伝説のプロレスラー天龍の引退試合に伝説のギタリスト『高中正義』が電撃参戦!
11月15日(日)東京・両国国技館で行なわれる天龍源一郎の引退試合で、名曲として知られる天龍の入場テーマ曲「サンダーストーム」の作曲者でギタリストの高中正義(62)が当日、生演奏することになった。
興行にはファンクスやスタン・ハンセンも来場する予定。

高中正義(たかなか まさよし)
ミスタープロレス天龍源一郎が長年使用している入場テーマ曲『サンダーストーム』
高中正義が1981年7月5日に発表した名アルバム『虹伝説』の一曲、『THUNDER STORM(サンダーストーム)』
当時全日本プロレスのテレビ中継を行なっていた日本テレビによる公募で天龍の入場曲としてこの曲が選ばれた。
ハンセンのテーマ曲『サンライズ』は天龍に使われるかもしれなかった!
全日本プロレス時代はタッグを組みタイトルも獲得したスタン・ハンセンと天龍源一郎。
実はスタン・ハンセンの入場テーマ曲として有名な『サンライズ』も、天龍の入場曲公募に送られてきた。
だが、日本テレビのスタッフは『これは天龍ではなくハンセンに合うな』と、ハンセンのテーマ曲に回したという。
この判断はお見事としか言えない。
1989年にライバルであったハンセンから呼びかけられ天龍はタッグ「龍艦砲」を結成する。
この年には天龍個人としては6月鶴田をパワーボムでフォールし三冠ヘビー級王座を、龍艦砲としては世界タッグ王座を獲得。
さらに最強タッグでは史上初の全勝優勝を果たすが、次第に同盟の意義は薄れていき1990年3月、殺人魚雷コンビ(テリー・ゴディ&スティーブ・ウィリアムス)との世界タッグ戦での敗北をきっかけに天龍とハンセンが仲間割れ。そして4月に天龍は「革命は完了した」として天龍同盟の解散を宣言した。
天龍源一郎、引退試合
天龍は1963年に大相撲の二所ノ関部屋に入門。
76年秋場所後に突如引退、同年10月に全日本に入団。プロレス界を代表するレスラーとなった。
2015年2月、正式に現役引退を表明した。

2015年11月15日 天龍源一郎『最後の試合』
天龍引退興行のチケットは既に完売しているが、現地の様子はBSスカパーで放送される。
スカパー!天龍源一郎引退試合