その裏ではマイクに入る雑音の原因がシンディのジャラジャラなアクセサリーで、録り直しを余儀なくされるという事案も発生していたようですが。
1986年、待望のセカンドアルバムを発表
【収録曲】
1. チェンジ・オブ・ハート
2. メイビー・ヒール・ノウ
3. ボーイ・ブルー
4. トゥルー・カラーズ
5. 嵐の中の静けさ
6. ホワッツ・ゴーイン・オン
7. アイコ・アイコ
8. ザ・ファラウェイ・ニアバイ
9. 911
10. ワン・トラック・マインド
ここからの第1弾シングルは今や彼女の代表曲
出せる声色の豊富さから「七色の歌声」と称されている彼女が、歌うのではなく語りかけるようにささやく声が印象的なバラード。89年の日本公演では、ダブルアンコールに応える形でこの曲がマイクなしで披露されたのですが、あれは圧巻でした。
1989年にはサードアルバムが
【収録曲】
1. イントロ (キンドレッド・スピリット)
2. 涙のオールナイト・ドライヴ
3. プリミティヴ
4. マイ・ファースト・ナイト・ウィズアウト・ユー
5. ライク・ア・キャット
6. ヘディング・ウェスト
7. ア・ナイト・トゥ・リメンバー
8. アンコンディショナル・ラヴ
9. インセキュリアス
10. ダンシング・ウィズ・ア・ストレンジャー
11. アイ・ドント・ウォント・トゥ・ビー・ユア・フレンド
12. キンドレット・スピリット
このアルバムからのシングルTOP10入りは残念ながら1曲のみ...
初主演した映画が大コケし、それが原因で長らく自身のマネージャーで恋人だった男性と破局していたシンディ。こんな出来事も影響したのか、完成したアルバムは彼女の作品としては初めて全曲ラブソングで構成されていました。
全米チャートで最高6位をマークしたこの曲も、曲調は強烈なビートの効いたロックでありながら、歌詞は恋をする女の子の切ない気持ちがストレートに表現されています。
というわけで
いかがだったでしょうか、80年代のアイコン、シンディ・ローパー。
90年代以降の彼女は、初主演作の失敗にもメゲず映画に出続け、そこで旦那さんもゲットし、ママになり、ブロードウェイ出演も果たし、以前よりも自由に作りたい曲を作り、歌いたい曲を唄い続けているという感じがします。
チャリティにも熱心で、LGBTの支援活動や、東日本大震災直後の日本には誰よりも早く飛んできて支援のコメントを発表してくれた彼女。
これからもずっと、応援し続けます!