「小さな恋のメロディ」と「サタデー・ナイト・フィーバー」の中のビージーズ

「小さな恋のメロディ」と「サタデー・ナイト・フィーバー」の中のビージーズ

全く違うタイプの2つの映画で使われているビージーズの楽曲は、同じグループとは思えないほど。わずか5~6年の間に大きく変化したビージーズを2枚のサウンドトラックから比べてみます。


1977年リリース

【収録曲】
1. ステイン・アライヴ
2. 愛はきらめきの中に
3. 恋のナイト・フィーバー
4. モア・ザン・ア・ウーマン
5. アイ・キャント・ハヴ・ユー
6. 運命 ’76
7. モア・ザン・ア・ウーマン
8. マンハッタン・スカイライン
9. カリプソ・ブレイクダウン
10. 禿山の一夜 ’77
11. 開けゴマ
12. ジャイヴ・トーキン
13. ユー・シュッド・ビー・ダンシング
14. ブギー・シューズ
15. サルセイション
16. 噂の女ケイジー
17. ディスコ・インフェルノ

オリジナル・サウンドトラック サタデー・ナイト・フィーバー

このサウンド・トラックは全世界で1億2000万枚という驚異的な売り上げを記録しています。ビージーズの曲は6曲使われており準オリジナル・アルバムともいえる作品となっています。

このアルバムからシングル・カットされた「愛はきらめきの中に」、「ステイン・アライヴ」、「恋のナイト・フィーバー」をはじめこの時期ビージーズは全米でシングル6枚連続の全米No.1に輝いています。

1983年には、「サタデー・ナイト・フィーバー」の続編にあたる映画「ステイン・アライブ」が公開されこれもヒットしました。

このアルバムに収録されており全米1位となった「愛はきらめきの中に」ですが、この曲を聴くと、あぁ、ビージーズは変わっていないんだと思えます。
美しく流れるようなメロディ、素晴らしいボーカル、これぞビージーズですね。

この時期乗りに乗っていたビージーズは他のアーチストへ楽曲提供も盛んに行っています。
代表的な曲としてはバリー・ギブとロビン・ギブがバーブラ・ストライサンドへ提供し全米1位に輝いた「Woman in Love」でしょう。とても良い曲ですね。

1981年以降はビージーズとしてよりも、各自ソロ活動と他アーティストへの楽曲提供が多くなっていきました。

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