「7月7日、晴れ」 基本情報
【キャスト】
望月ひなた:観月ありさ
山部健太:萩原聖人
神田絵里子:田中律子
島岡正道:榊原利彦
城戸英一郎:うじきつよし
三ツ木紘一: 升毅
滝本:西村雅彦
千葉:大高洋夫
松前博郎:西岡徳馬
岸和田聡:伊武雅刀
【劇中歌】
「7月7日、晴れ」 DREAMS COME TRUE
「go for it」
「うれしい!たのしい!大好き」
「SUKI」
他多数
ストーリー
※ネタばれありますのでご注意ください!
【運命の出会い】
仲間達とキャンプに来た山辺健太(萩原聖人)は川で釣り中、山に不釣り合いなドレスを着ている望月ひなた(観月ありさ)と遭遇します。「何してるの?」「川で洗濯しているように見える?」有名人の自分を知らない健太に興味を持ったひなたは「今度東京でデートしよう」と健太の手に電話番号を書き去って行きました。
【スターひなたとのデート】
東京に帰った健太は看板や雑誌にひなたの姿を見つけ、日本で絶大な人気を誇るもプロフィールを明かさないスターだということを知ります。ひなたのことが気になった健太は電話をかけデートが実現、映画や食事をするうちに二人は心を通わせていきました。「友達がいない」と言うひなたに健太は「今度は俺が誘うよ」と次のデートの約束をします。
そのころ健太が務める自動車メーカーの岸和田宣伝部長(伊武雅刀)はひなたをイメージキャラクターに決定、奔走するも契約にこじつけることができませんでした。
【深まる二人の関係】
健太が提案した街中デートを楽しむ二人。自分の誕生日である7月7日に天の川を見たいという、ひなたに「今度は天の川を見に行こう」と約束します。そんな親密な二人の姿を、岸和田が目撃していました。後日、健太とひなたは仲間達と一緒にキャンプに出かけ天の川を見上げます。「来年の誕生日はきっとこの天の川が見える。一緒に見るって約束しよう」と健太はひなたと約束します。
【会社の不穏な動き】
健太が岸和田部長の宣伝部に配属され、お互い忙しくしばらく会えない日々が続きます。そして健太は岸和田に「新製品の発表会にひなたを連れてきてくれ」と土下座して頼まれてしまいました。電話で健太は「発表会は来ない方がいい」と忠告しますが「久しぶりに会いたい」とひなたは行くことに決めてしまいます。そんな行動に気づいたマネージャーの三ツ木(升毅)は身勝手なことを慎むように警告するのですが・・・。
【発表会の計略、引き裂かれる二人】
岸和田は発表会でひなたをステージに引っ張り上げる計画を企てます。計画を知った健太は阻止しようと奔走しますが、ひなたはステージに上がってしまいました。未契約のタレントをステージに上げた岸和田は会社を謹慎処分に、ひなたは三ツ木に「あの男に利用されただけだ」とひどくなじられますが、健太を信じる気持ちは変わっていません。健太は三ツ木から電話で「あなたに利用された彼女は傷ついている。彼女は二度と会いたくないと言っている」とひなたと今後会わないよう厳しく追及され、荒れる健太。
健太の会社と正式にCM契約をした三ツ木は「彼は最初から計画したことだったと白状した」とひなたにウソを教えました。クリスマスに健太と再会したひなたは「健太を信じている」と伝えますが、健太は「付き合ったのはひなたを利用するため」と返答します。「私もあなたのことからかっただけ」とその場を立ち去ってしまいました。
【半年後・・・】
日本での活動を終了し海外に拠点を移す予定のひなたのもとに、岸和田が「あのことは山辺(健太)くんは知らなかった」と伝えに来ました。ひなたは「もう終わったこと」と気にしていない様子を見せます。一方、健太は「ひなたのファンになる」とファンなら忘れる必要もない、ずっとひなたを応援し続ける決意を固めました。
【ラジオからのメッセージ】
7月7日の誕生日にひなたはラジオで、最初は台本通りに話すものの、途中から本当の気持ちを話始め呼びかけます「お願い明かりを消して。本物の天の川を見せて。約束したの、一緒に天の川を見るって・・・。会いたい。その人と会いたい・・・。」
【天の川が導く二人】
ラジオを聞いていた健太は外に飛び出し、ひなたの元へ向かいます。奇跡のように街から光が消えたのを見たひなたも外に駆け出しました。空には天の川がハッキリ見えています。星に導かれるように再会できた二人、自然に笑顔になります。「何してんだよ」「川で洗濯しているように見える?」天の川が輝く元で抱き合う二人「会いたかった・・・」
まとめ
全編にDREAMS COME TRUEの曲が使われており、主人公の恋して嬉しい気持ちや切ない心情に合わせた曲調でストーリーを盛り上げていました。最後に再会できた二人の場面で、出会いのセリフを再現するセリフにキュンとしてしまいます。青春時代のピュアな気持ちを思い出させてくれる映画ですね。最後まで読んでくださりありがとうございました。