日本版Little Mermaid(リトルマーメイド)『魔法のマコちゃん』

日本版Little Mermaid(リトルマーメイド)『魔法のマコちゃん』

陸の青年アキラに恋をした人魚姫のマコ。明に会いたい一心で、二度と人魚に戻れなくなるという禁忌を犯して人間になります。魔法のペンダント「人魚の命」に助けられ、日々の暮らしの中で人として成長していきます。マコの学園生活は?そして明との再会は!?


魔法のマコちゃん

『魔法のマコちゃん』(まほうのマコちゃん)は、1970年11月2日から1971年9月27日まで、毎週月曜日19時 - 19時30分にNET(現・テレビ朝日)系列にて全48話が放送された日本のテレビアニメである。

哀愁漂うオープニング主題歌と、軽妙なエンディング主題歌

メインキャラクター

深海の国の姫で人魚。15歳。沈没する客船に乗っていた人間の少年・明を助け、彼に恋をしてしまう。 明のことが忘れられないマコは、人間になることを決意し人間界で生活を始める。父・竜王より渡された魔法のペンダント「人魚の命」に願いをかけると魔法が使える。「からたち学園」中等部2年生。

声 : 杉山佳寿子

浦島マコ

深海の国の王。通称「竜王」。マコの事を心配し、時折人間界へ現れる。マコに魔法のペンダント「人魚の命」を手渡す。

声 : 谷津勲

パパ

竜王の妃、マコの母。人間界に行ってしまったマコを、王と共に優しく見守り助ける。

声 : 平井道子

ママ

竜王からも「会うだけでも命がけ」と言われる深海の国の長老。マコに人魚から人間へ変わる方法を教えた人物。

おばば

マコと仲の良い双子の兄弟。つり眉が兄の太郎。タレ眉が弟の次郎。

声 : 太郎-丸山裕子/ 次郎-友近恵子

神田兄弟

[ささくれの歌]魔法のマコちゃん - YouTube

神田家の離れに住む老人。人間になったばかりのマコを救い、引き取る。人間界での父親替わり。

浦島老人

マコのクラスメートでガキ大将。本名は松橋。乱暴だが正義感は強い。マコに恋心を抱いていて、頭が上がらない。

声 : 大竹宏

番長

番長の子分で知恵袋的な存在。

声 : 山下啓介 / 神谷明

正吉

マコのクラスメート。富田建設社長の娘で、気が強い。何かというとマコに対抗し、意地悪をする。母親は学園のPTA会長。

声 : 平井道子

富田トミ子

マコ達の担任。

声 : 沢りつお

タバゴン先生

トミ子の母。からたち学園のPTA会長。

声 : 川島ふじ子

富田夫人

からたち学園の学園長。PTA会長の富田夫人のご機嫌を取るため、事あるごとにトミ子の肩を持つ。

声 : 沼波輝枝

学園長

マコの初恋の人。乗っていた客船が沈没し、溺れたところを人魚のマコに助けられる。

声 : 市川治 / 作間功

茂野アキラ

あらすじ

これまでのシリーズは、学校の中でのトラブルや友人関係を主にストーリーが展開していましたが、『魔法のマコちゃん』では、プラス「明」という恋愛対象への思いがプラスされています。

学園モノでは定番の敵役の「お嬢様」とその「腰巾着」からの嫌がらせ。クラスの「番長」(頭は良い方ではない)と、その子分との絡み。そしてそれに、恋愛モノ定番の「すれ違い」、相手(明)の環境に見え隠れする「もう一人の女の子」の存在。これはまさしく、思春期とは言わず、女の子の胸キュンベストな組み合わせですね。現在のラブストーリーにも共通する部分も多いです。
この物語がOAされたのは1970年ですが、何十年経っても女の子の好みは変わらないようですね。

感動の最終回

《第48話~最終話~ また会う日まで》

レーサーのアキラがどうぶつ園でサイン会の最中大ケガをしてしまい、瀕死の重体に。

マコはアキラの命を救うため、ペンダント「人魚の命」を海にささげ、父竜王のもとへと向かいます。

竜王との決裂の後、陸に泳いで帰ろうとしますが、力尽き、海の底に沈んでいきます。

重症で手術中ののアキラはマコの夢を見ます。多分マコも同じ夢を見ているのではないでしょうか…

手に手を取って落ちてゆく二人。。。最悪の結末を予想させる展開ですが…

竜王が渦潮を起こし、マコを助けます。

砂浜に打ち上げられるマコ

再び浦島老人、太郎次郎に助けられ、アキラのいる病院に運ばれます。ベッドの上で目を覚ますマコ

アキラも奇跡的に一命を取り留め(マコの愛の力?)、二人は想いを確認し合います。

光進丸の船員になったアキラ。マコは航海に出るアキラにペンダントを渡し、海に還す様にお願いします。

船上からペンダントを海に投げ入れるアキラ。

ペンダントはマコの3人の姉に拾われ、人魚の世界に還りました。

海に別れを告げたマコは、人間として生きていくことを決めたのでした。

アンデルセンの人魚姫は海の泡となりますが、マコちゃんはハッピーエンドに終わってホッと胸をなでおろしました。それにしてもマコちゃんは中学2年生なのに、アキラくんはレーサーでそのあと船員で・・・年齢差はいくつなのでしょう?!現在ではゴールデンタイムには不向きな設定ですね。当時は「アニメ=子供の見るもの」といった時代だったので、このような設定でも主人公の年齢がある程度低いのは仕方のないことだったのかもしれません。
最終回でマコとアキラの見る夢は、死の淵を連想させるものとなっています。竜王とおばば(深海の長老)が何らかの手助けをしたのでは・・・との思いが拭いきれません。
人間界では天涯孤独のマコですが、浦島老人、沼田一家などに支えられ、きっと健やかな未来が待っているであろうとことを彷彿とさせられる、ハッピーエンドでした。

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