バス・ルッテン  Jumping Splits

バス・ルッテン Jumping Splits

パンクラスでは打撃による「秒殺」を量産。また「打・投・極」の総合格闘技3要素の中でほぼ投げを省き「打・極」という新しいスタイルを確立させた。常に笑顔で明るくノリノリな一面と妙に礼儀正しい一面、そして戦いの中でみせるコワい一面。いろいろ興味深い人だけれど、心が大きくて強いのは間違いないと思う。


チャンスは1年以内に訪れた。
クリス・ドールマンの道場でトレーニングしていたとき、日本の総合格闘技団体「パンクラス」の関係者が何人かがいて、バス・ルッテンを認めたのだ。
スパーリングでバス・ルッテンは、相手を瞬間的でハイキックで倒した。
日本人たちは、その速さと強さに驚いた。
4週間後の1993年9月21日、バス・ルッテンはパンクラス旗揚げ戦のリングに上がり、柳澤龍志を秒殺KOした。

そして彼は勝った喜びを、ジャンプして表現した。
これが「ルッテンジャンプ」である。

パンクラスのチャンピオン(キング・オブ・パンクラシスト)になる

1993年9月21日、東京ベイNKホール で柳澤龍志をKOデビューし
1995年9月1日、日本武道館で鈴木みのるをフロントチョークスリーパーで下しチャンピオン(第3代キング・オブ・パンクラシスト)となり
1996年9月7日、東京ベイNKホールで船木誠勝をKOし王座を防衛するまで
その軌跡を主な試合を動画で!

柳澤龍志を1R 0:43、掌打でKO

パンクラスのチャンピオン(キング・オブ・パンクラシスト)になる

冨宅飛駈を1R、2:03、ボディへの膝蹴りでKO

初代チャンピオン:ケン・シャムロックに挑戦するも1R 1:01 膝十字固めでタップアウト負け。

第2代チャンピオン、鈴木みのるに勝ち、バス・ルッテンは新チャンピオンになった。

伝説のキックボクサーにして、後にUFCのヘビー級チャンピオンとなるモーリス・スミスに勝利。

フランク・シャムロックを、顔面への膝蹴りから、フロントチョークで締め上げ、ドクターストップに追い込みTKO勝ち。

チャンピオンとして挑戦者:船木誠勝を凄絶な打撃で迎え撃ち、最後は膝蹴りでKOした。

パンクラスの王座を失う

1996年、残念ながらバス・ルッテンはパンクラスの王座を失った。

UFC

1997年、バス・ルッテンはとガールフレンドはアメリカに移住した。
ビバリーヒルズで格闘技のインストラクターをして、映画俳優としてもデビューした。
そしてケージ(金網)の中に入ってファイトするための準備を開始した。

1999年1月9日、UFC初参戦となったUFC 18のメインイベントで高阪剛と対戦。
パンチラッシュでTKO勝ちした。

1999年5月7日、UFC 20でケビン・ランデルマンと対戦。
2-1の判定勝ちを収めUFC世界ヘビー級王座を獲得した。

「私は待ち望んでいました。」

振り返って、バス・ルッテンは素晴らしい人生を送ってきたと感じている。

「最初の16年間 私は敗者でした 劇的な変化が起こること以外 いったい何を人生に期待できるたでしょう でも私は待ち望んでいました そしてすべてが意外にも変化したとき 私は人生を十分に生き抜くためにすべての好機を捕らえて飛び込みました それからバランスをとって それまでの生活に欠いていたものを補えたと思えるようになるまで 10年から11年かかったのではないでしょうか 最近日常生活にますます余裕があるのです 安定した関係や目標、すべてのものが心の安らぎとなっています ときどき年月を振り返って ものごとがどう変化したかみることはとてもいいものですね 1997年の春 小学校で6歳から11歳までの同級生との同窓会がありました 近視でやせっぽっちで喘息もちのビン底メガネだった私をいじめていた同級生です 男の子にとって私をいじめることはスポーツのようなものでした しかし同窓会までにはオランダ中の人は 国営テレビのスポーツ番組や新聞や週刊誌で私をみていました しかし明らかに何人かの同級生は チャンピオンのバス・ルッテンが あの弱くハンディを背負ったクラスメイトと同人物だとは信じられなかったようです 私は同窓会の会場に入りふざけて叫びました 「小さなバスだぞ さあ誰が僕を殴るのかな?」 彼らは本当に震えて仕返しをしたがっているのではないかと怖がりました 誰かの後ろに隠れたままの者までいたくらいでした 私は面白くて大声で笑ってしまいました でもある意味ではとても気持ちよかったのです」

レジェンド オランダ格闘家列伝

レジェンド~オランダ格闘家列伝~

フレッド・ロイヤース & クン・シャルンベルフ 著 単行本: 242ページ 出版社: 気天舎 (1997/11)

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