平成狸合戦ぽんぽこのあらすじ。。。
昭和40年代の舞台は東京多摩ニュータウン。戦後の経済成長から土地開発として、多摩の丘陵が切り崩されて宅地造成されていきます。
東京都とはいえど、まだま自然が残っていた多摩の奥地。

人間の住み処を作る代わりに、元々そこに暮らしていた動物たちが犠牲になっていくのです。
特に、狸たちが犠牲になり、住んでいた所がどんどん切り開かれていきます。
住み処や餌場がどんどんと狭まっていく狸たちは、とうとう狸どおしで争いを始めてしまいました。
元々、争いを好む種族ではないのですが、過激になっていく様を見て、ある狸がいったん、休戦して人間たちを追い出そうという作戦を練ることになるのです。

その作戦とは、狸の先祖代々からの秘術!「化学」ばけがくの能力を復活させて、人間たちを怖がらせ追い出してしまおうという作戦です。
それと同時に、四国、佐渡の古狸に力を貸してもらう作戦も進めるのです。

化学が出来てきた一部の狸は、四国や佐渡の答えを待っていることが出来ません。
そこで、工事現場に怪談話を流したり、工事現場の車を事故に巻き込ませることで、なんとか、開発工事を遅らせることが出来ました。

喜んだ狸の宴もつかの間、人間たちはすぐに工事をする人間を補充し、すぐに開発工事が再開してしまうのです・・・。
落胆した狸たちのまえに、四国から大狸様たちの助っ人がやってきます。
盛り上がる狸たちは、人間たちをこらしめるためにいろんな作戦を繰り広げるのです。
そのあとは、見てのお楽しみ♪

平成狸合戦ぽんぽこの豪華声優陣とキャスト
人間たちと戦う勇気ある狸たちをご紹介します。

奥多摩で人間たちと戦う狸たち

語り:3代目古今亭志ん朝

正吉 : 野々村真

おキヨ : 石田ゆり子

権太 : 泉谷しげる

玉三郎:神谷明

文太:村田雄浩

ぽん吉:林家こぶ平(現: 林家正蔵 (9代目))

竜太郎:福澤朗
他にも、今は亡き名優。芦屋雁之助、清川虹子、落語界の巨匠、3代目桂米朝、5代目柳家小さん、 5代目桂文枝が話の流れを湧き立てるキャラを演じてくれています。
名作を生みだしたスタッフたち
平成狸合戦ぽんぽこの評価はいろいろです・・・。
平成狸合戦ぽんぽこのレビュー・感想・評価 - 映画.com
平成狸合戦ぽんぽこのレビュー・感想・評価 - 映画.com
しっかりと狸の話ですが、見る人に考えさせてるところが、高畑、ジブリ映画の素晴らしいところだなぁと感じました。
今から見ても、あらためて見ても最高ですよ。
お家でいつでも、ジブリの狸合戦が見れますよ。
平成狸合戦ぽんぽこのまとめ
人間たちの身勝手さが浮き彫りになったこの映画は、コメディ調が満載ですので、非常に面白く、また考えながら見れる映画だと思います。
狸のキャラを、しっかりと表に出したことで重たくなく見れる映画となり、そんなフランクな狸たちだからこそ、訴える言葉が重く、心にのしかかるのではないでしょうか。
小さい頃から、大人になる今まで、何度もこの映画を見てきました。
見るたびに、映画の雰囲気が変わってくるのです。
最初に見た頃は、まだ子供ということもあって、かわいそうなことをするな。っとごく普通に映画の感想がありましたが、だんだんと年を重ねるにつれて、単純に自然破壊だけの映画ではないのかな。
っと考えるようになりました。
都市伝説のゆおうな話ですが、あの大狸たちは、政治家の大物がモデルになってるとも言われています。
それに、この映画は戦争後にアメリカが日本に押し付けるような話がモデルだとも・・・。
人間がアメリカ国で、狸たちが日本だということで、日本の地に進行して、元々の日本人は追いやられてくるといった話だとも聞きます。
本当のことが、どういった内容なのかわかりませんが、どんな生き物だって普通に暮らしているだけで、誰もえらい人などいないということです。
すぐ、なんでも忘れちゃう狸だって、どんな人でもがんばってるってことです。
エンディング曲を口ずさみながら、もう一度、狸の合戦を見てみてはいかがでしょうか。