ただのアイドル・バンドでは終わらなかったスウィート

ただのアイドル・バンドでは終わらなかったスウィート

アイドルバンドからグラム・ポップ系の代表バンドとなったスイート。ポップな持ち味にハードロックの要素を取り入れて70年代に大きく進化していきました。今となっては70年代のファッションも面白いですよ。


SWEET

スウィート (SWEET) は、ブライアン・コノリー(ボーカル)、ミック・タッカー(ドラムス)、スティーヴ・プリースト(ベース )、アンディ・スコット(ギター)の4人からなる70年代に活躍したイギリスのロックバンドで、全英シングルチャートのトップ10に10曲も送り込んでいます。

出身地:イギリス
ジャンル:ポップ、ハード・ロック、グラムロック
活動期間:1968年~1981年、1985年~1991年

スウィート

結成は1968年で、その年の7月にシングル「スローモーション」でデビューしています。しかし、この曲は商業的に失敗し、その後3枚のシングルを発売しますがどれも成功しませんでした。

レコード会社を移籍し、1971年に発売したシングル「ファニー・ファニー(Funny Funny)」が全英13位とスマッシュ・ヒットを記録したことで注目を集めるようになります。

このアイドル然とした楽曲は、当時のヒットメーカーであったマイク・チャップマンとニッキー・チンの作詞作曲によるものです。
聴いているとウキウキする、とてもよくできた曲ですね。

続いて発表した「コ・コ」も全英2位、全米でも99位いうヒットになりました。

How Sweet Co-Co Can Be

ヒットシングル「ファニー・ファニー」、「コ・コ」を含むスウィートのファースト・アルバム。全体にポップで明るい印象の聴きやすいアルバムです。ダイアナ・ロス&シュープリームスの「リフレクションズ」やラヴィン・スプーンフルの「デイドリーム」のカバーも入っています。

1971年リリース

【収録曲】
1. Co-Co
2. Chop Chop
3. Reflections
4. Honeysuckle Love
5. Santa Monica Sunshine
6. Daydream
7. Funny Funny
8. Tom Tom Turnaround
9. Jeanie
10. Sunny Sleeps Late
11. Spotlight
12. Done Me Wrong All Right

How Sweet Co-Co Can Be

マイク・チャップマンとニッキー・チンのコンビは本当にすごかったんですね。すばらしくポップな曲を連発していて1972年に発売した「リトル・ウィリー」は全英4位、全米3位となりミリオンセラーを記録しています。

ヒットしただけあって、これもいい曲ですね。

ただスウィートは、徐々に自我がでてきてマイク・チャップマンとニッキー・チンの支配から逃れ、自立することを試みます。
5枚目のアルバムに収録されている、オリジナル曲の「フォックス・オン・ザ・ラン」が全英2位[、全米5位となるのが1975年のことで、ここからがアーチストとしてのスウィートのキャリアが始まるといってもいいでしょう。

DESOLATION BOULEVARD

1975年発売の5枚目のアルバム「荒廃の街角」です。
メンバーの写真を見ればその髪型にアイドル時代をまだ感じることができますが、音の方はハードロックになり、コーラスも分厚くなっています。代表曲でもある「初恋の16才」、「フォックス・オン・ザ・ラン」を収録。

1975年リリース

【収録曲】
1.ロックン・ロールに恋狂い
2.初恋の16才
3.ノー・ユー・ドント
4.A.C.D.C. 
5.アイ・ワナ・ビー・コミッテッド 
6.スイートF.A. 
7.フォックス・オン・ザ・ラン 
8.セット・ミー・フリー
9.イン・トゥ・ナイト
10.ソリッド・ゴールド・ブラス

荒廃の街角

「フォックス・オン・ザ・ラン」ですが、さすがにいつ聴いてもワクワクすします。名曲とはこうしたものなのでしょう。
ついでにもう一曲「ロックン・ロールに恋狂い」を。このアルバムの冒頭を飾る曲ですが、スウィートは変わったと思わせるに十分な出来です。

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