ふきのとう

『ふきのとう 』
ふきのとうは、北海道出身のフォークデュオで1970年代に活躍した二人組グループで、アコースティックサウンドで二人の優しいハーモニーが魅力的なバンドでした。
バンド結成
細坪基佳は1971年10月に大学のフォークソング研究会に入部し、バンドごと練習をする事になりました。
1982年に細坪基佳と山木康世の二人は、友達と4人でバンド『マッド・スライド・スリム』を組みますが暫くして解散します。その後二人はユニットを組みました。当時のユニット名は『メロディー』。そしてアマチュア音楽コンテストに出場しました。またNHK札幌放送局のテレビ番組に出演し、バンド改名した事で『ふきのとう』と名乗ります。
デビューするまでのエピソード
デビュー後のバンド経歴

1974年9月21日にデビューシングル『白い冬』を発表。
1978年には年間250本のコンサートを行っていたようです。そしてふきのとうの活動中にヒットした曲の中で5曲を下記の動画で紹介します。

1981年、ふきのとうのプライベートレーベル「Silverland」(シルバーランド)を設立。その第1弾として、同年の5月21日にシングル「メロディー」を発売。

それと同時に1981年5月21日にアルバム『D.S. ダルセーニョ』を発売。

1992年5月8日の北海道厚生年金会館で行われたコンサートツアー『ever last concert』を最後に、18年間続いたグループを解散しました。
解散から一度も再結成されていないようです。ふきのとうの曲はメロディーがとても美しいです。
沖縄で人気がありました。
ふきうた#75:「ここは沖縄」/ふきのとう | はるのひの気まぐれ通り雨 - 楽天ブログ
ふきのとうは沖縄県で凄い人気でした。そんなふきのとうを愛する沖縄ファンのために沖縄県限定でこのシングルが発売されました。それがこちらです。

1978年8月1日に発売された限定シングル『ここは沖縄』
ツイッターでは、バンドについて懐かしむ声もありました。
解散後にバンドについて山木康世が語る
山木康世は、デビュー後の忙しさを語りました。
また再結成については、「ないだろうなあ。もしやるとしたら、現役引退の最後の最後でしょう」と語っています。解散後の山木康世についてもっと知りたい方は下記の記事をご覧ください。
あの人は今こうしている 山木康世(元ふきのとう) : 紅い秋
ちなみに2016年4月11日に山木康世のライブが開催されるようです。

ふきのとうの曲を聴いてみるとどれも素晴らしく、好きになる事間違いなしです。