ジョジョの不思議な冒険 第4部 ダイヤモンドは砕けない
「荒木飛呂彦」先生の「ジョジョの不思議な冒険」と言えば1987年に「週刊少年ジャンプ」に連載され現在も誌面を変え連載中である。今回は、洋楽好き?の荒木氏が「スタンド」に洋楽の「アーティスト」「アルバム」「曲名」を使っている第4部「ダイヤモンドは砕けない」から洋楽とスタンドキャラを絡めてご紹介いたします。
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ピンク・フロイド(英)
「ピンク・フロイド」は1965年に結成された、プログレシックロックバンドの大御所です。「デビッド・ギルモア」「ニック・メイスン」「ロージャー・ウォーターズ」「リチャード・ライト」そして「シド・バレット」の5人でスタートします。当初はサイケデリックな音を作っていましたが「シド・バレット」が脱退しプログレへ舵を切り、爆発的な人気を得てブレイクすることになるのです。当時のプログレバンド「四天王」として「キング・クリムゾン」「YES」「エマーソン・レイク&パーマ」と共に未だに根強いファンを持っています。荒木氏は「ピンク・フロイド」が好きなのか、スタンドの名前を「曲名」や「アルバム」の名を多々使っています。フロイドが奏でる独特の世界観が「ジョジョ」の世界観にマッチしていたのかも知れませんね。
東方丈助 スタンド 「クレージー・ダイヤモンド」 アーティスト 「ピンク・フロイド」
広瀬康一 スタンド「エコーズ(act3)」 アーティスト「ピンク・フロイド」
吉良吉廣 スタンド「アトム・ハート・ファザー」 アーティスト 「ピンク・フロイド」
ザ・バンド(米)
「ザ・バンド」は1968年に結成された、フォーク・ロック・カントリー等の様々な音楽を取り入れた当時では斬新的なバンドです。「リヴォン・ヘルム」「ロビー・ロバートソン」「リック・ウダンコ」「リチャード・マニュエル」「ガース・ハドソン」の5人です。「ボブ・ディラン」との親交も深くディランのバックバンドとしても活動しました。ですから他のスタンドには「ボブ・ディラン」に関する名前が付けられているスタンドもあります。これは、荒木氏が洋楽好きで造形の深いところが表れているのではないでしょうか?
虹村億康 スタンド「ザ・ハンド」 アーティスト「ザ・バンド」
ボブ・ディラン(米)
「ボブ・ディラン」は1961年にデビューした、フォークソング、ブルース等の音楽を主に活躍しています。「ビートルズ」や「ザ・バンド」との交流も深く互いに影響を与えていました。アコギからエレキにギターを変えた時には、コンサートで暴動に近い騒ぎが起きたとの伝説もあります。紆余曲折はありましたが、現在でも沢山のアーティストにリスペクトされ、そしてコンスタントに活躍し続ける偉大なアーティストの一人です。
岸辺露伴 スタンド「ヘブンズ・ドアー」 アーティスト「ボブ・ディラン」
アース・ウィンド&ファイヤー(米)
「アース・ウインド&ファイヤー」は1969年に結成された、「R&B」「ディスコ」「ソウル」等を「モーリス・ホワイト」「フィリップ・ベイビー」中心に活動をしていたビッグバンドです。「宇宙のファンタジー」「セプテンバー」「ブギウギ・ワンダーランド」等日本でもディスコで大ヒットしていた曲が目白押しのグループでした。ツインボーカルや大所帯のバンド編成は、日本のアーティスト達にも、多大な影響を及ぼしたのではないでしょうか?そして、80年代になって「レッツ・グルーヴ」等電子音楽も屈指し、新たな挑戦を行い時代に併せて活躍した偉大なバンドのひとつです。現在、「モーリス・ホワイト」が死去してしまいましたが「フィリップ・ベイリー」を中心に活動を続け来日公演もこなしています。
