晩年は病との熱い勝負!!
琴櫻傑將 - Wikipedia
色々な点で弟子の”琴奨菊”とうり二つ!!!
昨年、琴奨菊が念願の優勝を果たしたことは記憶に新しいが、今から44年前、琴奨菊と同じように「確変」をして、突如優勝し、その勢いで横綱に駆け上がった力士がいる。
琴奨菊の最初の師匠であり、今の師匠琴ノ若の義父に当たる琴櫻である。琴櫻も「ウバ桜」と呼ばれるロートル大関だったが、32歳で優勝し、横綱になった。
相撲スタイルも二人は共通している、「四つ身の押し相撲」だ。
琴櫻は力士時代は182cm150kg、琴奨菊は179cm180kg。どちらも短躯であんこ型だった。風貌もよく似ている。まったくうりふたつと言っても過言ではない。
また、上で記したように時代背景もよく似ている。琴櫻の時代は大横綱の大鵬が引退、後継者たる玉ノ海も急死し、北の富士はいるものの、時代の転換期だった。かたや琴奨菊はというと、白鵬の衰えがはっきりしてきた時代にいる。境遇はよく似ている。
まさに、琴奨菊にとっては横綱になれる潜在一隅のチャンスが到来した訳であるが、琴奨菊が師匠の琴櫻と同様にこのチャンスをものにし横綱になれるのかは、琴奨菊自身の「心・技・体」にかかっている。
