祝!日本柔道復活!1984ロスオリンピック時の日本柔道はまさに最強!
2012ロンドンオリンピックでは、まさかの金メダルゼロと「柔道」が「JUDO」に飲みこまれたとまで言われた男子柔道日本代表。しかし、2016リオオリンピックでは、全階級メダル獲得と完全に復活!まるで1984ロスオリンピックの時のような全盛期が再びやってきました。そこで、ここでは1984ロスオリンピック時の日本柔道をプレイバックしていきましょう。

ボイコットのあとの1984ロスオリンピック
米ソ冷戦の真っただ中だった頃のため、1980モスクワオリンピックは、日本も欧米諸国と並んでボイコット。逆に1984ロスオリンピックはソ連を筆頭に東ドイツ、ポーランドなど東欧諸国がボイコット。世界一のアスリートを決める大会としては物足りない結果となってしまいました。
特に、柔道の山下泰裕にとっては、1980モスクワのボイコットは、無差別級で世界選手権などでも敵なしの無敵状態で金メダル確実と言われていただけに悔しいボイコットでした。

ロスオリンピック主な金メダリスト
森末慎二(日本、体操男子鉄棒)
具志堅幸司(日本、体操男子つり輪、個人総合)
カール・ルイス(アメリカ、陸上競技男子100m、200m、4×100mリレー、走幅跳)
フランス(サッカー)
蒲池猛夫(日本、ライフル射撃男子ラピッドファイアピストル)
宮原厚次(日本、レスリンググレコローマン52kg級)
富山英明(日本、レスリングフリースタイル57kg級)
まさに最強と言うべき日本柔道
上記のような体操を筆頭にメダルを量産していた日本代表ですが、やはり何といっても最強だったのが男子柔道。
無差別級で山下泰裕、95kg級で斉藤仁、65kg以下級で松岡義之、60kg以下級で細川伸二と、なんと4階級日本勢が金メダルを独占した。特に最重量級である2階級の制覇は、まさに最強日本の象徴でした。
他にも、86kg以下級で野瀬清喜が銅メダルと、計5つのメダルを獲得しました。
山下泰裕

歴史に残る決勝戦
斉藤仁

斉藤仁 - Wikipedia
松岡義之

松岡義之 - Wikipedia
細川伸二

細川伸二 - Wikipedia
野瀬清喜

いかがでしたでしょうか?前述したような山下の怪我をおしての金メダルは、まるで昨日のことかのように鮮明に残っているのは私だけではないはずです。やはりスポーツマンシップは比類なき感動を生んでくれます。