東京オリンピック(1964年10月10日)開催の年は色々熱かった!

東京オリンピック(1964年10月10日)開催の年は色々熱かった!

東京オリンピックが開催された1964年は、東海道新幹線「超特急ひかり号」開通(1964年10月1日)などエポックメイキングな出来事や忍者ブームや切手ブームなど流行が生まれた熱い年でした。キングギドラが初登場した年でもありました。おさらいしてみましょう。東京オリンピック時に忍者ブーム・忍者ごっこが大流行していたため、「ジャパン=忍者」という外国人の古典的な日本イメージが出来上がったのでしょう。


東宝の怪獣映画の当たり年「モスラ対ゴジラ」(1964年4月)、「宇宙大怪獣ドゴラ」(8月)、『三大怪獣 地球最大の決戦』(12月)

『モスラ対ゴジラ』(モスラたいゴジラ)は1964年(昭和39年)4月29日に公開された日本映画。ゴジラシリーズの第4作であり、『モスラ』の続編でもある。製作、配給は東宝。カラー、東宝スコープ。上映時間は89分。併映は『蟻地獄作戦』。初回興行時の観客動員数は351万人。登場怪獣はゴジラ、モスラ(幼虫、成虫)。

本作でのゴジラはモスラに対する悪役として描かれており、ゴジラにとって怪獣同士の闘いにおける初の黒星(昭和シリーズでは唯一)を喫した作品である。

本作の公開された1964年には『宇宙大怪獣ドゴラ』『三大怪獣 地球最大の決戦』と怪獣映画が3本公開されており、後の第一次怪獣ブームの土台を築いたとされる。

東宝の怪獣映画「モスラ対ゴジラ」(1964年4月) 後の第一次怪獣ブームの土台を築いたとされる。

小美人(しょうびじん)は、日本の空想小説『発光妖精とモスラ』及びそれを原作とした特撮映画『モスラ』(1961年、東宝)にて登場する架空の妖精。その後の平成「モスラ」、「ゴジラ」シリーズなどにも登場している。

小美人:ザ・ピーナッツ(伊藤エミ、伊藤ユミ)

『宇宙大怪獣ドゴラ』(うちゅうだいかいじゅうドゴラ、英題:Dogora-the Space Monster)は東宝が製作し、1964年(昭和39年)8月11日に封切り公開された日本の怪獣映画。81分、総天然色、東宝スコープ。
ドゴラは、本作品の劇中に登場する宇宙怪獣の名称。

キングギドラより劇場公開が4ヶ月早いため、ドゴラが日本最初の宇宙怪獣です。

『宇宙大怪獣ドゴラ』(1964年8月11日) 史上初の「宇宙大怪獣」

『三大怪獣 地球最大の決戦』(さんだいかいじゅう ちきゅうさいだいのけっせん)は、1964年(昭和39年)12月20日に公開された日本映画。「ゴジラシリーズ」の第5作であり、『空の大怪獣ラドン』と『モスラ対ゴジラ』の直接的な続編にもあたる。

製作、配給は東宝。総天然色、東宝スコープ。併映作品は『花のお江戸の無責任』。初回興行時の観客動員数は、前作『モスラ対ゴジラ』を81万人上回る432万人となった。

ゴジラが初めて善玉として描かれた(ただし、モスラのように完全な「人間の味方」ではない)、つまり、これ以前とは立場を変えることになった作品である。同時に、常に「人類の脅威」であるゴジラを描くという作品姿勢も転機を迎え、以降のゴジラシリーズは怪獣同士の格闘劇が主になっていく。

一応、防衛隊(自衛隊)は登場するものの、戦車や戦闘機などを使った作戦は実施していない。
シリーズ最大の悪役(敵役)とされているキングギドラが初登場した作品でもある。

タイトルの「三大怪獣」とは、地球の三大怪獣であるゴジラ・ラドン・モスラのことを指しており(ゴジラシリーズでは初めてタイトルから「ゴジラ」が外れた)、宇宙超怪獣であるキングギドラのことは含まない。本作では、地球側の三大怪獣が互いに種族は違うものの、鳴き声などを通じて明確な意思疎通を行っている。

『三大怪獣 地球最大の決戦』(1964年12月20日) シリーズ最大の悪役(敵役)とされているキングギドラが初登場した作品でもある。

この東宝の特撮技術を駆使したキングギドラの初登場シーンは、特撮史上伝説といわれるクオリティの映像だ。

東京オリンピックの年に出現した、シリーズ最大の悪役(敵役)とされているキングギドラ。その初登場シーン

『三大怪獣 地球最大の決戦』(1964年12月20日)

東海道新幹線「超特急ひかり号」開通(1964年10月1日) 東京・大阪間で運転開始。東京オリンピックにギリギリ間に合った。

世界最速の東海道新幹線「超特急ひかり号」に全世界の人が驚き、びびった。

世界でもっとも速い列車!東海道新幹線「超特急ひかり号」開通(1964年10月1日) 東京・大阪間で運転開始。

東海道新幹線開業のテープカット。超特急ひかり1号が新大阪に向けて出発=1964(昭和39)年10月1日、東京駅

テープが切られて新大阪駅4番ホームを出発する新幹線一番列車「ひかり2号」。テープを切ったのは、左から左藤義詮大阪府知事、八木国鉄関西支社長、中馬馨大阪市長。東海道新幹線は1964年10月1日に開業。一番列車は東京駅からは下り「ひかり1号」。午前6時同時に両駅を発車、ほぼ定刻の午前10時に双方の駅に到着した。

テープが切られて新大阪駅4番ホームを出発する新幹線一番列車「ひかり2号」。

世界でもっとも速い列車「夢の超特急」開業の朝、幼稚園への途中で下り電車を見上げる園児たち=1964年10月1日、神奈川県横浜市港北区菊名町

東京オリンピック(1964年10月10日)開催 日本は過去最高16個の金メダルを獲得した。

東洋の魔女(とうようのまじょ)は、1961年の欧州遠征で22連勝した日紡貝塚女子バレーボールチーム(監督:大松博文)につけられたニックネーム。

1964年東京五輪では同チームのメンバーを主体とした全日本で出場し、5試合で落としたセットは1セットのみという圧倒的な力で金メダルを獲得した。ソ連との優勝決定戦では視聴率66.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録し、スポーツ中継としては歴代最高となっている。

東京オリンピック女子バレーボール 日本中が興奮した。

ソビエトを破り金メダルを獲得した東洋の魔女

スポ根時代の幕開けである。根性が大切なのだ。

鬼と呼ばれる「大松博文」監督「バレーにヒーローはいらない。根性が大切なのだ。」と語った。

この後、1960年代後半から1970年代初頭にかけてスポ根漫画を原作としたテレビドラマやアニメが大流行した。スポ根時代の幕開けである。

ウルトラC(当時、流行後になった)連発の日本の男子体操選手は大活躍

日本人初の体操男子総合の金メダルに輝いた「遠藤幸雄」選手

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