渋谷系と言われた音楽とは?
渋谷系とは、1990年代前半に流行したJ-POPの1ジャンルである。主に渋谷(渋谷区宇田川町界隈)が流行の発信地として機能したためこの名前がつけられた。
http://dic.nicovideo.jp/a/%E6%B8%8B%E8%B0%B7%E7%B3%BB渋谷系とは (シブヤケイとは) [単語記事] - ニコニコ大百科
渋谷系とは (シブヤケイとは) [単語記事] - ニコニコ大百科
フリッパーズ・ギター(The Flipper's Guitar)
1989~1991年。
小山田圭吾、小沢健二の二人組。結成当時は五人組みだった。渋谷系として人気絶頂の時(1991年10月に解散)に突然解散した。
ピチカート・ファイヴ(PIZZICATO FIVE)
1984~2001年
小西康陽による音楽性のみならず3代目ボーカルである野宮真貴のルックス・ファッション面でも評価が高かった。
その活動はアメリカやイギリス、フランスなどの欧米諸国にまで及び、ミック・ジャガーがピチカート・ファイヴのファンを公言していた。
オリジナル・ラブ(ORIGINAL LOVE)
1986年~
結成当初は4人、メジャーデビュー時は5人のバンドだったが、1995年以降は田島貴男のソロユニット。田島貴男は1988年、ピチカートファイブの2代目ボーカリストとして加入。加入当時既にオリジナル・ラヴで活動していたため、これと掛け持ちする形になった。1990年に脱退。
田島自身は渋谷系と言われることを嫌っており、1994年7月のライブでは「俺は渋谷系じゃない!」と叫んで話題となった。
2011年、20周年を機にオリジナル・ラヴと表記していたのを、“ヴ”を“ブ”に変更し、“オリジナル・ラブ”と変更した。
カヒミ・カリィ
1990年~
ウィスパーボイスと女性的かつ挑発的な歌詞が特徴。
渋谷系のプリンセスと呼ばれていた。
ジャンルを問わず多数の歌手とコラボするなど、幅広く音楽活動を行っている。
カジヒデキ
1996年~
デビュー時からスウェーデンのミュージシャンらとの親交を温め、多くのアルバムをタンバリン・スタジオなどでレコーディング。スウェディッシュ・ポップスを日本に紹介、広めることに一役買う。
スチャダラパー
Bose、ANI、SHINCOの3人からなるラップグループ。1990年デビュー以来、ヒップホップ最前線でフレッシュな名曲を日夜作りつづけている。
1994年、小沢健二と共演した「今夜はブギーバック」が50万枚を超える大ヒットとなった。