大原麗子はもちろん美しい。ミニスカート姿にも感激する。しかし、なんだかなぁの思いもあったりする作品ではあります。
そんな中、特出しているのは挿入歌で、和田アキ子が唄う「女王蜂のフーガ」はちょっとした聴きものです。
そして主演三作品目、1983年の「セカンド・ラブ」。やっときたぁという感じの作品です。監督は女性映画の名手と謳われる東陽一。
セカンド・ラブ
この作品で多くの人が期待したのは大原麗子のヌードだったろうと思われるのですが、熱烈なファンの多くはヌードに反対。「大原麗子がヌードになる」の報に抗議の手紙が殺到したらしいです。チッ、余計なことを。
もっとも、既にサントリーCM「すこし愛して、ながーく愛して」が始まっていましたから仕方のない事でもあったのでしょう。
男はつらいよ 噂の寅次郎
「セカンド・ラブ」と前後して大原麗子は「男はつらいよ」のマドンナ役を2度演じています。最初の1本が1978年の「男はつらいよ 噂の寅次郎」で、やはり大原麗子は勝気でありながらも清楚な役というのが似合いますよね。
男はつらいよ 噂の寅次郎
因みに2013年3月に行われたYahoo!JAPAN調査によるマドンナ人気ランキング『「男はつらいよ」あなたが選ぶ歴代最高のマドンナは?』では、浅丘ルリ子、吉永小百合に次いで大原麗子は堂々の第3位に輝いています。
やっぱり大原麗子はマドンナ役が似合いますよね。マドンナという言葉の響きがピッタリですもんね。因みに当時大原麗子は32歳。1984年には「男はつらいよ 寅次郎真実一路」で2度目のマドンナ役を演じているのですが、その時が38歳です。
居酒屋兆治
最期にもう一本どうしてもご紹介したい映画があります!降旗康男監督、高倉健主演により1983年11月12日に公開された映画「居酒屋兆治」。これは山口瞳原作の同名の小説を映画化したもので、大原麗子はヒロインを演じています。
居酒屋兆治
1981年のヒット映画「駅STATION」と同じく監督・降旗康男、撮影・木村大作、主演・高倉健のトリオで製作された「居酒屋兆治」は実に味わい深い佳作となっています。
気心知れたスタッフという事で高倉健はいつになくいい味を出していますし、そこに絡む大原麗子は素晴らしいです。
主演であろうと、なかろうと、やはりヒロイン役が似合いますねぇ。
大原麗子は高倉健のことを生涯尊敬していたそうで、1992年にNHKのテレビドラマ「チロルの挽歌」で高倉健の妻役(ヒロイン)として高倉と共演し、ギャラクシー賞奨励賞を受賞しているのですが、この作品を「生涯の代表作」と自負していたのだそうですよ。