支倉 未起隆 (ヌ・ミキタカゾ・ンシ)スタンド「アース・ウインド&ファイヤー」 アーティスト 「アース・ウインド&ファイヤー」
シャーデー(英)
「シャーデー」は1984年にデビューした、「ポップス」「ジャズ」等ミステリアスなヴォーカルの「シャーデー・アデュ」を中心したバンドです。そうです。皆さんは「シャーデー」の事を単独女性ヴォーカリストだと思っている方が多いのでなないでしょうか?実はバンドなんです。そして、ミステリアスな歌声で世界を魅了するバンドなんです。愛に生きる「山岸由花子」にピッタリのアーティストかも知れませんね。個人的には名盤と言われているアルバム「プロミス」の収録曲である「スイーテスト・タブー」と言う曲が大好きです。
山岸由花子 スタンド「ラブ・デラックス」 アーティスト「シャーデー」
サーフェス(米)
「サーフェス」は、1987年にデビューした、爽やかで透明感のある上品なバラード曲がヒットした男性3人組グループで、メンバーの「デイヴィット・タウンゼント」はアイズレーがプロデュースしたサンライズというグループに、「デイヴィット”ピック”コンレー」はマンドリルというグループに在籍していたキャリアを持ちます。そして、ジェーメイン・ジャクソンやニュー・エディションなどのソングライターとしてのキャリアを積んでいました。玄人好みのアーティストですね。
間田敏和 スタンド「サーフィス」 アーティスト「サーフェス」
パール・ジャム(米)
「パール・ジャム 」は、アメリカ のロック・バンドでアルバム4枚がビルボード誌に初登場1位で、CDセールス最速記録がギネスに認定されるなど、1990年代から現代まで、アメリカで社会的・商業的成功をおさめているバンドです。「サウンドガーデン」や「ニルヴァーナ」等と共にグランジ・ロックと呼称されて世界的にも反響を及ぼしました、その中でも、「パール・ジャム」は当時のジェネレーションXたちの苦悩の代弁者とまで評され、その世代の旗手として位置づけられました。
トニオ・トラサルディー スタンド「パール・ジャム」 アーティスト「パール・ジャム」
U2(愛)
「U2」は、アイルランド出身で1980年にデビューした、「奇跡のロックン・ロール・バンド」と言われています。その理由は、1デビューから現在に至るまで解散は勿論、オリジナル・メンバーの脱退や変更もなく活動しているバンドであり、 これまでに発表した作品は世界中のファンから支持されており数多くの賞を受賞しています。中でもグラミー賞獲得数22作品は“ロック・バンド史上最多”となっています。ちなみに、1991年発表のスタンド名にもなっている『アクトン・ベイビー』収録曲の「ズー・ステーション」は、ベルリンに実在する駅名(ドイツ語でZoologischer Garten)で、この駅の路線名は「U2」です。この事を考えると「U2」ありきの「アクトン・ベイビー」なのか、又はその逆なのか洋楽ファンの荒木氏ならではのチョイスですね。
静・ジョースター スタンド「アクトン・ベイビー」 アーティスト「U2」
ニール・ヤング(加)
「ニール・ヤング」は、カナダ・トロント出身のシンガーソングライターで1969年にソロデビューしたミュージシャンです。「クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング」や「バッファロー・スプリングフィールド」のメンバーとしても活躍し1995年にはロックの殿堂入りを果たしました。荒木氏は「ニール・ヤング」がお気に入りだったのではないでしょうか?その証拠にニールのアルバム「ハーヴェスト」のスタンドを操る「重チー」の名字をあえて「矢安宮」=「ヤング」にするなんて凝ってますよね!
