始まりはゴレンジャー!70年代、80年代に放送されたスーパー戦隊シリーズ

始まりはゴレンジャー!70年代、80年代に放送されたスーパー戦隊シリーズ

1975年に放送スタートしたテレビ朝日系列のスーパー戦隊シリーズ。男性はもちろん、女性でも小さい頃に一度は見たことがあるのではないでしょうか。80年代までのスーパー戦隊シリーズのターニングポイントとなる作品を振り返ってみました。


最初のシリーズは「秘密戦隊 ゴレンジャー」

最初に放送されたのは1975年に放送スタートした「秘密戦隊 ゴレンジャー」。

元々1971年に仮面ライダーが放送スタートした時から、5人の戦隊ものの案があったそうです。ですがライダーは「ヒーローは1人」ということで今の形になりました。

そうして4年後にゴレンジャーが登場するのですが、最初から5人で登場するヒーローというのはじつはなかなか珍しいのです。

変身ポーズや変身後の色分けしたスーツ、必殺技などが人気となり2年続く人気シリーズになりました。視聴率も20%を超えたこともあるんですよ。今でもゴレンジャーというと戦隊ものの5人シリーズの代名詞ですもんね。

原作は石ノ森章太郎さんです。続いて1978年に「ジャッカー電撃隊」が放送されるのですが、ゴレンジャーほどの人気が出ず9カ月で打ち切りになります。こちらも原作は石ノ森さん。1年続かなかったのはこの作品が唯一です。

人気低迷を受け、戦隊もののシリーズはいったん終了し、マーベル・コミックグループとの提携でスパイダーマンが放送されていました。

バトルフィーバーJ

スーパー戦隊シリーズは1979年の「バトルフィーバーJ」で復活します。現在の「スーパー戦隊シリーズ」へと続くきっかけになった作品ともいえますね。この作品から原作が八手 三郎さんに変わります。2022年現在も原作は八手さんなんですよ。すごいですよね。

マーベルとの提携が続いていたこともあり、他の作品とはちょっと異なる点もあります。マーベルの「キャプテン・アメリカ」をモチーフにした「キャプテンジャパン」という作品を作る予定だったのですが、マーベルの都合で「キャプテン・アメリカ」が使用できなくなり、ミスアメリカが登場しています。「キャプテンジャパン」だったらこのあとの戦隊シリーズはどうなっていたのでしょうね。

巨大ロボットで戦うなどは前の2作品にはなく、この作品からスタートしました。

電子戦隊 デンジマン

1980年2月から1981年まで放送していたのは「電子戦隊 デンジマン」。〇〇戦隊〇〇マン(ジャーなどもあり)というタイトルだったり、色によってメンバーが変化、一度倒した敵が巨大化して再登場し、巨大ロボで倒すなど、現在まで続いているスーパー戦隊シリーズで多く取り入れられているスタイルはこの作品からスタートしたものが多いです。

こちらもマーベルとの提携作品なのですが、かなりマーベル色は薄いです。日本オリジナルの戦隊ものが出来上がっていく感じですね。

敵のラスボスのへドリアン女王の衣装がマーベル作品に登場する「死の女神ヘラ」の名残を残しています。

このへドリアン女王は次の年の作品、「太陽戦隊サンバルカン」にも登場します。デンジマンの直接的な続編なんですね。

サンバルカンはヒーローが最初から最後まで3人で全員男性という唯一の作品です。

超電子 バイオマン

1984年-1985年には「超電子バイオマン」が放送されました。

この作品では視聴者層の拡大のために、様々な取り組みがされています。

まず、「〇〇戦隊」という名前にマンネリ感が出てきたため「超電子」という名前になっています。メンバーの呼び名も色名だけでなく、「レッドワン」など色とナンバーで呼ばれていました。

またこの作品は5人のうち2人が女性です。今まで女性は1人でしたが2人になったのはこの作品が初ですね。全員男性という案もあったそうなのですが、ドラマ展開に限りが出てくるという理由から女性2人になりました。

今まで女性戦士は飾りのような感じもありましたがここから女性戦士のキャラもたつようになりました。最初は反対意見も合ったそうなのですが、ふたを開けてみると好評でした。しかも1人は途中で亡くなり、イエローフォーの2代目が登場しています。

様々な対策で視聴者の年齢層も幅広くなり、女性が2人になったことで女性視聴者も増えたそうです。ここから女性が2人のシリーズも放送されるようになりました。

超獣戦隊ライブマン

1988年から1989年に放送されたのは「超獣戦隊 ライブマン」。こちらは昭和最後の作品でもあります。

「バトルフィーバーJ」から数えて10年目となるため、スーパー戦隊シリーズ10周年記念作品として放送されました。

10年目なので今までと違う形でというコンセプトがあり、ヒーローは3人です。サンバルカンと同様、赤、青、黄の3人でしたが、ライブマンの青は女性でした。人数が少ない分キャスティングに力を入れたとのことでレッドは嶋大輔さん、イエローは西村和彦さんです。最初は3人のままのつもりだったのですが中盤から緑と黒が加わり5人になります。途中で人数が変わるというのは初めてでしたが、物語の波を作るという面でも10周年企画らしい感じがしますね。また、緑と黒は今まで同じグループにいたことはなく、これも新しい試みでした。

さらにロボが2体登場し、1号と2号が合体するなど今までにはない要素がたくさんでしたね。

この後もスーパー戦隊シリーズは進化を遂げていきます。

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