他にも、夏木マリ、夏八木勲など艶っぽい俳優陣が脇を固めています。
鬼龍院花子の生涯を世に公開させたスタッフ達
最初はヒロインが夏目雅子ではなかったらしい・・・。
鬼龍院花子の生涯で、あまりにも存在感を記した女優、夏目雅子が演じた松恵役は、当初は大竹しのぶを五社監督は希望していた。
が、当時の五社監督は評判が悪く、大竹しのぶが断固拒否していたらしい。
長い間、出演交渉を重ねたが、大竹しのぶはうんとは言わない。制作をあきらめかけてた頃、夏目の名が挙がり、五社監督のもとに直接、夏目雅子から出演させてほしいと連絡が来たそうです。
というのは、五社のつくり話で、実際は松恵の役が出来たらラッキーと愛くるしい笑顔で言われた姿を見て抜擢することになったそうです。
鬼龍院花子の生涯はいい評判ばっかりでした。
鬼龍院花子の生涯のレビュー・感想・評価 - 映画.com
女の業 夏目雅子以外の岩下志麻さんや夏木マリ、花子...。 出てくる女全てかっこいい。 夏目雅子の「なめたらいかんぜよ」には 感動以外のしようがありません。
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お家でも手軽にBlue-Rayで見ることも出来ますよ。
鬼龍院花子の生涯を振り返ったまとめ
鬼龍院花子の生涯は、1984年と2010年にテレビドラマ化もされるほどの引きつける話です。
波乱万丈なこの物語を、テレビでは表現できない中身をこの映画は表現しているでしょう。この映画で、のちの極妻シリーズなど、女性の目線から見た人間ドラマを表現した映画が世に出たと言えるのです。
この映画は、五社英雄監督の復帰作でもあり、夏目雅子を女優としての銀幕へ押し出す作品、また、東映の任侠映画から一新させた新たな東映映画の一歩でもあるのです。
この映画に携わった方の意気込みというものが、名作を生んだ原動力ではないでしょうか。
大正、昭和の日本というものも、この映画で見えてくるものもあるのではないでしょうか。
あらためて、鬼龍院花子を見て、夏目雅子の美しさに惚れ惚れするもよし。
仲代達也の男の色気を感じるもよし。
様々な楽しみ方もできる作品なので、ぜひ、もう一度見てみてください。