矢安宮重清 スタンド「ハーヴェスト」 アーティスト「ニール・ヤング」
シンデレラ(米)
アメリカ出身のヘヴィメタルバンドで1985年のデビューです。80年代後半のハードロックシーンで活躍しました。「ジョン・ボン・ジョヴィ」に見いだされ「ボン・ジョヴィ」の弟分としてデビューし人気を集めました。しかし、ハードロック・ヘヴィーメタルのブーム失速とともに彼らの人気も下がり、4枚のアルバムをリリースして'95年に一旦解散してしまいます。「トム・キーファー」の絞り出すようなボーカルスタイルは、「ジャニス・ジョプリン」に強く影響されているように感じます。
辻彩 スタンド「シンデレラ」 アーティスト「シンデレラ」
バッド・カンパニー(英)
1974年にボーカルの「ポール・ロジャース(フリー)」とドラムスの「サイモン・カーク(元フリー)」、ギターの「ミック・ラルフス(元モット・ザ・フープル)」、ベースの「ボズ・バレル(元キング・クリムゾン)」の4人によって結成された、俗に言う「スーパーバンド」の元祖と言っても過言ではないBIGバンドです。フリーよりもシンプルで洗練されたサウンドを持ち味としており、1974年のデビューから8年間で6枚のアルバムを発表し、その多くがアメリカでプラチナムセールスを記録するなど、本国イギリス以上にアメリカで高い人気を誇りました。最近では2010年にオリジナルメンバーで来日したり、ヴォーカルの「ポール・ロジャース」は「クイーン」のヴォーカルとして来日したり活躍をしています。
虹村刑兆 スタンド「バッド・カンパニー」 アーティスト「バッド・カンパニー」
クイーン(英)
「クイーン 」 は、1973年にデビューのイギリスのロックバンドで「ブライアン・メイ」「ロジャー・テイラー」「ジョン・ディーコン」「フレディ・マーキュリー」の4人からなる「クラシック・ロックバンド」とも言われました。これまでに15枚のスタジオ・アルバム、その他多くのライブ・アルバムやベスト・アルバムを発表し現在の認定セールスでは、アルバムとシングルのセールスで世界第5位の3億枚を超え、「世界で最も売れたアーティスト」にも名を連ねているいます。1991年にリードボーカルの「フレディ・マーキュリー」が死去してからも、残されたメンバーによるクイーン名義での活動は断続的に続いており、ギターのブライアン・メイとドラムスのロジャー・テイラーの2人が、2005年から2009年まで「ポール・ロジャース」と組んで「クイーン+ポール・ロジャース」として活動を行ったり、「アダム・ランバート」を迎えた「クイーン+アダム・ランバート」としての編成での活動も行なっていて、先日来日公演も行いました。
吉良吉影 スタンド「キラー・クイーン」 アーティスト「クイーン」
ボーイズ・Ⅱ・メン(米)
1988年にデビューした、「ボーイズ・Ⅱ・メン」と言えば、心に響くバラードの名曲とアカペラのハーモニーがすぐに浮かぶアーティストです。当初は4人編成だったのですが、「マイケル・マッカリー」脱退後(病気の為)は、「ネイサン・モリス」が低音とメインを担当、高音部は「ワンイェ・モリス」と「ショーン・ストックマン」というトリオで活動しています。4人編成時は、「世界最高のカルテット」と言われ1990年代に大成功を納め一時代を築きました。1992年にリリースした「End of the Road」は、世界各国のチャートで1位を記録し、ビルボードヒットチャート13週連続1位という記録を打ち立てました。現在は、トリオとして今だ第一線で活躍しています。
大柳賢 スタンド「ボーイ・Ⅱ・マン」 アーティスト「ボーイズ・Ⅱ・メン」
ディープ・パープル(英)
「ディープ・パープル」は、1968年にイギリスで結成されたロックバンドで、ボーカル・ギター・ベース・キーボード・オルガン・ドラムスという構成で、マイナー・コードと爆音サウンドを屈指し、「リッチー・ブラックモア」の唸るギター演奏で繰り広げるハードロックの先駆け的存在です。1976年に一度解散しましたが、1984年に再結成し、現在に至るまで10期のメンバーチェンジを行いながらも活動しています。(現在はリッチーは脱退中)代表作「ファイヤー・ボール」「ブラック・ナイト」「ハイウェイ・スター」「スモーク・オン・ザ・ウォーター」「BURN」など名作揃いです!「レッド・ツェッペリン」、「ピンク・フロイド」、「ブラック・サバス」と並び、「カラーロックバンドの四天王」一つと言われています。ちなみに、私は一刻も早くリッチー様の再加入を望む大ファンです!
