【クイズ☆タレント名鑑】福男選びに挑戦するベン・ジョンソン
【ALLSTAR WARS】武井壮と対決するベン・ジョンソン
「ギャラにうるさい」、「ギャラが高い」と明かされることも多いベン・ジョンソンだが、長年に渡ってバラエティ番組に起用され続けていることからも番組上のキャラクター設定だと思われる。
現在のベン・ジョンソン
「現世界記録保持者のウサイン・ボルトより速いと思っている。」
ベン・ジョンソンは現在、孫も住んでいる地元カナダのオンタリオ州トロントでスポーツインストラクターを務めている。
その傍らで日本でテレビ番組に出演したり、欧州でプロサッカー選手への指導するなど世界各地を回っている。
直近のインタビューでは、「自分も十分に年をとった。IOCや国際陸連が自分をどう扱ったかなど気にしない。今もベン・ジョンソンとして生き、楽しんでいることが大事だ。薬の後遺症はない。いま健康そうに見えるだろう。カナダにいると、人々は「君は今でも100メートルで世界最高の選手だ」と言ってくれる。私は、現世界記録保持者のウサイン・ボルト(ジャマイカ)より速いと思っている。今は、靴も陸上トラックも進化しているのでもっと走りやすいから。」とメディアに答えている。
反ドーピングの啓蒙活動もおこなっている。
かつての過ちを反省し、反ドーピング活動家として薬物追放への啓蒙活動も行っている。
2013年9月には、ソウルの五輪スタジアムに立ち、「ドーピングは私から金メダルや世界記録、名声を奪っていった。私は今もその間違えた選択がもたらした人生から自由になっていない。時間を引き戻すことができたら…」と悔恨の念を話している。
2015年11月、世界反ドーピング機関(WADA)の独立委員会は、ロシア陸上界の組織ぐるみのドーピングを明らかにする報告書をまとめた。
コメントを求められたベン・ジョンソンは、この事件を聞いても驚かなかったとし、「ドーピングが世界で話題になると必ず私の電話が鳴り、コメントを求められる。いつも話しているとおり、金のあるところには不正がある。」、「選手がスポンサー契約や賞金と関わる限り、薬に手を染めるリスクがある構造は変わらない。そして問題が発覚すれば、選手だけが罰せられる。そうした状況を見ているととても悲しい。私たち選手は奴隷のようだ。」と語っている。
かつての宿敵カール・ルイスも別途、反ドーピング活動をおこなっている。
ドーピングにより金メダルと世界記録を失った男・ベン・ジョンソンと、ドーピングで陽性となったがオリンピック出場を許され金メダルを手にしたカール・ルイス、この二人がともに現在は反ドーピング活動に携わっているというのも運命の皮肉であろうか。
記録を失っても、記憶に残った陸上界のダークヒーロー
ドーピングにより9秒79の世界新記録を剥奪されたが、人類で初めて9秒7台を叩きだし、カール・ルイスをぶっちぎったあの記憶は消して忘れ去られることはないだろう。
いまもテレビ番組に呼ばれるのは、やはりその『世界最速』のイメージが人々の中に強く残っているからである。
いまだにドーピングがはびこる陸上界で最もバッシングされ全てを失った男、ベン・ジョンソン。
だが、ドーピング疑惑のある女性最速ランナー『フローレンス・ジョイナー』と共に、世界最速を語る際には欠かせない存在である。