1.早春物語は赤川次郎原作の青春ラブストーリー
『早春物語』は、赤川次郎が1985年、カドカワノベルズから発売された青春ラブストーリーです。かつて母親が愛した男に娘が恋心をえがくちょっと複雑な恋模様を描く小説です。

2.原田知世4作目の映画主演作品です。
原田知世は、『時をかける少女』で映画初主演それは、15歳の時です。その後愛情物語、天国のいちばん近い島の主演を演じています。

デビュー作品「時をかける少女あります。」

第2作目愛情物語

天国にいちばん近い島
それぞれに特徴的な物語ですが、この早春物語は、その前の天国にいちばん近い島のように大人の男性に惹かれて行く少女の物語を描いています。当時の時代のながれでしょうか?背伸びする高校生の姿を澤井監督が描き切っています。

3.主人公瞳の親友牧麻子それは・・いつも瞳に火をつける。演じるのは仙道敦子
親友の牧麻子は。少しおませな女の子です。麻子の私生活に刺激をうけて大人の階段を上ろうとする瞳、その心の葛藤を見事に描いています。演じているのは仙道敦子。原田知世よりも2つ年下でしたが、とっても大人っぽい。女優さん・・




4.梶川真二を演じた俳優林隆三
役柄とはいえ、高校生とおじさんがキスをしてしまう?今では許されない設定ですかね?

知日和: 「早春物語/原田知世:85年」について思う
数年前に他界した母のことを忘れることができないまま、父、修三は大宅敬子という女性と再婚することとなりました。複雑な思いをしながら日々過ごしています。
5.鎌倉の女子高生沖野瞳が主人公の名前です。
早熟だけど、引っ込み思案の女子高生沖野瞳は、親友の麻子にだけは恋の悩みを相談していました。

鎌倉の街を歩くふたり
『早春物語』(1985) - メランコリア

6.写真部の瞳、奈良に撮影旅行に出かけます。
父や、その婚約者と一緒に痛くない瞳は、春休み奈良に写真旅行に出かけます。その時運命的な出会いをするのです。

父修三と歩く瞳
知日和: 『早春物語:原田知世』 ロケ地:鎌倉編
梶川はさえないサラリーマン風を演じ、瞳は大学生を演じて背伸びをしているそんなチグハグな出会いから物語が始まっていきます。


7.大人のパーティーに参加する瞳
銀座にデートに行くという麻子、対抗したい瞳は、梶川の誘いのまま大人のパーティーに参加するのでありました。



8.知らさせた事実

9.恋の行方は??
梶川は20年前の母親のとの真相を語教えてくれました。梶川と母は愛し合っていましたが、母の親友も梶川に恋した末に自殺してしまい、それで2人は結婚を諦めたというのです。
母親と梶川の愛の軌跡をたどりながら、二人は知らずに惹かれあっていきます。



10.エンディングに流れる主題歌早春物語
エンディングロールが回る中早春物\物語が流れます。梶川との大人の別れを経験した瞳の気持ちがのこる。ほろ苦い雰囲気を引きずる幕引きでした。

