人間の底知れぬ欲深さを描いた『マルサの女2』。いまこそ必見!80年代最高の脱税エンターテインメント!?

人間の底知れぬ欲深さを描いた『マルサの女2』。いまこそ必見!80年代最高の脱税エンターテインメント!?

日経平均株価が3万円を超えようとかというバブル景気真っ只中の1988年。『マルサの女2』は、前年大ヒットした『マルサの女』の2作目として公開された。「スッキリしないラストシーン」などの賛否もあったが、1作目同様、多くの観客を集めた。90年代以降の日本社会を予見していたともいえる伊丹十三監督の80年代最高の脱税エンターテインメント(!?)『マルサの女2』をご紹介!


もっともっと誰も創造しえないエンターテインメント作品を作り続けてほしかった…異能の人、伊丹十三

映画監督、俳優としての伊丹十三が最も有名だったと思う。しかし、ほかにも、エッセイスト、商業デザイナー、イラストレーター、CMクリエイター、ドキュメンタリー映像作家など、さまざまな才能を持つ、元祖マルチクリエイターともいうべき存在だった。1984年、51歳での初監督作品『お葬式』でデビュー。その後、次々と問題作、話題作を、精力的に撮り続けた。

 1984年、51歳で、『お葬式』で映画監督としてデビューし、日本国内で高い評価をうける。この作品で受賞した映画賞は、日本アカデミー賞、芸術選奨新人賞を始めとして30を超えた。この映画は信子の父の葬式がきっかけであり、わずか一週間でシナリオを書き上げた。  なお、本作はその著作を読み漁り講演などには必ず駆けつけるほど傾倒していた蓮實重彦の「理論」を強烈に意識して制作されたものであり、事実、主に30年代 - 40年代に至るハリウッド映画のシーン、ショットの引用が多数ちりばめられている。しかし、試写会に訪れた蓮實に対し伊丹は高評価を期待し揉み手をして歩み寄り声を掛けたが、蓮實は無碍に「ダメです」と返答しただけだった。伊丹は蓮實からの予想外な酷評にひどく失望したと言われているが、その影響からか二作目以降は「引用の織物」による「芸術的」な側面は姿を消し、もっぱらエンターテインメントに徹した作風となっている。  また、この作品で伊丹はその前歴の俳優・エッセイスト・ドキュメンタリー作家・CM作家・イラストレーター・商業デザイナーとしての全ての経験が活かせる事を発見し、その後も食欲と性欲の未分化な人びとを喜劇的に描いた『タンポポ』や国税局査察部・通称「マルサ」に対する徹底した取材を元にした『マルサの女』、ヤクザの民事介入暴力と戦う女弁護士を描いた『ミンボーの女』など、日本の社会に対する強い問題意識をもちながら、かつエンターテインメント性に富み、映画史的引用や細部にこだわった映画作品を作り、一躍当時の日本を代表する映画監督となり、「伊丹映画」というブランドを築く事に成功する。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BC%8A%E4%B8%B9%E5%8D%81%E4%B8%89

伊丹十三 - Wikipedia

さまざまな憶測が飛び交った、伊丹十三の自殺、そして真相は!?

伊丹十三監督は1997年にこの世を去っている。自殺ということで。ただし、これが真実かどうかについてはさまざまな憶測があるようだ。何が真実かはわからないが、映画製作において、社会の暗部に切り込み過ぎたことが災いしたのだろうか。

1997年12月20日、伊丹プロダクションのある東京麻布のマンション下で遺体となって発見された。当初から、経緯について様々な説が飛び交った。 かつて『ミンボーの女』(1992年)公開後に襲撃事件があった経緯から、当初から暴力団の関与を疑う声はあった。ただ、事務所にワープロ印字の遺書らしきものが(別途関係者宛にも)残されていて、そこに「身をもって潔白を証明します。何もなかったというのはこれ以外の方法では立証できないのです」との文言があったことから、写真週刊誌『フラッシュ』によりSMクラブ通いや不倫疑惑が取り沙汰されたことに対する抗議の投身自殺か、とも推測されるようになった。だが、伊丹はレタリングデザイナーとして日本有数と自負する存在であり、書き文字には人一倍の愛着とこだわりを持っていたことから、遺書が手書きでなくワープロで打たれていた点が不自然とされた。また、死の直前、FLASHの記者から不倫疑惑について問われた際、伊丹は笑いながら「妻に聞いてみればいいよ」「(不倫疑惑は)いつものことだから」と軽口で答え、その様子がFLASH誌面に掲載されている。また死の5日前まで医療廃棄物問題の取材も続けていた。「飛び降り自殺」はまさにその直後のことであり(インタビュー、FLASH発売直後)、自殺直前の様子との不自然さから、その「自殺」には強い疑惑が持たれ続けている。ジェイク・エーデルスタインの著書によれば、伊丹は当時後藤組と創価学会の関係を題材にした映画の企画を進めており、後藤組組長の後藤忠政がそれを快く思わず、後藤配下の5人が伊丹の体をつかんで銃を突きつけ屋上から飛び降りさせたと、自身が取材した人物が語ったという。また大島渚や立川談志など古くから伊丹十三を知る人物も、警察が死因を「自殺」と断定した後も「不倫報道ぐらいのことで、あいつは自殺しない」「飛び降り自殺は絶対に選ばない」と話し自殺を否定した。 宮本信子は2002年12月20日、「感謝の会」における挨拶では「本人が決めたことですから仕方がないですけれども」と語った。 2005年1月、インターネットの掲示板上で、伊丹の死が創価学会によるものという風評が掲載された。創価学会は事実無根として掲示板の管理者に対し訴訟を起こす。2009年2月、東京地裁は原告創価学会の主張を認め、被告に80万円の損害賠償を命じた。

