魔法のマコちゃん

哀愁漂うオープニング主題歌と、軽妙なエンディング主題歌
メインキャラクター

浦島マコ

パパ

ママ

おばば

神田兄弟
[ささくれの歌]魔法のマコちゃん - YouTube

浦島老人

番長

正吉

富田トミ子

タバゴン先生

富田夫人

学園長

茂野アキラ
あらすじ
魔法のマコちゃん - TOEI ANIMATION

これまでのシリーズは、学校の中でのトラブルや友人関係を主にストーリーが展開していましたが、『魔法のマコちゃん』では、プラス「明」という恋愛対象への思いがプラスされています。
学園モノでは定番の敵役の「お嬢様」とその「腰巾着」からの嫌がらせ。クラスの「番長」(頭は良い方ではない)と、その子分との絡み。そしてそれに、恋愛モノ定番の「すれ違い」、相手(明)の環境に見え隠れする「もう一人の女の子」の存在。これはまさしく、思春期とは言わず、女の子の胸キュンベストな組み合わせですね。現在のラブストーリーにも共通する部分も多いです。
この物語がOAされたのは1970年ですが、何十年経っても女の子の好みは変わらないようですね。
感動の最終回
《第48話~最終話~ また会う日まで》













アンデルセンの人魚姫は海の泡となりますが、マコちゃんはハッピーエンドに終わってホッと胸をなでおろしました。それにしてもマコちゃんは中学2年生なのに、アキラくんはレーサーでそのあと船員で・・・年齢差はいくつなのでしょう?!現在ではゴールデンタイムには不向きな設定ですね。当時は「アニメ=子供の見るもの」といった時代だったので、このような設定でも主人公の年齢がある程度低いのは仕方のないことだったのかもしれません。
最終回でマコとアキラの見る夢は、死の淵を連想させるものとなっています。竜王とおばば(深海の長老)が何らかの手助けをしたのでは・・・との思いが拭いきれません。
人間界では天涯孤独のマコですが、浦島老人、沼田一家などに支えられ、きっと健やかな未来が待っているであろうとことを彷彿とさせられる、ハッピーエンドでした。