動乱の1968年、ポスト・ビートルズを虎視眈々と狙って異色に満ちたグループが結成される。イエスもその最大の一つ

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世界的な学生動乱期にあたる1968年は、ビートルズの晩年期にあたり、「ポスト・ビートルズ」を目指して、英国では非常に多くのバンドが独自のサウンドを創りだし競争をしていた。 イエスはメンバーの出入りも多く、アンダーソンを中心に置いたセッションバンドである色彩が強い。同業プログレのキング・クリムゾンが、オーナー=ロバート・フィリップをコアにしたバンドで、アルバムごとに、面子が入れ替わったのと同じように。


たそがれたか、高齢者バンドの宿命

低迷期が続く

再結成後の結晶:Union

アルバム、シングルもヒットしたのは分派側「イエス=ABWH」であったが、次のアルバムを制作する段になって、両者の統合が進む。
アンダーソンがラビンに曲の依頼を依頼したりはじめ、左右のメンバーが次第に統合されてくる。そこで完成したアルバムは、「UNION」(邦題:結晶)である。サポート・メンバーにはレビンやシャーウッドを加えて総勢8人、ワールドツアーも敢行される。
なおツアー終了後、ドラムスのブラッフォードが脱退。ハウは解雇に。ウェイクマンも脱退。1994年アルバム「トーク」をリリース。ツアー後ラビンとケイが脱退。その後ハウとウェイクマンが出戻り。
非常に出入りが激しい中、1996年にアルバム「キーズ・トゥ・アセンション」と翌年の1997年に、「キーズ・トゥ・アセンション2」がリリースされる。この二つのアルバム収録後、ツアーが予定されていたが、マネジメントの失態でキャンセル。結果としてウェイクマンが脱退するという予想外の展開に。

再び活動停止状態と2世の加入;リックの長男=オリバー

2世誕生

1997年の二枚目のアルバム「オープン・ユア・アイズ」に続き、1999年には「ラダー」2001年「マグニフィケイション」がリリースされるも、全英、全米ともパッとせず、「マグニフィケイション・ツアー」のに入る。
ツアー終了義、ウェイクマンの再加入が発表されるが、ライブ・ツアーのみで新しいレコーディングはない。ついで2004年に、オーナーであるアンダーソン不在のまま、混成メンバーでライブに参加。これが契機となったか、2008年まで再び活動停止に陥る。
ただ実は、アンダーソンの体調不良、病気によることが大きい。しかしその後、2016年以外のライブには、アンダーソンがイエスの舞台に現われことはめっきりなくなった。
なお2005年にはウェイクマンことリックがイエスの活動不参加を表明。しかしリックの長男、オリバー・ウェイクマンが2008年より一時的に父親の代役を務めるも定着しなかった。

その後のイエス、そしてベース=クリス・スクワイヤの死

デビュー当初から一貫したベーシスト=スクワイア逝去

カナダ人ボーカリストであるベノア・デイヴィッドを加入させ、2010年にはアルバム「フライ・フロム・ヒア」を、また2112年には「ヘブン・アンド・アース」をリリース。
2013年、デビュー時の初代ギター=ピーター・バンクスが死去。
2015年急性骨髄性白血病を患った、バンド創業期からの一貫したベーシスト=クリス・スクワイヤが逝去。しかし本人の遺志を尊重してバンド活動の継続を表明。
2016年は、度ごとのメンバーの組み合わせで春のヨーロッパツアー、秋のワールドツアーが組まれたが、アルバムの制作などは行なわれていない。

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