新学期、新年度が始まる季節。この時期になると「♪ピッカピカの一年生」を思い出します。小学館の学習雑誌『小学一年生』のテレビCMです。『小学一年生』は大正14年(1925年)、学習雑誌の先駆けとして誕生した雑誌で、自分が子供のころにも、書店に伺うとデデンと置かれていた記憶があります。
新学期を迎えて新しい教科書を持ちながら新しい教室に入る緊張感・・・懐かしいです。
そこで連想したのが、学校教科書にも採用されたことがある有名な絵本『泣いた赤鬼』。浜田廣介さんが書かれた日本の児童文学の代表作です。絵本をご存知の方も多いかと思いましたので、今回はこのお話。
『泣いた赤鬼』とは
あらすじをウィキペディアから以下抜粋させていただきますと・・・
というお話です。青鬼の優しさに泣いた読者も多いと思います(私は泣きました)。友達のために動く勇気を、私はこのお話で教わりました。
青鬼がご当地キャラクターに?
ところで私は「讃岐うどん」で有名な香川県出身なのですが、先日帰省したら、なんと!青鬼さんが香川に居るじゃないですか!しかも「親切な青鬼くん」として、ご当地キャラに!正しくは「香川県観光推進マスコットキャラクター」に!!
親切な青鬼くん/プロフィール わがかがわ観光推進協議会
どういうことだ(汗)
「わがかがわ観光推進協議会(事務局:香川県観光振興課)」のホームページによると、
『泣いた赤鬼』のお話の中で旅に出た青鬼は、全国を旅する中、香川県に立ち寄り、讃岐の方々の接待の心(四国霊場88ヶ所めぐりをするお遍路さんに対し、地元の方がご飯や宿などを接待する風習を「オセッタイ」と言います)に触れ、人々の暖かい心に感謝して香川に住みついた・・・らしいです。
「楽しく暮らす」場所を見つけた青鬼の姿にホッコリ
確かに、帰省した時、高松駅で鬼の石像を見かけてはいましたが、まさか「泣いた赤鬼」に出てくる青鬼くんだったとは。
でも、旅に出た青鬼が赤鬼同様に「楽しく暮らす」場所を見つけることができたのだな…と思うと、それはそれでホッコリしますね(笑顔)石像の青鬼くんは笑顔で楽しそうです。
笑顔で新年度を迎えたいですね♪