ハロルドはサム・ムサビーニ(イアン・ホルム)のコーチを受けることになった。
そのためトリニティの学寮長(ジョン・ギールグッド)とキースの学寮長(リンゼイ・アンダーソン)に、アマチュア精神にもとると批難されたが、彼は昂然と反論した。
オリンピック出場が決定したケンブリッジ四人組とエリックは、パリに向かう。百メートルの予選が日曜日と知ってエリックは出場を辞退する。日曜は神が定めた安息日だから、走れないというのだ。
選手団長のバーケンヘッド卿(ナイジェル・ダヴェンポート)、皇太子(デイヴィッド・イエランド)、サザーランド公(ピーター・イーガン)の説得も効はなかった。
アンドリューは、四百メートルに出る権利をエリックに譲ると申し出る。
百メートルではハロルドが、米国のパドック(デニス・クリストファー)、ショルツ(ブラッド・デイビス)を押えて優勝。
競技場近くの宿に一人残っていたサムは、ハロルドの勝利を知り感涙にむせぶ。
四百メートルでは、エリックが勝利をおさめた。そして帰国した選手たちに、イギリス国民は惜しみない賞賛を与えるのだった。
映画では、二人のランナーの苦悩と葛藤を描きながら仲間同士が支え合い、オリンピックで栄光を勝ち取る姿がとても良かったです。
映画解説
実在のエリック・リデル
映画と実話が違うというのはよくある事ですが、映画『炎のランナー』は、それでもよく出来た作品です。
テーマ―曲
テーマ曲の作曲者は、ギリシャの音楽家ヴァンゲリスです。
20年代のスポーツ事情
炎のランナーの物語と背景5