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伊丹十三 - Wikipedia

自殺から約3か月経った3月31日、NHK(総合テレビ)が誠に興味ある番組を放映してくれたため、筆者の疑問は一気に氷解した。その番組よると、どうも、伊丹の自殺の背景には「医療廃棄物問題」があったらしいのだNHK総合テレビ3月31日午後10時00~10時45分の『伊丹十三が見た医療廃棄物の闇~病院の裏側を追った伊丹監督最後の3カ月間』によると、伊丹は自殺の5日前まで、医療廃棄物問題の取材を続けていたという。 伊丹は、本来カネをかけて、有害な影響が周囲におよばないように適切に処理して捨てなければならない資料廃棄物(ウィルス等に汚染された恐れのある注射針や脱脂綿や包帯、あるいは肉片、最悪の場合は中絶胎児なども)が、カネをけちる愚か者(医療関係者)によって、不法に、そこらの空き地に捨てられているという事実などに注目し、取材を重ねていたという。 医者の世界は、伊丹のような優れた知性の持ち主が本気になって調べれば、いくらでも「犯罪的事実」が出てきかねない、伏魔殿のような世界なのである。しかも、伊丹は、大島渚監督のような、人を楽しませる素質があまりない「りくつ屋」ではない。「葬式」とか「課税」とか「暴力団対策」といった、人々の、ありふれた、凡人の目にはさして面白いとも思えないような日常的な営みを、優れた「娯楽映画」に仕立て上げるという、高度な知性と才能を持っている。伊丹の手にかかれば、「医療廃棄物問題」などという、およそ凡人には娯楽映画の題材になるとは思えないような問題でも、面白い映画に仕立てて大勢の観客を引き付けることは可能であろう、ということは想像に難くない。もしそうなった場合、日本の「医者の世界」と医療関連業界はどういう立場に立たされるであろうか?…………医者と医療関連業界の「犯罪」に国民全体の関心が集まり、そして「薬害エイズ」など比較にならないような大スキャンダルが惹起されるであろうことは、容易に想像できよう。いままで患者や医学部の学生の前できれいごとを言ってきた医者たちが、今後もきれいごとを言い続けるためには、是が非でも伊丹の医療廃棄物問題をテーマとする映画の制作をやめさせなければならない。 かくして、医療業界は自力で伊丹を脅すほかなかった。中村喜四郎や田中角栄の場合のように刑事事件をでっちあげることもできず、暗殺もできないとなれば、あとは女性問題などでスキャンダルをしかけて、それを医療業界が広告を出しているマスコミ(週刊誌やテレビ局)に取り上げさせ、伊丹の家庭を崩壊させ、夫婦仲を壊し、スキャンダル報道をやめてほしかったら、映画の製作を中止しろと迫るぐらいしか、方法はあるまい。

http://www.asyura2.com/0401/idletalk8/msg/256.html

筆者は自殺をしようと思ったことがないので、よくわからないのだが、夫婦仲がこわれるほどの、洪水のようなスキャンダル報道というのは、おそらくあるのだろう。 伊丹は死の直前に、パソコンの画面に妻で女優の宮本信子の写真を映して眺めていたというから、彼が妻に嫌われるのを恐れ、スキャンダル報道を懸念したのは間違いあるまい。 しかし、そんなに妻がだいじなら、(医療廃棄物)の映画の制作を中止すればよいではないか、と思えるかもしれないが、彼には「脅迫に屈して」映画制作を中止できない理由があった。 伊丹は『ミンボーの映画』を制作・公開した直後、映画の内容に怒った暴力団員に刃物で斬り付けられ重傷を負ったが、手術で一命を取りとめたあと、伊丹は妻の宮本信子を通じて「これからも(脅しに屈せず)社会派映画を作っていきます」との声明を発表してしまっている。いまさら「脅迫に屈して映画制作をやめました」とは言えないのだ。 伊丹はだれもが認める高度な知性の持ち主であるにもかかわらず、なぜか学歴は高卒である。伊丹の父は高名な映画監督で、母は女優だ。伊丹家の価値観では「監督は文化人で知的な職業だが、俳優はそれほどでもない」ということだったのだろう。伊丹は容姿と演技の才能に恵まれていたので永年俳優として活躍していたが、初監督作品の『お葬式』で監督としての評価を得ると、ただちに俳優を引退し、監督に専念してしまう(これは、ロバート・レッドフォード、シルベスター・スタローン、ジョディー・フォスターらが監督を経験したあともなお俳優であり続けた事実と、著しく対照的である。ちなみにレッドフォードは『普通の人々』アカデミー賞監督賞を受賞、あとの2人は大卒で、とくにジョディー・フォスターは名門プリンストン大学卒である)。 妻からも、映画ファンからも、どうしても「監督として」認められたい伊丹は、『ミンボーの女』のとき「暴力に屈せぬ、言論の自由の担い手」を演じてしまった以上、いまさら「脅しがこわくて言論をやめました」とは口が裂けても言えなかっただろう。「非大卒」のハンデのせいかどうか厳密には不明だが、伊丹は「認めてもらい」一心で自殺を選んだと考えないと、彼の自殺は、とても納得できるものではない。

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ちなみに、伊丹十三の異能ぶりに関心のある方はこちらからどうぞ!

伊丹十三 - Wikipedia

◎伊丹十三監督作品の予告編+特報+まさかの全編動画!

お葬式

タンポポ

マルサの女

あげまん

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