ジェムソン
Jack Daniel's
レミー・キルミスター(モーターヘッド)
70年代のロック界でお酒と言えば「ジャック・ダニエル」でしょう。ジャック・ダニエルを好むミュージシャンは数えきれません。エリック・クラプトンのように、好きすぎてアルバムのジャケットに一緒に写っていたりもしますし、キース・リチャーズはジャック・ダニエルをステージでラッパ飲みしているところが映画に出てきたりもします。
しかし、ジャック・ダニエルといえばシラフでいる事がないというほどの酒好きのモーターヘッド、中でもベースのレミー・キルミスターです。
レミー・キルミスターが愛飲していたのは代名詞となっていたコーラのジャック・ダニエル割りです。間違えないでください。ジャック・ダニエルのコーラ割りではなく、コーラをジャック・ダニエルで割るのです。かなり濃いそうですね。
モーターヘッドですから、じっくりとお酒を飲みながら聴くというよりも、飲んで飲んでテンションを上げていくといった感じでしょうね。
ジャックダニエル
Nondrinker
トム・ウェイツ
いよいよ真打の登場です。「酔いどれ詩人」の異名をとるトム・ウェイツをご紹介しましょう。彼が作る曲はいかにも場末の酒場の香りがします。そして何といってもあの独特の声。いかにも酒焼けといった感じですが、その声は年を重ねるごとに迫力を増しています。ファースト・アルバムの頃に比べるともう別人のようです。
日本でも比較的知られているトム・ウェイツの代表曲といえば、1976年リリースの3枚目のアルバム「スモール・チェンジ」に収録されている「トム・トラバーツ・ブルース」でしょうか。もう既に迫力というか風格すら漂っていて、声の力に圧倒されます。この曲はロッド・スチュワートのカバーでも有名ですね。
素晴らしい曲ですね。さすがに酔いどれ詩人と言われるだけあって、お酒を飲みながら聴くには最高です。さて、そんなトム・ウェイツは、どんなお酒が好みだと思いますか?曲から連想するとウィスキーでしょうか。しかし、お酒が最も似合うミュージシャンですが実はお酒が飲めないのだそうです。意外ですよね。人は見かけによらないということでしょう。
如何でしたか?思わずお酒を飲みたくなっていませんか?
お酒は人生の友とも言いますし、飲み方を間違わなければ確かに最高の友だと思います。音楽との相性も良いですしね。但し、くれぐれも飲みすぎにはご注意ください。