東京オリンピック(1964年10月10日)開催の年は色々熱かった!

東京オリンピック(1964年10月10日)開催の年は色々熱かった!

東京オリンピックが開催された1964年は、東海道新幹線「超特急ひかり号」開通(1964年10月1日)などエポックメイキングな出来事や忍者ブームや切手ブームなど流行が生まれた熱い年でした。キングギドラが初登場した年でもありました。おさらいしてみましょう。東京オリンピック時に忍者ブーム・忍者ごっこが大流行していたため、「ジャパン=忍者」という外国人の古典的な日本イメージが出来上がったのでしょう。


平均台、跳馬と個人総合の金メダルに加え、団体でも銀メダルを手にした。優美な演技は日本において「オリンピックの名花」「体操の名花」と讃えられた。

1964年の東京オリンピックで、体操の「ベラ・チャスラフスカ」選手は人気選手となる。

ウルトラC(当時、流行後になった)連発の日本の男子体操選手は大活躍したが、世界の視聴者の視線は「ベラ・チャスラフスカ」選手に釘付けであった・・・

オリンピック東京大会記念切手5枚セットが呼び水となり、日本全国で「切手」ブームが巻き起こる。

1957年にグリコが「世界の切手をあなたに」のキャッチフレーズで商品のおまけに国内外の切手を入れたことを端緒として第一次切手ブームが起こり、二度目の切手ブームはオリンピック東京大会記念切手が呼び水となった。

当時は新しい切手の発売日には郵便局に購入希望者が長蛇の列をなして並ぶ光景が見られた。

第18回オリンピック東京大会記念切手 戦後2度目と言われる切手ブームが起こる。

東京五輪の記念硬貨は、日本初の記念貨幣だ。百円銀貨も同時に発行された。発行枚数は千円銀貨が約1500万枚、百円銀貨は約8000万枚だったようだ。

読売巨人軍の「王貞治」選手が「シーズン55本塁打」という偉業達成

読売巨人軍の「王貞治」選手が「シーズン55本塁打」という偉業達成

一本足で50本打てるなら、両足なら100本打つんじゃないの!というトンチンカンなことを言ってる人もいた。

現役時代の巨人の王貞治選手の一本足打法が大人気。

9月23日最終戦の対大洋ダブルヘッダー第2試合 (28回戦、後楽園球場) で雨中の5回裏に佐々木吉郎投手からシーズン55号 (通算170号) 本塁打を24歳で記録した。

これは2013年にヤクルトのウラディミール・バレンティンに破られるまで長年プロ野球記録であった。

55本塁打のうち24本は飛距離400フィート (約122m) 以上という大リーグの球場でも十分にスタンド中段に届く大型ホームランであり、決して球場の狭さに助けられた記録ではない、と宇佐美徹也は評価している。

参考に、この年のセ・リーグにおいて第2位の本塁打数はM・クレス(当時は大洋所属)の36本で、両リーグ合わせて第2位の本塁打数は野村克也(当時は南海所属)の41本であり、両者を10本以上も突き放しての数字である。また、55本塁打のうち17本は左投手から奪った本塁打であり、金田正一からは7本塁打を記録した 。

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