90年代に公開されたディズニー映画を見てみよう!<前編>

90年代に公開されたディズニー映画を見てみよう!<前編>

1937年にアメリカで公開された白雪姫以降、現在もたくさんの名作を生みだしているウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ。ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオで製作された映画の中から90年代前半に日本で公開された作品をご紹介していきます。


オリバー ニューヨーク子猫ものがたり

「オリバー ニューヨーク子猫ものがたり」はアメリカで1988年に公開されたのですが、日本公開は1990年でした。この頃はアメリカでの公開と日本での公開で2年ほど差があったんです。ちなみに日本では「白雪姫」と「ミッキーのがんばれサーカス」が同時上映されていました。

チャールズ・ディケンズさんの「オリバー・ツイスト」が原作になっていますが、主人公を子猫や犬にし、舞台を現代のニューヨークにするなどの脚色がされています。もともとはミュージカル映画や実写映画を企画していたのですが、最終的に動物を主人公にしてアニメーション映画になったのです。

捨て猫のオリバーはドジャー率いる犬の仲間に入ります。その後オリバーはジェニーという少女に出会い、彼女の家へ。ですがドジャーが誘拐事件に巻き込まれてしまい、オリバーは仲間たちドジャーを救出しようと奮闘するというお話です。

リトル・マーメード

1989年にアメリカで公開され、1991年で日本公開されたのは「リトル・マーメード」。

原作はアンデルセンの「人魚姫」です。ウォルトディズニーは1940年代頃から人魚姫をアニメーションにしたいという構想があったそうです。40年の時を超えてアニメ化されたんですね。

誰もが知っている人魚姫を映画化するというのはさすがですよね。絵本では最後は安房になって消えるという悲恋ですが、こちらの映画で人魚姫も明るいイメージに変わりましたよね。

この映画が大ヒットし、ディズニー映画の第二黄金期の原点だといわれています。アニメだけでなく音楽も注目されました。主題歌の「アンダー・ザ・シー」はアカデミー歌曲賞を受賞。作曲のアラン・メンケンさんは作曲賞を受賞しています。

続編のOVAが2作、そしてTVシリーズも放送されています。さらにミュージカルとして舞台化もされましたね。日本では劇団四季が公演しています。

トリトン王の末娘である人魚姫・アリエルは好奇心旺盛な性格で人間の世界に憧れていました。ある日海上にいた船をのぞき込んでしまい、乗っていたエリック王子に一目ぼれしてしまうというラブストーリー。

美女と野獣

1991年にアメリカで、1992年に日本で公開されたのは「美女と野獣」。フランスの民話である「美女と野獣」を原作にしています。

当時、アニメ作品として初めてアカデミー賞作品賞にノミネートされました。そして、前作の「リトル・マーメード」同様、作曲賞と歌曲賞を受賞しています。

映画だけでなく、家庭用のホームビデオもアメリカ、日本ともヒットしました。

森の奥の城に住んでいる王子はわがままで傲慢。ある日、見にくい老婆が一晩止めてほしいと城を訪ねるのですが、王子はその醜さを理由に老婆を追い返します。老婆はじつは美しい魔女で、見た目で人を判断する王子を野獣の姿に、王子をわがままに育て上げてしまった召使たちを画材道具の姿に、そして白全体にも魔法をかけました。

王子が人に愛し愛されるまでその魔法はとけることがありません。そうして10年の月日が過ぎたころ、城に運命の少女となるベルがやってくるのです。

原作はありますがこちらもかなり脚色されていますね。家財道具にされた召使たちのキャラクターがたっていて明るい作品に仕上がっています。

続編の短編アニメも2作あります。さらに、2017年には実写化されました。

アラジン

1992年にアメリカ、1993年に日本で公開されたのは「アラジン」。『千夜一夜物語』の『アラジンと魔法のランプ』を原案としています。続編のOVA2本とテレビシリーズもありますよ。

さらに、2019年に実写映画も後悔されました。

魔法のじゅうたんで空を旅するシーンで使われている「ホール・ニュー・ワールド」はアカデミー歌曲賞を受賞しています。ディズニー映画は人気の楽曲も多いですが、中でも人気の高い1曲でもあります。

アグラバーのまちで、相棒のサルと一緒にコソ泥をして生計を立てていた貧しい少年・アラジンはある日、市場で泥棒の濡れ衣を着せられた少女を助けます。彼女は実は王女ジャスミン。婚約に嫌気を指して宮殿を飛び出してきたのでした。

アラジンとジャスミンは心を通わせるのですが、アラジンは盗賊と間違えられ捕まってしまいます。これは王国を支配しようとしていた国務大臣のジャファーの策略でした。ジャファーはアラジンを開放する条件として洞窟から魔法のランプを取ってくるように指示します。

アラジンはランプを見つけ、ひょんなことからランプをこすったことでランプの魔人・ジーニーの主になります。陽気なジーニーが物語に花を咲かせていきます。

アラジンは、ジャスミンと恋人になるため、自分を王子にしてほしいとジーニーに頼みます。

ライオンキング

「ライオンキング」は1994年6月にアメリカで公開、日本では翌月の7月に公開されました。この頃からタイムラグがなくなってきたんですね。

スピンオフの続編が3作、さらに「ライオン・ガード」の名前で、新馬の息子が主人公となるTVシリーズも放送されていました。

世界各国でミュージカルも公演。日本では劇団四季が公演していますね。さらに2019年には実写映画も公開されています。

興行収入は9億8千万ドル。「アナと雪の女王」、「トイストーリー」に続いて2021年現在アニメ映画で3番目の興行収入です。

プライド・ランドの王であるムファサとサラビに、次の王となるシンバが誕生します。新馬の誕生をみんなが喜び式典が開かれますが、ムファサの弟であり、シンバの叔父にあたるスカーは央になれない自分の運命を呪っていました。

スカーはシンバを罠にはめ、ムファサはシンバを助けたことで死んでしまいます。そしてシンバはスカーに濡れ衣を着せられてプライドランドを追放されます。そしてスカーが次期王になるのでした。

絶望の底にいたシンバは、仲間たちに出会い元気を取り戻していきます。そしてプライドランドが荒廃しているということを知り、スカート対決します。

90年代前半のディズニー映画は名作の中でも特に名作でメディアミックスされている作品も多いですね。振り返ってみるともう一度見たくなります。

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