1986.3 東京通信ネットワーク(TTNet)
東京電力・三井物産・三菱商事・日産自動車の4社が大株主
1994~95 アステル
各地域の電力会社が母体となったPHS事業「アステル」
地域色が強かったことも手伝い、非常に多くのタレントが起用されていたアステルのCM
着メロの生みの親はアステル東京だった
ちなみに当時、リクルートからアステル東京へ出向していた柳田要一氏の発案で着信メロディの配信サービスが先駆けて行われ、1998年にアステル東京が着メロの商標登録を行いました。
アステル各社のその後
1999年、主要株主が共通で当時経営不振に陥っていたアステル東京を、同社の大株主であった日本テレコム(当時JR系)が出資より撤退した事によってTTNetが持株分を譲受、4月1日付で吸収合併(事実上の救済合併)。
これを皮切りに順次、母体の電力系通信事業者に吸収合併もしくは事業譲渡ののち法人清算となりました。
2002年8月には、日本テレコムから東京テレメッセージを2001年に買収したITベンチャーの鷹山が、TTNetからアステル東京を買収。
しかし同年11月には九州通信ネットワークがアステル九州の新規受付を停止。2003年11月にアステル九州のサービスが終了し、PHS事業者としては日本国内初のサービス廃止へ。
他のアステルグループも事業終了への流れが加速することになりました。
唯一異なる動きとなったのはアステル沖縄。
2005年1月にウィルコム沖縄に事業譲渡となり、以降はウィルコムと同じ流れとなりました。
1999.11 PNJコミュニケーションズ
アステルの流れとは一転、東京電力系のTTNetをはじめ全国の電力系通信事業者が、競争力を高めるための取り組みに動きました。
2001.10 PNJコミュニケーションズ⇒パワードコムへ
統合への第一段階として、同社がTTNet・中部テレコミュニケーション (CTC)・大阪メディアポート (OMP) の3社から法人向けデータ通信部門の営業譲渡を受け、同時に社名を株式会社パワードコムに変更しました。
2003.4 TTNetとパワードコムが合併し、新生パワードコムへ
経営再建後、KDDIによる吸収へ
ただ、皮肉にも経営再建がきっかけで、東京電力が通信事業からの撤退を視野にKDDIと協議を開始し、2006年1月1日、KDDIに吸収合併され、KDDI法人向けサービスに統合されました。