JRに継承された施策としては、1988年に開業した青函トンネルを経由して運行される列車の運行と、瀬戸大橋を経由して運行される列車の運行がありました。
前者では「北斗星」が、個室寝台を中心にした編成、専用色とした「青に3条の金帯」への塗色変更、食堂車の時間指定を行うなど、従来の列車とは著しく異なった列車として人気を集め、当時のバブル景気にも乗って豪華列車として成功した例となりました。
人気を集めた「北斗星」
寝台特急「トワイライトエクスプレス」(大阪-札幌間)が豪華編成で復活! - Middle Edge(ミドルエッジ)
2000年代以降は相次ぐ廃止、ついに終焉へ
ちなみに「寝台列車」という観点からみると、ブルートレインの後継であるサンライズ瀬戸・出雲や、ブルートレインの運行を全廃したJR九州が、九州を一周する豪華寝台列車「ななつ星in九州」を2013年10月15日から運行を開始。
廃止されたブルートレインの列車名の中には、新幹線の列車名として復活したものもあります。
九州ブルトレの代表格だった「みずほ」「さくら」は、山陽新幹線から九州新幹線へ直通する新幹線列車として復活。
「はやぶさ」は新青森駅まで延長された東北新幹線ならびに新函館北斗駅まで開業された北海道新幹線の列車名に。
「日本海」の補完的役割としていた「つるぎ」は、北陸新幹線の富山駅 - 金沢駅間を結ぶ新幹線列車として復活しました。
【ななつ星in九州】いまの若者にはささらない?豪華で高価な「ななつ星」 - Middle Edge(ミドルエッジ)