漫画・「ハイティーンブギ」
1977年創刊の「プチ・コミック」に連載された漫画家・牧野和子/作家・後藤ゆきお氏による大ヒット作です。
高校生の暴走族・強姦・同棲・妊娠・というなんとも凄惨なテーマのもとにストーリーはテンポよく展開していきます。
そんななかでもとても魅力的なヒロイン、桃子と破天荒だけど一途な翔の翔(と)んでるカップル感が世間の若者たちを魅了したのでした。

ハイティーン・ブギ
ストーリー
高校生の宮下桃子は両親と死別、喫茶店経営の叔母夫婦のもとで厄介者扱いされながらも聡明に育つ。
ある日、財閥の御曹司であるリーゼントの不良少年、藤丸翔が桃子のクラスに転校してきた。
翔と桃子の運命的な出会いであった。
翔は桃子に一目ぼれ。暴走族から足を洗おうとするが、この行為に腹を立てた仲間の一人が桃子を襲い、強姦してしまう。
気を失った桃子は強姦の相手が翔だと告げられ翔を軽蔑するが、襲った相手は翔の仲間の重だった。怒りが爆発した翔は重と殴り合いとなり、ボクサーを目指していた重は大ケガを負い、この時のケガがもとでボクサーの夢を断念する。
後に桃子は妊娠に気づき、翔と同棲を始める。
翔の率いるロックバンドが人気を博し、やがて一躍スターダムに上り詰めるのだが・・・
登場人物・藤丸翔&宮下桃子

藤丸翔(ふじまる しょう)
ハイティーン・ブギ|ともひろ神威人生ブログ

宮下桃子(みやした ももこ)
【Reader Store】ハイティーン・ブギ(15)(牧野和子,後藤ゆきお) : 小学館 - 電子書籍
漫画レビュー「ハイティーン・ブギ」 | 虹ようび 〜teeny-weeny〜
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動画・PUFFYのポップな3分間♪「ハイティーン★ブギ」
映画・ハイティーンブギ

アイドル全盛時代の1980年代、ダントツに人気があったジャニーズ所属の近藤真彦、田原俊彦、野村義男の3人は、それぞれの名前から頭の字を取って「たのきんトリオ」と呼ばれていました。
歌はもちろん、出す映画もヒットし、本作はそのシリーズの第4弾だったんですね!そしてこの「ハイティーン・ブギ」が最も内容的に、興行成績ともに高かった作品だそうです。
今でこそマッチこと近藤真彦さんは、ジャニーズの大御所であらせられますが、当時バリバリのパワーとかわいらしさを併せ持って、3人の中でも特に人気があったなと思います!

翔役の近藤真彦さん
[映画]ハイティーン・ブギ


桃子役の武田久美子さん
3億円の美貌♪|Valentine's day?Kiss?|ブログ|SMH|みんカラ - 車・自動車SNS(ブログ・パーツ・整備・燃費)
ハイティーン★ブギパンフレット
映画のパンフ
ファンにとってはいつまでもとっておきたい宝物ですね♪
大ヒットしたマッチの「ハイティーン★ブギ」
そしてマッチの歌うこの曲!
♪未来をオレにくれ~ 明日こそお前を幸せにしてやる!
これで決まりさ!!
作詞が松本隆・作曲がタツロウ・ヤマシタだったんですね。すごい!知らなかった☆
「Momoko」
こちらもしっとりイイ感じです。
今でも「ハイティーン・ブギ」をつぶやく人たちがいました♪
ときどき覗くツィッター。
「ハイティーン・ブギ」についてどんなつぶやきしているのだろうとちょっと耳を傾けてみましたッ!
なんか高校生のLIVEイベントとかいう別の意味のハイティーン・ブギも混ざっていましたが^_^;
翔の乗っていたバイクは!?
「ハイティーン・ブギ」には翔の乗っているバイクが漫画ではカワサキZⅡ750RSなんですね。
映画ではホンダのCBX400Fインテグラ。
でも漫画でちょっと気になることがあるんです。

KAWASAKI?

HONDA?
☆ハイティーン・ブギ☆ なつかし〜〜〜 ( 漫画、コミック ) - 煙が目にしみる - Yahoo!ブログ

SUZUKI
『ハイティーン・ブギ 藤丸 翔』の不思議 - 五大洋光のショベルな休日
缶ペンケースレトロ 「ハイティーン・ブギ」のキャラクターグッズ!
やっぱりグッズはあるんですね。
漫画家・牧野和子氏について

そよ風ロック
くだん書房:目録:マンガ:雑誌:集英社
私事ではありますが、牧野和子先生の多数ある作品の中でも特にこの「そよ風ロック」が大好きです。
1972年の作品なのでかなり古いですが、確かフラワーコミックスからも単行本が発行されていました。
今ではおそらく廃刊になっているかと思いますが・・・
「ハイティーン・ブギ」は、翔が財閥の御曹司、桃子は貧乏という設定ですが、この「そよ風ロック」でも舞台はアメリカですが、男の子がお金持ち、ヒロインは刑務所に入っている父親を持つ美貌の女の子という設定なんです。
ハイ・ブギの導入部分にはその「そよ風ロック」といくらか被る要素があったりして、どこか懐かしさも入り混じった、筆者にとって特別な思いが感じられる作品です。
あ、ちなみに「そよ風ロック」は、満足のいくハッピーエンドでした(笑)
いずれにしても牧野先生の作品は、夫の後藤ゆきお氏と組み、作画は牧野先生が担当しているわけですが、ストーリーの面白さはもちろん、絵柄がとても魅力的なんですね!気が付いたらもう牧野ワールドにハマっていました!
最後までお付き合いありがとうございました!