リンゴズ・ロートグラヴィア(Ringo's Rotogravure)
リンゴ・スター、5枚目のソロ・アルバムです。
ジョージ・ハリスンが作品を提供したことで、またしてもビートルズのメンバーが全員名を連ねています。そして、エリック・クラプトンの参加も!
にも関わらず、残念ながらアルバム、シングル共にヒットには結びつきませんでした。
そして、参加ミュージシャンは
リンゴ・スター - ボーカル、ドラムス
ポール・マッカートニー - バッキング・ボーカル
リンダ・マッカートニー - バッキング・ボーカル
ジョン・レノン - ピアノ
ロン・ヴァン・イートン - ギター
ジェシ・エド・デイヴィス - ギター
ダニー・コーチマー - ギター
ドクター・ジョン - キーボード、オルガン、ギター
ジョン・ジャーヴィス - ピアノ、キーボード
ジェーン・ゲッツ - ピアノ、キーボード
アリフ・マーディン - キーボード
クラウス・フォアマン - ベース
コッカー・ロ・プレスティ - ベース
ウィル・リー - ベース
ジム・ケルトナー - ドラムス
ジョージ・デヴェンス - コンガ、マリンバ
ランディ・ブレッカー - トランペット
アラン・ルービン - トランペット
マイケル・ブレッカー - テナー・サックス
ジョージ・ヤング - テナー・サックス
ルイス・デルガット - バリトン・サックス
メリサ・マンチェスター - バッキング・ボーカル
ヴィニ・ポンシア - バッキング・ボーカル
ジョー・ビーン - バッキング・ボーカル
ピーター・フランプトン - ギター
スニーキー・ピート - スティール・ギター
キング・エリッソン - パーカッション
エリック・クラプトン - ギター
1970年代後半~1980年代
1976年から1980年代というのは、リンゴ・スターにとってつらい時代でした。
1976年に古巣EMI/アップルを離れ自らのレーベル、リング・オー・レコードを設立しましたが、全て失敗に終わっています。
1983年に発表された「オールド・ウェイブ」などは、イギリスやアメリカではリリースさえされていません。
この時期は、ゲストでドラムを叩く活動が中心となり、1980年代後半にはアルコール依存症になってしまいます。
来日公演頃のリンゴ・スター
アルコール依存症の治療を経て1989年にカムバックし、豪華メンバーによる「リンゴ・スター&ヒズ・オール・スター・バンド」を結成します。
そして、1989年7月ビートルズ解散後初の本格的なワールド・ツアーを行いました。その年の秋にはビートルズのメンバーとしては解散後最初に日本武道館公演を行いました。
RINGO STARR & HIS ALL-STARR BAND 1989 ( ミュージシャン ) - Tomorrow Never Knows - Yahoo!ブログ
1990年代以降
1980年代の不調が嘘のように90年代に入ると精力的に活動しています。
リンゴ・スター&ヒズ・オールスター・バンド(Ringo Starr & His All-Starr Band )
90年にライブアルバム「Ringo Starr & His All-Starr Band 」を発表。
そして、1992年にはほぼ10年ぶりとなるアルバム「タイム・テイクス・タイム」を発表します。
タイム・テイクス・タイム(Time Takes Time )
1995年にはオールスター・バンドで再来日し、武道館公演を成功させています。1996年には、なんと宝酒造の「すりおろしりんご」のCMに出演しました。
やはり人柄でしょうか、イギリスのシュエップスやアメリカのウォッカ、ピザのCMなどにも出演しています。
ヴァーティカル・マン〜リンゴズ・リターン(Vertical Man)
その後もオール・スター・バンドのツアーを精力的に行いつつ、マイペースでアルバムも発表しています。
リンゴ・スター、Twitter大好き♪ ”荒らし”も気にならない - 児島由紀子の「ロンドン通信」 (2015/10/14)| ブログ | RO69(アールオーロック) - ロッキング・オンの音楽情報サイト