ハーフで、身長191cmのイケメン投手だったデニー友利。
体型は均整の取れた長身の7頭身で、1993年の横浜ベイスターズの新ユニフォーム発表会では、当時全く実績がなかったデニー友利が主力選手に混じってモデルを務めたこともある。
また、大洋時代の同僚だったR・J・レイノルズに、「(友利は)モデルになればビバリーヒルズにも住める」と言われたため、ある監督から「モデル事務所を紹介するぞ」と野球界からの引退を勧められたといわれる。
そのイケメンぶりを買われてか、1998年に放送された榎本加奈子主演のドラマ「おそるべしっっ!!!音無可憐さん」にピザ屋の店員役で、2005年の映画で全米1位初登場を記録した「50回目のファースト・キス」に病院のスタッフ役でそれぞれ出演したことがある。
おそるべしっっ!!!音無可憐さん vol.1 [VHS]
その他、エピソード満載!
西武ライオンズでは1999年に入団した「平成の怪物」松坂大輔の教育係的存在であった。
しかし、その実態はまるで年の離れた兄弟のような関係でもあった。
友利が松坂をイジると、松坂が仕返しに練習終了時などに友利をおちょくり、友利はそれに冗談で"激怒"して松坂を追い掛け回す、という非常に仲の良い関係が続いた。
その後、MLBのボストン・レッドソックスで国際担当顧問兼巡回コーチに就任した2008年3月には、東京ドームで行われた『RICOHプレゼンツ MLB開幕戦』で、レッドソックスのチームスタッフとして松坂大輔に同行して参加している。
ファンから贈られてきたバレンタインチョコに埋もれる松坂大輔とデニー友利
西武ライオンズ時代の同僚、デニー友利と松坂大輔がハイタッチ!
落合監督とデニー
2000年代以降の来歴
2002年以降、西部ライオンズではほとんど登板機会を与えられず、2003年からは古巣・横浜ベイスターズに復帰。
2004年オフにはメジャーへ挑戦。ボストン・レッドソックスとマイナー契約を結ぶもメジャー昇格はならなかった。
2006年は上記にある通り、中日ドラゴンズに入団。中日では31試合で8ホールドを挙げ防御率3.10とベテランとして優勝に貢献した。
2007年に戦力外通告を受けて引退。
通算成績は399試合で18勝29敗30セーブ、防御率3.89。
21年間の現役時代に大きな怪我もなく、投手人生を全うした。