武道家『ブルース・リー』は本当にすごかった!彼が創り出した格闘技『ジークンドー』を知っていますか?

武道家『ブルース・リー』は本当にすごかった!彼が創り出した格闘技『ジークンドー』を知っていますか?

『ジークンドー』を知っていますか?武道家ブルース・リーが創り出した格闘技です。現在の『総合格闘技』に通じる武技・防具・トレーニング方法などを、すでに40年以上も前に独自に構築し、ひとつの『道』として極めていました。


JKDのシンボルマーク

JKDのマークは、太極拳のシンボルとしても有名な陰陽を表わす図を 中心に、それが永久に回り続ける(進化し続ける)意味の矢印、そして周囲にはJKDのエッセンスとも言うべきブルース・リー師祖の言葉が記されています。 訓読すれば「無法を以って有法と為し、無限を以って有限と為す」となり、簡単に言えば“限界や形式(固定したスタイル)は無い、捕われない、あなたは無限です”という意味の言葉です。  陰陽の図は、この世界に存在する全ての事物が、必ず「対」になる何かと相互依存しながら、存在していることを表現しています。  天と地、昼と夜、男性と女性、など世の中にある存在は「対立」しているように見えても実際は、一方の存在がなくては成り立たない物 事をも示しています。たとえば、生き物の“天敵”とは文字通りの“敵”ですが、その存在がなければ、全ての生態系のバランスが崩れてしまいます。事物を広 い視野で見た「調和」を、この図が表しているのです。 格闘に於ける武技にもこの「陰陽」が、そして「陰」の中にも「陽」が、「陽」の中にも「陰」が存在する事が、その武技を完成へ近づける大切な要素となり、戦術に於いてもこの「調和」が大切な要素となるのです。           

http://www.bruceleejkd.com/aboutjkd/concept

ジークンドーの理念 - ブルース・リー・ジークンドー正統継承 IUMA日本振藩國術館

修練と発展の3段階

このシンボルマークは、次の3つの段階を表現しています。

体の使い方や心の在りようを会得できておらず、すべてが部分的でバラバラな状態。

Partiality, 部分性

そこから原理原則を学び、反復練習することで基本ができあがる。
それを水の流れのように、自分自身の個性に沿って変化させ、進化させていく。

Fluidity, 流動性

やがて無意識のうちに体が動き、適切な動きができる状態になる。
それが無の境地になるということ。

Emptiness, 空

これが、ブルース・リーが考えたジークンドーの道のりであり、これを極めることが「道」そのものなのです。

水のように生きる

ブルース・リーは亡くなる1年くらい前に「究極の真実は自分に勝ち、心の調和をはかることだ」と述べています。
そのためには、水のように生きることが永遠のテーマだとも言っていました。

水は時に静かに流れ、時に激しく硬いものすら打ち砕きます。
あらゆる状況に合わせて形を変えながら、けれども本質は変わらない水。
ブルース・リーが求めたのは、この「水」になることだったのです。

ブルース・リーと映画

1971年、30歳になった時、ブルース・リーは香港に拠点を移します。

ジークンドーを教えるかたわら、ハリウッドで俳優業も続けていましたが、当時のハリウッドには、アジア人に対する見えない壁があり、アジア人は絶対に主役になることができませんでした。25~30歳までのブルース・リーは、俳優業においては「本当に表現したいもの」をすることができなかったのです。

「クンフー映画のおひざ元で、ハリウッドをあっと驚かす作品を作る!」という野心に燃えて、『ドラゴン』映画制作に取り組んだのでした。

『ブルース・リー』の伝説:『燃えよドラゴン』(日本では1973年公開)から始まる「ドラゴンシリーズ」と後世への影響 - Middle Edge(ミドルエッジ)

『ドラゴン危機一髪』は香港映画史上空前の大ヒットになりました。
脚技の速さから、「脚三李」(足が3本に見える)と、新聞に評されたほどでした。
2作目『ドラゴン怒りの鉄拳』、3作目『ドラゴンへの道』も大当たり。
特に3作目の『ドラゴンへの道』は、製作・監督・脚本・主演・武術指導の5役をこなしました。クライマックスの、アメリカ空手チャンピオンとの7分間の死闘は、世界の映画史上最高の格闘シーンと言われています。

わずか2年足らずの間にトップスターに駆け上がっていきました。
けれどブルース・リー自身は、まわりの興奮を冷静に見つめていました。
次の動画は、その頃の心境を語ったものです。

動画の最後に、ブルース・リーがこう語っています。
『だから米国では、本物の東洋を見せてやると決めたんだ』

『ドラゴンへの道』の後、ハリウッドから映画の共同制作話が持ち込まれ、すでにスタートしていた『死亡遊戯』の制作を中断し、『燃えよドラゴン』の撮影に入るのです。

『本物の東洋』
この言葉通り、武道家としても俳優としても、人生の総決算となる作品になりました。
この時期のブルース・リーの武術が、いかに常人離れしたものであったか、是非この動画をご覧ください。

『燃えよドラゴン』は完成しましたが、1973年7月20日にブルース・リーは亡くなり、彼がこの映画の、世界中での大ヒットを知ることはありませんでした。

けれど「20世紀で最も重要な・偉大な100人」に選ばれるほど、彼の遺した映画とジークンドーが人々に与えた影響は大きかったのです。
偉大なる武道家に敬意を表したいと思います。

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