KISS グループ結成
1973年、ジーンシモンズとポールスタンレーが中心となりKISSが結成される。
最初は売れず前座バンドとして活動する。

日本でもおなじみのKISS リーダーであるジーンシモンズとポールスタンレーが中心となりその後、ドラマーのピータークリスとリードギターのエースフレーリーが参加。
KISSとしてのアルバムデビューはカサブランカレコードより「キッスファースト」(邦題 地獄からの使者)で1974年発売。パーフォーマンスは注目されるがアルバムとしてはヒットしなかった。
KISS 火を吹いた大ブレイク 1970年代
ファーストアルバムはほとんど話題にならなかった。
サードアルバムでヒットチャートにのり、KISS黄金期が始まる

この頃から日本でもアルバムが発表されはじめ当時洋楽ロック専門誌とも言える「ミュージックライフ」でも大きく取り上げられはじめる。ライブはメイクと派手なアクションで人気だがファーストアルバム・セカンドアルバムもヒットにはほど遠く前座バンドとして各地をまわる日々だったらしい。
その後、初となるシングルヒット「beth」(ベス)や「ハードラックウーマン」の大ヒットにより人気グループの仲間入りを果たす。
1977年に日本初来日を果たし武道館にてコンサートをおこなう。
日本のCMでもおなじみ KISSの名曲
KISSの曲、どれも親しみやすくストレートな歌詞ですね。
キャノンCMなどでもおなじみの2曲をご紹介

地獄からの脱出[初回生産限定盤]発売日: 2012.10.10
DISCOGRAPHY - キッス | KISS - UNIVERSAL MUSIC JAPAN
キャノンEOS のCMカバー曲になった大ヒットで個人的にも好きな曲です。
KISSの楽曲の歌詞はストレートな意味が多くそれが親しみやすさ・わかりやすさとなり多くのファンを魅了した。
キャノンCM「We need KISS」 子役達がKISSと同じ化粧をしてバンドを組みパーフォーマーをしているのがなんとも可愛い印象的なCMでした。
kiss1975年のビックヒット「LOVE GUN」 6枚目のアルバムタイトル。アルバムチャート全米4位となった。
メンバー交代が相次ぎグループ存続の危機も
40年あまりも活動していればトラブルもあるもの。
KISSもメンバーが交代する時期がありました。

地獄からの使者~キッス・ファースト[初回生産限定盤] オリジナル発売日: 2001.01.01
DISCOGRAPHY - キッス | KISS - UNIVERSAL MUSIC JAPAN
1975年からやっと売れ出して3年あまりでこんな状態だったとは。このときは人気絶頂だったはず。
ここまで関係悪化したのはジーンシモンズとポールスタンレーがグループの中心的存在でエースフレーリーとピータークリスが注目されなくなってきたことが発端とか。
「ハードラックウーマン」での大ヒットからもっとメインでボーカルをしたいというクリスはその後薬物依存などによりグループを1980年に解雇された。しかし、その後復帰しては脱退を繰り返し2004年以降グループには入っていない。
エースフレーリーは順調にソロ活動も続けヒットを飛ばしていてクリスとは好対照となるが彼も1982年に自ら脱退しその後復帰したが2002年以降復帰はなかった。その後、KISSは完全にフロントマンのジーンシモンズとポールスタンレーの2人を中心とするグループとなる。
KISSのディスコグラフィー セールス1億1000万枚を超える
セールス1億越はスゴイ!
スタジオアルバム・ライブもビックセールスです。

アライヴ!~地獄の狂獣[初回生産限定盤] 発売日: 2012.10.10
キッス | KISS - アライヴ!~地獄の狂獣[紙ジャケ] - UNIVERSAL MUSIC JAPAN
キッス - Wikipedia
KISSのアルバムはスタジオアルバムが22枚その内18枚がゴールドディスク・プラチナディスクに認定されています。ゴールドディスクとは50万枚セールス プラチナディスクで100枚セールスしたアルバムに対して認定されます。いかにKISSが売れたかの証明ですね。
KISS 伝説のライブ映像
KISSの人気はアメリカデトロイトで始まりました。
1976年KISS初期のライブ映像です。

1976年 アメリカで3枚目のアルバムがヒットして全米で注目されはじめていた時のライブ映像です。
KISSの人気はデトロイトから始まりました、この「デトロイトロックシティ」は長く、KISSのコンサートのオープング曲ともなり当時のファンはおなじみではないでしょうか?みんな若いですね。
ステージでのパフォーマンスとメイク
KISSでのライブ1番のパフォーマーはジーンシモンズの火吹きでしょう。
メイクの意味も併せてご紹介

2010年火吹きをするジーンシモンズ
ジーン・シモンズ (ミュージシャン) - Wikipedia
KISSと言えばメイクとこのジーンシモンズの火吹きシーンが有名です。
一説によると歌舞伎の影響のメイクではないかとも言われたらしいですが、これはあまり関係ないとのこと。この火のシーンは最初誰がやるか決まってなかったらしいですがやりたい人がジーンシモンズ以外いなかったので彼になったとか。
キッス - Wikipedia
KISSのメイクの始まりは他のグループとの差別化する為だったようです。
このメイクにこんな意味があるとは知りませんでした。
ロック殿堂入り

ジーンシモンズ・ポールスタンレー・エースフレーリー・ピータークリスのオリジナルメンバーでロック殿堂入りのスピーチの様子です。
ロック界に多くの貢献を下として認められるロック殿堂入り。1975年から活躍しているにもかかわらず殿堂入りは2014年とつい最近。同時期活躍していたクイーン・エアロスミスが2001年に同時殿堂しているのにちょっと意外な感じがしました。
ハードロックだけではないKISSのバラード3選
ハードロックの印象が強いKISSですが、バラードの名曲も多いです。
とくにハードラックウーマンは日本でも大ヒットになりました。
ももいろクローバーとのコラボレーションでまた注目
KISSは40周年から50周年に向かおうとしています。まだまだ進化し続けるKISS。日本でのももクロとのコラボレーションでのKISSの新たな1ページの始まりです。

「夢の浮世に咲いてみな」【KISS盤】発売2015/1/28
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なぜKISSは、ももいろクロ―バーZと対等にコラボすることを選んだのか?
http://www.cinra.net/review/20150306-kissjapantourなぜKISSは、ももいろクロ―バーZと対等にコラボすることを選んだのか? - レビュー : CINRA.NET
いかがでしたでしょうか。
KISSはロックグループとして1970年代から2010年代まで常に第一線のロックミュージシャンとして活躍し続けています。その曲はキャラクターと共に現代の若者にも受け入れられ今後も発展し続けていく事でしょう、今後のKISSの活動が楽しみです。