今でもあの音が頭の中で浮かびます ” レ・ミ・ド・ド・ソ" 宇宙人とのファーストコンタクトの行方は? 『未知との遭遇』

今でもあの音が頭の中で浮かびます ” レ・ミ・ド・ド・ソ" 宇宙人とのファーストコンタクトの行方は? 『未知との遭遇』

日本でもUFOやUMAブームが巻き起こった1970年代。「宇宙人との第三次接近遭遇」をテーマに描かれた、スティーブン・スピルバーグ監督の傑作です。


概要

あらすじ 《wikipediaより転記あり》

バミューダトライアングルで行方不明になった戦闘機群や巨大な貨物船が、砂漠に失踪当時の姿のまま忽然と姿を現した。謎の発光体が米国内外で目撃され、原因不明の大規模停電が発生。

発電所に勤めるロイ・ニアリーも停電の復旧作業に向かう途中、不可思議な機械の誤作動を起こす飛行物体と遭遇。

それが放つ閃光を浴びて以後理由も判らないまま、憑かれたようにUFOの目撃情報を集め出し、枕やシェービング・クリームに漠然と山のような形を見出すようになる。

インディアナ州に住む少年バリー・ガイラーは家の台所に入り込み冷蔵庫を漁っていた「何者か」と鉢合わせするが、恐れる様子も無く後を追い掛ける。

その母のジリアンも深夜外に出て行った息子を連れ帰ろうとする途中で飛行物体の編隊と遭遇し閃光を浴び、ロイ同様に山の姿を描くようになる。

飛行物体の群れにバリー少年が連れ去られる(アブダクション)など謎の現象が続く中、フランス人UFO学者のクロード・ラコームは異星人からの接触を確信し、「彼ら」と直接面会する地球側の「第三種接近遭遇」プロジェクトをスタートさせる。

「彼ら」からのデータ送信をキャッチしそれが地上の座標を示す信号で、ワイオミング州にあるデヴィルズ・タワー(悪魔の塔)という山を指し示していた。

軍も出動し有毒ガス漏洩を偽装して住民が退避させられるがニュースで報じられた事によってロイとジリアンは探し求めていた奇妙な形の山がデヴィルズ・タワーである事を確信。州境を越えデヴィルズ・タワーを目指す。

デヴィルズ・タワーに陣取り、音楽でコンタクトを取ろうと試みるラコームらプロジェクトチームの目前に飛行物体の編隊が現れ、チームが送った信号に反応を示して飛び去った。

関係者達は歓声を上げるが、直後山の背後から「彼ら」の母船とみられる巨大な円盤が重低音を響かせながら出現しする。

宇宙船の中からバリーを含め行方不明になった人々が現れ、その後異星人たちが続々現れる。

地球側が用意した代表団のほかに、異星人たちはロイを選び、彼らは母船に乗り込んで行く。

そして彼らを乗せて、母船ははるか宇宙に帰って行く。

ハンドサイン

この映画で宇宙人との交信で重要な役割を果たすのは『ハンドサイン』です。
宇宙人と地球人のコミュニケーションの様子を見てみましょう。

キャスト

巨大な光の塊に遭遇したことから、人生が変わってしまう。主人公。

ロイ・ニアリー/リチャード・ドレイファス

フランス人UFO学者。「第三次接近遭遇」プロジェクトの責任者。

クロード・ラコーム/フランソワ・トリュフォー

ロイの妻。

ロニー・ニアリー /テリー・ガー

バリーの母。

ジリアン・ガイラー/メリンダ・ディロン

「第三次接近遭遇」プロジェクト員。地図の製作者。

デヴィッド・ロフリン/ボブ・バラバン

ジリアンの息子。光の塊にさらわれる。

バリー・ガイラー /ケリー・ガフィ

「第三次接近遭遇」プロジェクト員。

ロバート/ランス・ヘンリクセン

農夫/ロバーツ・ブロッサム

スタッフ

アメリカ合衆国の映画監督、映画プロデューサー。アメリカ映画アカデミー会員。大英帝国勲章 (KBE) 受章。

監督:スティーヴン・スピルバーグ

製作: ジュリア・フィリップス マイケル・フィリップス
脚本: スティーヴン・スピルバーグ
撮影: ヴィルモス・ジグモンド ラズロ・コヴァックス
特撮: ダグラス・トランブル リチャード・ユリシック

アメリカ合衆国ニューヨーク出身の作曲家、指揮者。

音楽:ジョン・ウィリアムズ

第50回アカデミー賞ノミネート

同時期に同じく宇宙を舞台にした「スターウォーズ」が7部門を受賞し、最多作品賞に輝いている。

この作品の宇宙人はとても友好的に描かれています。これは後の「E・T」にも繋がっていくものと思われます。
このラストを見て「自分も連れて行ってもらいたい」と思った人も多いはずです。そして宇宙人に切望されたロイになりたいとも。。。

これは最後のラコーム博士の「きみがうらやましい」という言葉に集約されるのではないでしょうか。

ただ大人になった今 思い返してみると、彼らはどこに旅立ったのか、どういう人生を送るのか、もう二度とこの美しい地球に降り立つことはなかったのか・・・などを考えてしまうのは「心が大人になってしまったのかな」と、一抹の寂しさを感じました。

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