1964年の東京オリンピックで、体操の「ベラ・チャスラフスカ」選手は人気選手となる。
ウルトラC(当時、流行後になった)連発の日本の男子体操選手は大活躍したが、世界の視聴者の視線は「ベラ・チャスラフスカ」選手に釘付けであった・・・
オリンピック東京大会記念切手5枚セットが呼び水となり、日本全国で「切手」ブームが巻き起こる。
第18回オリンピック東京大会記念切手 戦後2度目と言われる切手ブームが起こる。
東京五輪の記念硬貨は、日本初の記念貨幣だ。百円銀貨も同時に発行された。発行枚数は千円銀貨が約1500万枚、百円銀貨は約8000万枚だったようだ。
読売巨人軍の「王貞治」選手が「シーズン55本塁打」という偉業達成
読売巨人軍の「王貞治」選手が「シーズン55本塁打」という偉業達成
現役時代の巨人の王貞治選手の一本足打法が大人気。
9月23日最終戦の対大洋ダブルヘッダー第2試合 (28回戦、後楽園球場) で雨中の5回裏に佐々木吉郎投手からシーズン55号 (通算170号) 本塁打を24歳で記録した。
これは2013年にヤクルトのウラディミール・バレンティンに破られるまで長年プロ野球記録であった。
55本塁打のうち24本は飛距離400フィート (約122m) 以上という大リーグの球場でも十分にスタンド中段に届く大型ホームランであり、決して球場の狭さに助けられた記録ではない、と宇佐美徹也は評価している。
参考に、この年のセ・リーグにおいて第2位の本塁打数はM・クレス(当時は大洋所属)の36本で、両リーグ合わせて第2位の本塁打数は野村克也(当時は南海所属)の41本であり、両者を10本以上も突き放しての数字である。また、55本塁打のうち17本は左投手から奪った本塁打であり、金田正一からは7本塁打を記録した 。