女対決が楽しめます。
大原麗子とゲスト出演の下景子です。
甲乙つけがたいとはこのことでしょうか。とは言え、焼きもちを焼く夏代が可愛らしいので、やはり大原麗子の勝ちですかね。
で、家族に2人の結婚が認められるシーンです。
深夜の教会に忍び込んで2人だけで結婚式を挙げることになります。これが、ドレスも指輪もないけれど最高の結婚式です。

好きな人といつまでも一緒に居たいと思わずにはおれない結婚式です。
劇中に「好きな人に騙されるってステキなことじゃない」という夏代のセリフがありますが、相手が大原麗子ですからね。いくらでも騙されてやるっていう気分になります。