噴上裕也 スタンド「ハイウェイ・スター」 アーティスト「ディープ・パープル」
カーティス・メイフィールド(米)
「カーティス・リー・メイフィールド」は、1958年から活動を行っていたアメリカのミュージシャン、作曲家、マルチプレイヤーです。1958年に「インプレッションズ」としデビューし、「フォー・ユア・プレシャス・ラヴ 」などのヒットを出しましたが、その後メンバーチェンジを経てカーティスがヴォーカルをとることになり、インプレッションズは再びヒット曲を量産するようになりました。1965年に発表した「ピープル・ゲット・レディ」は、公民権運動を背景に大ヒットし、同楽曲は「アレサ・フランクリン」や「ジェフ・ベック」等多くのカバーが発表されています。1970年にカーティスはインプレッションズを抜け、ソロ・アーティストととして活動を始め、「マーヴィン・ゲイ」「ダニー・ハサウェイ」「スティーヴィー・ワンダー」らと並んでニュー・ソウルと呼ばれました。1972年に公開のブラックスプロイテーション映画「スーパーフライ」のサウンドトラックアルバム「スーパーフライ」を発表し、ビルボードで1位を獲得し地位を不動にしました。アメリカのソウル、R&Bシーンに多大な影響を残したほか、ボブ・マーリーなどにも強い影響を与えたアーティストです。
鋼田一豊大 スタンド「スーパーフライ」 アーティスト「カーティス・メイフィールド」
チープ・トリック(米)
「チープ・トリック」は、1977年にデビューしたアメリカのロックバンドです。同年、アルバム「チープ・トリック」発表しますが、本国アメリカでは商業的な成功は納められませんでした。その後2枚アルバムを発売しますが、ヒットしませんでした。しかし、何故か日本では人気が高まり、1978年4月には、初の来日公演として伝説の日本武道館ライヴを行います。その時の模様を収録したライヴ・アルバム「チープ・トリックat武道館」が、当初は日本限定企画だった予定が、本国で日本からの輸入盤が売れ出したため、急遽1979年に本国でもリリースされバンドにとって初の全米トップ10入り(最高4位)を果たすことになりました。また、このアルバムからシングル・カットされた「甘い罠 」は、ビルボード誌で7位まで上昇し、バンドにとって初の大ヒット・シングルとなりました。現在でも活動していますがお家騒動等もありオリジナルのメンバーでの来日公演を見たいですね。
乙雅三 スタンド「チープ・トリック」 アーティスト 「チープ・トリック」
エニグマ(羅)
「エニグマ」は1990年に活動を開始した、ドイツを活動拠点とするヨーロッパの音楽プロジェクトの名称です。「マイケル・クレトゥ」と元「アラベスク」の「サンドラ・アン・ラウアー」 を中心に結成されました。クレトゥは、ブカレスト、パリ、フランクフルト・アム・マインでクラシック音楽を学び、1970年代後半よりセッションミュージシャン(担当はキーボード)として活動を始め、サンドラと出会ったのもアラベスクのツアーにクレトゥが参加したのがきっかけです。民族音楽やグレゴリオ聖歌(グレゴリアン・チャント)、カンタータなどの古典音楽とダンスビートを緻密なサウンド・プロダクションで融合したサウンドで、世界的にヒットし世界的に大きな影響を及ぼし、後の「ディープ・フォレスト」や「アディエマス」のような、いわゆる「ヒーリング・ミュージック」の先駆者として語られることが多いですが、個人的には「静かなるクラフトワーク」ではないかと思います。
宮本輝之輔 スタンド「エニグマ」 アーティスト「エニグマ」
ザ・フー(英)
「ザ・フー」は、1964年に結成されたイギリスのロックバンドです。「ビートルズ」「ローリング・ストーンズ」と並び、イギリスの3大ロックバンドの一つと言われています。1969年に発表されたアルバム『ロック・オペラ “トミー”』でロック・オペラというジャンルを確立し、1971年発表の『フーズ・ネクスト』では、当時貴重なシンセサイザーを、後のテクノにも影響を与えたミニマル・ミュージック風に導入するなど、先進的な音楽性を持つバンドです。また、ギターを叩き壊しドラムセットを破壊する暴力的なパフォーマンスと文学性豊かな歌詞世界とのギャップが魅力のひとつと言われていました。活動休止を繰り返しながら現在でも活動をしています。又、海外ドラマの「CSI」シリーズでは歴代のシーズンで数多くの楽曲が主題歌として使われています。
