70年代に活躍した酔いどれロッカーたちが愛したお酒を音楽と共にご紹介します

70年代に活躍した酔いどれロッカーたちが愛したお酒を音楽と共にご紹介します

70年代には、お酒とロッカーは切っても切れない間柄といったイメージがありました。実際にお酒にまつわるエピソードは数多くありますし、それで命を落としたミュージシャンもいます。酔いどれロッカーたちの好みのお酒を調べてみました。お酒にあう音楽と共にお楽しみください。


数多くあるアイリッシュ・ウイスキーの中でも世界中で愛されているのが、1780年にダブリン市内のボウストリートで創立されたジェムソンです。
まろやかな味わいが特徴ですが、その秘密はピートを使わず密閉炉でじっくり乾燥させた大麦が原料で、しかも3回も蒸留を行い(一般的なスコッチは2回)樽熟成で造り上げられているからなんです。

ジェムソン

Jack Daniel's

出身地:イングランド ロンドン
活動期間:1975年~2015年

レミー・キルミスター(モーターヘッド)

70年代のロック界でお酒と言えば「ジャック・ダニエル」でしょう。ジャック・ダニエルを好むミュージシャンは数えきれません。エリック・クラプトンのように、好きすぎてアルバムのジャケットに一緒に写っていたりもしますし、キース・リチャーズはジャック・ダニエルをステージでラッパ飲みしているところが映画に出てきたりもします。

しかし、ジャック・ダニエルといえばシラフでいる事がないというほどの酒好きのモーターヘッド、中でもベースのレミー・キルミスターです。
レミー・キルミスターが愛飲していたのは代名詞となっていたコーラのジャック・ダニエル割りです。間違えないでください。ジャック・ダニエルのコーラ割りではなく、コーラをジャック・ダニエルで割るのです。かなり濃いそうですね。

モーターヘッドですから、じっくりとお酒を飲みながら聴くというよりも、飲んで飲んでテンションを上げていくといった感じでしょうね。

1866年に作られたジャックダニエルは今やテネシー・ウイスキーを代表的する銘柄です。本社は、アメリカ合衆国テネシー州リンチバーグにあります。
原料はとうもろこしが80%にライ麦、大麦麦芽を使用して作られています。

ジャックダニエル

Nondrinker

出生名:Thomas Alan Waits
生誕:1949年12月7日
出身地:アメリカ合衆国 カリフォルニア州ロサンゼルス郡ポモナ
活動期間:1971年~現在

トム・ウェイツ

いよいよ真打の登場です。「酔いどれ詩人」の異名をとるトム・ウェイツをご紹介しましょう。彼が作る曲はいかにも場末の酒場の香りがします。そして何といってもあの独特の声。いかにも酒焼けといった感じですが、その声は年を重ねるごとに迫力を増しています。ファースト・アルバムの頃に比べるともう別人のようです。

日本でも比較的知られているトム・ウェイツの代表曲といえば、1976年リリースの3枚目のアルバム「スモール・チェンジ」に収録されている「トム・トラバーツ・ブルース」でしょうか。もう既に迫力というか風格すら漂っていて、声の力に圧倒されます。この曲はロッド・スチュワートのカバーでも有名ですね。

素晴らしい曲ですね。さすがに酔いどれ詩人と言われるだけあって、お酒を飲みながら聴くには最高です。さて、そんなトム・ウェイツは、どんなお酒が好みだと思いますか?曲から連想するとウィスキーでしょうか。しかし、お酒が最も似合うミュージシャンですが実はお酒が飲めないのだそうです。意外ですよね。人は見かけによらないということでしょう。


如何でしたか?思わずお酒を飲みたくなっていませんか?
お酒は人生の友とも言いますし、飲み方を間違わなければ確かに最高の友だと思います。音楽との相性も良いですしね。但し、くれぐれも飲みすぎにはご注意ください。

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