ツクールシリーズって?
読んで字のごとく、RPG(ロールプレイングゲーム)を作る為の作成ツールです。
当時は、市販のソフトを購入して、「自分も大きくなったら、ゲームメーカーに就職して面白いゲームを作ってやるぞ!」と勇んだ方が多かったものです。
そんなところへ、このようなツクールシリーズが発売され、人気にならないわけはありません。
PC版ということで、収録されているデータ以外でも、自作の画像や音楽を組み合わせることで、無限の可能性を秘めたこのツクールシリーズは、一気に我々PCユーザーへと広まっていったのです。
では、「RPGツクール SUPER DANTE」とは?
当時は、SFCの普及により、PCゲーマーも据え置きゲーマーへと変わりつつある時代でした。
もちろん変わらないPCゲーム一筋のゲーマーもいらっしゃれば、両方のゲーマーもいらっしゃいましたが、SFCのグラフィックの綺麗さから、ゲームといえばSFCで、というユーザーが多かったのも事実です。
※当時はPCも高かったですし、windowsの設定難度もハードルが高く、何よりPCを持っている人が、今のように「一家に一台」という時代ではなかったため、比較的安価でゲームを、といえばやはり据え置きゲームでした。
そんなところで、なんとSFC用のRPGツクールが出るという情報が出てきて、衝撃を受けた覚えがあります。
作ったデータはどうやって遊んでもらうんだろう?と疑問に思ったものですが、何のことはない、ソフトをそのまま渡す、というシンプルな方法でした。
当然、ソフトを貸している間は次のゲームを作れないわけですが・・・。
「RPGツクール SUPER DANTE」を見ていきましょう!
ドラクエ風なグラフィック
コマンド入力式や、マップでの歩行グラフィックなど、全体的にドラクエを模倣した感じとなっています。
ドラクエは、何より一般ユーザーをRPGに導いた第一人者ゲームであるため、違和感なくグラフィックにのめり込める点では大正解だと思います。
SFCとして上出来のBGM
BGMは、やはり無難なファンタジー路線を進んだものが多かったです。
グラフィックがドラクエ風ということで、やはりファンタジーに偏った方が、作る側も無難であり、何よりイメージがしやすいという利点もあります。
敵モンスターのグラフィックもいろいろあります