マイ・ラヴ
「マイ・ラブ」はもうスタンダード曲ですね。風格があります。アメリカの大観衆の前でこの曲を歌えたことは感無量だったのではないでしょうか。そして大ヒット・アルバム「ヴィーナス・アンド・マース」に収録されている全米1位の軽快な曲「あの娘におせっかい」につながっていきます。
あの娘におせっかい
アナログE面
心のラヴ・ソング
この時点での最新アルバム「スピード・オブ・サウンド」からシングル・カットされ全米1位、全英2位の「心のラヴ・ソング」がE面の目玉だったと思われますが、今となっては「やすらぎの時」や「愛の証」といった曲が聴けることの方が嬉しかったりします。
アナログF面
そして最後は現在でもポール・マッカートニーの最重要ナンバーでありウィングスを代表する大名曲「バンド・オン・ザ・ラン」、そして「ハイ・ハイ・ハイ」で大団円のうちにこの壮大なロック・ショーは幕をとじます。
ライブ・アルバム「ウイングス・オーヴァー・アメリカ」は、ウィングスの集大成であると同時に、名曲がライブでは更に輝きを増すということを証明したアルバムでもあります。