小林玉美 スタンド「ザ・ロック」 アーティスト 「ザ・フー」
サンタナ(英)
1969年にデビューした「サンタナ」はアメリカの「ラテンブルースバンド」として活躍しました。それと同時期に「ウッドストック・フェスティバル」に出演し、話題となり、セカンド・アルバム「天の守護神」は、ビルボードのアルバム・チャートで1位を獲得し「サンタナ」の名を世界にアピールすることになりました。1971年には「ニール・ショーン」が加入して「カルロス・サンタナ」とツイン・ギター編成となるりますが、ジャズ・ロック色を強めたアルバム「キャラバンサライ」発表後、大幅なメンバー・チェンジが起き、新たに「トム・コスター」等が加入することによりロック色を強く求めた「ニール・ショーン」と「グレッグ・ローリー」はバンドを脱退することになりました。ちなみにこの2人はその後「ジャーニー」を結成して、世界的な成功を収めることを考えると、本当に凄いスーパーバンドだったことがわかります。
片桐安十郎 スタンド「アクア・ネックレス」 アーティスト「サンタナ」
レッド・ホット・チリ・ペッパー(米)
1983年に結成された「レッド・ホット・チリ・ペッパーズ」は、ファンクとハードロックやパンク・ロックを混ぜ合わせた、いわゆるラップロック、ファンクロック(ミクスチャー・ロック)バンドです。初期は、「フィッシュボーン」や「ジェーンズ・アディクション」などと共に、これらのパイオニアとして活躍し、その評価向上に大いに貢献しました。4枚目のアルバム「母乳」で知名度を上げ、5枚目のアルバム「ブラッド・シュガー・セックス・マジック」で世界的人気を誇り、バンドと共に一躍ラップロックやファンクロックといったジャンル自体をメジャーに急浮上させた功績はとても大きいと思います。その後は、度々音楽性を細かく変えながらも、ファンク・パンク色は薄れ、メロディー路線が顕著となり、会心の復帰作通算7枚目のアルバム「カリフォルニケイション」は、彼ら最大のセールスを記録し、現在までの最大のヒット作となっています。日本でもCM曲や「デスノート」の主題歌等で人気を得ています。
音石明 スタンド「レッド・ホット・チリ・ペッパー」 アーティスト「レッド・ホット・チリ・ペッパー」
ラット(米)
「ラット」1981年にデビューしたアメリカのメタルロックバンドです。1980年代に隆盛したLAメタルの代表的存在で、「モトリー・クルー」と双璧をなす人気を誇り、全米で1600万枚、全世界で3000万枚以上のアルバム総セールスを記録したモンスターバンドです。派手なファッションと化粧、明るく開放的な音楽性はラットン・ロール(RATT N' ROLL)と呼ばれて人気を博しました。「オジー・オズボーン」や「ドッケン」等の繋がりが強く、その繋がりがアルバムに反映もしています。
ねずみ(虫食い&虫食いでない) スタンド「ラット」 アーティスト「ラット」
ストレイ・キャッツ(米)
ストレイ・キャッツは、1979年にデビューし、1980年代に活躍したアメリカの「ネオロカビリー」バンドです。「ブライアン・セッツァー」を中心とした3人構成で、ネオロカビリーブームの火付け役として一世を風靡しました。この人気は日本にも飛び火し、日本でも数多くの「ネオロカビリーバンド」が結成されました。サウンドの特徴として、シンプルなビートのブルース、ビバップやカントリー・ミュージックなどの要素を取り入れていました。しかし、諸問題により、1983年に活動停止。1988年に再結成しますが、1992年に再び活動停止。2004年に再びツアーを周り現在に至っている、問題児バンドでもあります。
タマ スタンド「ストレイ・キャット」 アーティスト「ストレイ・キャッツ」
いかがでしたか?次回は是非 第5部「黄金の風」を紐解いて見たいと思います。お気に入りのスタンドの音楽を聴き込んで見ると言うのも言いかもしれませんね!