「ディープ・パープル」は、1968年にイギリスで結成されたロックバンドで、ボーカル・ギター・ベース・キーボード・オルガン・ドラムスという構成で、マイナー・コードと爆音サウンドを屈指し、「リッチー・ブラックモア」の唸るギター演奏で繰り広げるハードロックの先駆け的存在です。1976年に一度解散しましたが、1984年に再結成し、現在に至るまで10期のメンバーチェンジを行いながらも活動しています。(現在はリッチーは脱退中)代表作「ファイヤー・ボール」「ブラック・ナイト」「ハイウェイ・スター」「スモーク・オン・ザ・ウォーター」「BURN」など名作揃いです!「レッド・ツェッペリン」、「ピンク・フロイド」、「ブラック・サバス」と並び、「カラーロックバンドの四天王」一つと言われています。ちなみに、私は一刻も早くリッチー様の再加入を望む大ファンです!
噴上裕也 スタンド「ハイウェイ・スター」 アーティスト「ディープ・パープル」
カーティス・メイフィールド(米)
「カーティス・リー・メイフィールド」は、1958年から活動を行っていたアメリカのミュージシャン、作曲家、マルチプレイヤーです。1958年に「インプレッションズ」としデビューし、「フォー・ユア・プレシャス・ラヴ 」などのヒットを出しましたが、その後メンバーチェンジを経てカーティスがヴォーカルをとることになり、インプレッションズは再びヒット曲を量産するようになりました。1965年に発表した「ピープル・ゲット・レディ」は、公民権運動を背景に大ヒットし、同楽曲は「アレサ・フランクリン」や「ジェフ・ベック」等多くのカバーが発表されています。1970年にカーティスはインプレッションズを抜け、ソロ・アーティストととして活動を始め、「マーヴィン・ゲイ」「ダニー・ハサウェイ」「スティーヴィー・ワンダー」らと並んでニュー・ソウルと呼ばれました。1972年に公開のブラックスプロイテーション映画「スーパーフライ」のサウンドトラックアルバム「スーパーフライ」を発表し、ビルボードで1位を獲得し地位を不動にしました。アメリカのソウル、R&Bシーンに多大な影響を残したほか、ボブ・マーリーなどにも強い影響を与えたアーティストです。
鋼田一豊大 スタンド「スーパーフライ」 アーティスト「カーティス・メイフィールド」
チープ・トリック(米)
「チープ・トリック」は、1977年にデビューしたアメリカのロックバンドです。同年、アルバム「チープ・トリック」発表しますが、本国アメリカでは商業的な成功は納められませんでした。その後2枚アルバムを発売しますが、ヒットしませんでした。しかし、何故か日本では人気が高まり、1978年4月には、初の来日公演として伝説の日本武道館ライヴを行います。その時の模様を収録したライヴ・アルバム「チープ・トリックat武道館」が、当初は日本限定企画だった予定が、本国で日本からの輸入盤が売れ出したため、急遽1979年に本国でもリリースされバンドにとって初の全米トップ10入り(最高4位)を果たすことになりました。また、このアルバムからシングル・カットされた「甘い罠 」は、ビルボード誌で7位まで上昇し、バンドにとって初の大ヒット・シングルとなりました。現在でも活動していますがお家騒動等もありオリジナルのメンバーでの来日公演を見たいですね。
乙雅三 スタンド「チープ・トリック」 アーティスト 「チープ・トリック」
エニグマ(羅)
「エニグマ」は1990年に活動を開始した、ドイツを活動拠点とするヨーロッパの音楽プロジェクトの名称です。「マイケル・クレトゥ」と元「アラベスク」の「サンドラ・アン・ラウアー」 を中心に結成されました。クレトゥは、ブカレスト、パリ、フランクフルト・アム・マインでクラシック音楽を学び、1970年代後半よりセッションミュージシャン(担当はキーボード)として活動を始め、サンドラと出会ったのもアラベスクのツアーにクレトゥが参加したのがきっかけです。民族音楽やグレゴリオ聖歌(グレゴリアン・チャント)、カンタータなどの古典音楽とダンスビートを緻密なサウンド・プロダクションで融合したサウンドで、世界的にヒットし世界的に大きな影響を及ぼし、後の「ディープ・フォレスト」や「アディエマス」のような、いわゆる「ヒーリング・ミュージック」の先駆者として語られることが多いですが、個人的には「静かなるクラフトワーク」ではないかと思います。
宮本輝之輔 スタンド「エニグマ」 アーティスト「エニグマ」
ザ・フー(英)
「ザ・フー」は、1964年に結成されたイギリスのロックバンドです。「ビートルズ」「ローリング・ストーンズ」と並び、イギリスの3大ロックバンドの一つと言われています。1969年に発表されたアルバム『ロック・オペラ “トミー”』でロック・オペラというジャンルを確立し、1971年発表の『フーズ・ネクスト』では、当時貴重なシンセサイザーを、後のテクノにも影響を与えたミニマル・ミュージック風に導入するなど、先進的な音楽性を持つバンドです。また、ギターを叩き壊しドラムセットを破壊する暴力的なパフォーマンスと文学性豊かな歌詞世界とのギャップが魅力のひとつと言われていました。活動休止を繰り返しながら現在でも活動をしています。又、海外ドラマの「CSI」シリーズでは歴代のシーズンで数多くの楽曲が主題歌として使われています。
