なめたらいかんぜよ!!迫力が凄かった!【鬼龍院花子の生涯】

なめたらいかんぜよ!!迫力が凄かった!【鬼龍院花子の生涯】

1982年に公開された鬼龍院花子の生涯は、そうそうたる女優が艶っぽく演技をする姿が印象的な映画で、小さかった頃にドキドキしながら見たものでした。 大女優たちだけでなく、迫力のある演技が売りの俳優など、豪華なメンバーで作られている映画です。 特に、夏目雅子の喪服姿は最高で、名台詞「なめたらいかんぜよ!!」はみんなで真似したものでした。 そんな鬼龍院花子の生涯を振り返りながらあの頃を思い出してみましょう。


この話は宮尾登美子が書いた中編小説で、大正、昭和の時代を駆け抜けた任侠、鬼龍院政五郎(通称鬼政)と、その娘花子の波乱万丈の世界が描かれた作品です。

モデルになった人物に実際に話を聞いて作られた実話だということですよ。

そんなリアルな物語を原作に、美しい女優たちが盛り立てた作品なのです。

鬼龍院花子の生涯はこんなあらすじでした。

鬼龍院花子にでてくる主な登場人物

鬼龍院家の親分。土佐では名の知れた人物で『九反田の鬼政(おにまさ)』のあだ名で周りから恐れられる。本人はヤクザではなく侠客だと言っている。強面で凄みがある一方、男気があり義理堅い性格。女性が教育を受けることには否定的な考えの持ち主。後に気骨のある恭介に感銘を受けて傾倒し、労働者側の味方となり『土佐労働者同盟』を結成する。

鬼龍院政五郎:仲代達也

政五郎の養女。学業に優秀で県立の高等女学校に入学し、後に小学校教師となる。鬼龍院家の人間たちの生き様を目の当たりにしてきた影響で、しとやかな中にも激しい情念を秘める女性に成長。様々な人間との出会いや別れを通じて、波乱に満ちた人生を送る。

松恵:夏目雅子

政五郎の妻。鬼龍院家で働く女中や手下たちに睨みをきかせる。少々のことにも動じずに凛とした佇まいの女性。まだまだ幼い松恵にも鬼龍院家の名に恥じないように容赦せず厳しくしつける。酒好きだが、体に影響が出ており手下たちから心配されている。自身に子供ができないことに負い目を感じているのか、政五郎の妾たちを家に同居させることを公認している。

歌:岩下志麻

政五郎とつるの実子。松恵が養女になった1年後に生まれる。小さい頃から政五郎には甘やかされて育ったため、16歳になるとおてんばな娘に育つ。マイペースで自己中心的な性格。幼少の頃から綺麗に着飾る服や化粧品に興味を持つが、その反面勉強は苦手。成長後は色鮮やかな着物と大きいリボンを身に着けている。鬼龍院家を取り巻く人間たちに人生を翻弄される。

鬼龍院花子:高杉かほり

他にも、夏木マリ、夏八木勲など艶っぽい俳優陣が脇を固めています。

鬼龍院花子の生涯を世に公開させたスタッフ達

最初はヒロインが夏目雅子ではなかったらしい・・・。

鬼龍院花子の生涯で、あまりにも存在感を記した女優、夏目雅子が演じた松恵役は、当初は大竹しのぶを五社監督は希望していた。

が、当時の五社監督は評判が悪く、大竹しのぶが断固拒否していたらしい。

長い間、出演交渉を重ねたが、大竹しのぶはうんとは言わない。制作をあきらめかけてた頃、夏目の名が挙がり、五社監督のもとに直接、夏目雅子から出演させてほしいと連絡が来たそうです。

というのは、五社のつくり話で、実際は松恵の役が出来たらラッキーと愛くるしい笑顔で言われた姿を見て抜擢することになったそうです。

鬼龍院花子の生涯はいい評判ばっかりでした。

あの伝説の名せりふ 一度は観たかった名作をTVでたっぷり堪能。 今さら知る…《鬼龍院花子》は、亡き名女優、夏目雅子の役名じゃないのね(汗) 土佐の鬼政こと鬼龍院政五郎。大正〜昭和初期実在の侠客がモデル。夏目雅子演じる主人公は、子供がいない鬼政にもらわれた養女・松恵だ。 幼い頃から松恵は、酷薄な鬼政の下で虐げられる。実の娘・花子の誕生後は、さらに辛い立場に。 それにしても。強烈に破天荒な鬼政=仲代達矢はじめ、主要キャストの激しさたるや!イメージをいとわず、この壮絶な世界を演じきれる役者が今、何人いるだろう。 もちろん、松恵=夏目雅子も、ただの薄幸の美女ではない。運命と闘い、堅気の男を愛する。それでいて、大嫌いな鬼龍院家を断固支え、盛衰を見届ける。 何者にも決して屈せず、信じた道を貫く。一見相容れない義理の父娘が実は、同じ誇り高き侠客魂の持ち主なのだ。鬼政が、この養女こそ実の娘より《鬼龍院花子》の名にふさわしいと気づき、松恵が憎んだ養父への敬意を口にする時、滅びの刻が来る。 最近、邦画が好調らしい。今風の洗練されたお味もいいけど、昔ながらの濃ゆ〜い味つけだって負けてない。三十年前でも「なめたらいかんぜよ!」…失礼しました(*^.^*)

http://eiga.com/movie/36010/review/

鬼龍院花子の生涯のレビュー・感想・評価 - 映画.com

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鬼龍院花子の生涯を振り返ったまとめ

鬼龍院花子の生涯は、1984年と2010年にテレビドラマ化もされるほどの引きつける話です。

波乱万丈なこの物語を、テレビでは表現できない中身をこの映画は表現しているでしょう。この映画で、のちの極妻シリーズなど、女性の目線から見た人間ドラマを表現した映画が世に出たと言えるのです。

この映画は、五社英雄監督の復帰作でもあり、夏目雅子を女優としての銀幕へ押し出す作品、また、東映の任侠映画から一新させた新たな東映映画の一歩でもあるのです。

この映画に携わった方の意気込みというものが、名作を生んだ原動力ではないでしょうか。

大正、昭和の日本というものも、この映画で見えてくるものもあるのではないでしょうか。

あらためて、鬼龍院花子を見て、夏目雅子の美しさに惚れ惚れするもよし。

仲代達也の男の色気を感じるもよし。

様々な楽しみ方もできる作品なので、ぜひ、もう一度見てみてください。

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