石橋貴明ってこんな人!タカさんが起こした【芸能事件簿】若い頃の暴れっぷり!

石橋貴明ってこんな人!タカさんが起こした【芸能事件簿】若い頃の暴れっぷり!

今や人気ユーチューバー・石橋貴明としての活躍も著しいタカさん。若手時代の80~90年代は正直言って暴れ者でした!TV番組でタカさんが起こした【芸能事件簿】をご覧ください。


石橋貴明の魅力が分かる!若い頃の暴れっぷりをまとめた動画はコチラから!!

画像たっぷりで振り返る80~90年代のタカさん!
タカさんの暴れっぷりをYouTube動画にしてみました。

怒ってます!キレてます!我が道を行ってます!!

すっかり落ち着いた現在のタカさんも素敵ですが、かつての傍若無人ぶりもやはり魅力のひとつでした。是非ご覧ください!

深夜番組『オールナイトフジ』で、石橋貴明がはしゃぎ過ぎて超高額カメラを破壊!!

1985年1月、レギュラーを務めていたフジテレビ系の人気深夜番組『オールナイトフジ』での一コマ。前年12月に発売したシングル「一気!」の歌唱中に、ブレイクダンスの真似事をするなど興奮した石橋貴明(以下、タカさん)が突然カメラに抱きつきます。するとそのカメラがゆっくりと転倒、横転してしまいました。

見るからに高額とわかるカメラを壊してしまった若手タレントに対して、共演者は何も言えず、相方の木梨憲武すら「知らねえよ、お前」と呟く始末。

シングル「一気!」

青ざめるタカさんでしたが、バラエティ番組の演出であり、故意ではないと判断され保険での対応で済んでいます。なんとか弁償を免れたタカさんでしたが、カメラはレンズが破損し、本体の精密部品にも不具合が生じた為に修理不可能となり、廃棄処分となっています。

この廃棄されたカメラとレンズですが、当時の価格で約1,500万円とされています。番組内のカメラ破損シーンはその後フジテレビの特番等で放送されることもありましたが、現在ではコンプライアンスの観点からかVTRの放送が禁止となっているそうです。

放送用カメラのイメージ

後日テレビ出演した際に、この話題を片岡鶴太郎から振られるとタカさんは悪びれた様子もなく、笑顔で「申し訳ない!」と繰り返しています。さらに横にいた木梨も「もう一回やってみましょうか?」と軽口を叩いており、本人達にとってはさっそく武勇伝化していた様子。

さらに後年、タカさんがMCを担当していたTBS系『うたばん』(放送時はとくばん)で、この事件を彷彿とさせるシーンが放送されています。

番組内のコーナーに木梨が出演。その際に獲得した商品をカメラにぶつけ転倒させます。すると木梨が「大丈夫ですか?保険に入っていますよね?」とマネジャーに確認するシーンがきっかけとなり、同じくMCであった中居正広が観客を煽り、場内は「オールナイトフジ以来!」とコールが発生するまでに盛り上がっています。

CD「ソング・オールナイトフジ」

『オールナイトフジ』と同時期にとんねるずが出演していた深夜ラジオ番組『オールナイトニッポン』を聴いていたという中居らしい機転を利かせた展開となり、お茶の間のファンも喜ばせることに成功しています。

『ザ・ベストテン』で「雨の西麻布」を切れながら歌うタカさん!!

1985年10月、TBS系『ザ・ベストテン』400回記念の生放送にとんねるずが出演。ステージへ登壇する前に、神輿に乗せられた二人が客席を通り登場する演出が行われました。しかし、この神輿に観客が押し寄せ、現場はパニックに。

もみくちゃにされ、衣装も引っ張られるなどしたタカさんは憤慨。ステージへ辿り着くも頭に血が上った状態のタカさんは40万枚のヒットとなる「雨の西麻布」を歌うも、「ふざけんじゃねぇぞ!この野郎!!」、「てめぇら最低だ!!」と怒りを露にしています。

シングル「雨の西麻布」

この一件により番組宛に数多くの苦情が寄せられており、翌週の放送でタカさんが謝罪するに至っています。放送当日はフジテレビ系『夕やけニャンニャン』終わりで静岡に向かったとんねるず。時間もなく、ぶっつけ本番のような形での出演となったことも影響し、演出が失敗に終わったとのこと。

歌唱中、木梨のフォローにも聞く耳を持たなかったタカさん。相当なキレ方をしていたのが印象的でした。

シングル「雨の西麻布」歌詞カード

『夕やけニャンニャン』でアイドルを激怒させ、素人の個人情報をバラしまくる!!

1985年にレギュラーを獲得して以降、とんねるず主体のコーナーも多く企画されたフジテレビ系のアイドルバラエティ番組『夕やけニャンニャン』。とんねるずは飛ぶ鳥を落とす勢いそのままに、アイドルや素人参加者とハチャメチャなやり取りを行っていきます。

おニャン子同士が各々タカさんと木梨とを従え、互いの悪口をフリップで言い合うコーナー「(新)えばってんじゃねぇよ」(1986年6月4日放送)では、タカさんの失礼な態度に対して、立見里歌と内海和子が怒りを露わにする一幕も。

立見里歌のグッズ

内海和子のグッズ

二人がタカさんの普段の接し方に対して、真顔で「むかついた」とアイドルらしからぬ発言をすると、これにタカさんもヒートアップ。一触即発の雰囲気となるもアイドル陣も負けじと、フリップの手書き文章を読み「憧れの萩原健一さんと対談して何も喋れず目に涙ためてんじゃねえよ!」などと応戦します。するとタカさんは「おいこの野郎テメー」「タコ助テメー」とオラつき始め、終いには「止めてやるぞこのコーナー!」と憤慨。

セットのテーブルに乗り上げ、コーナー名の書かれたボードを破壊し始めます。椅子も床へと叩きつけるなど怒りを爆発させたところでコーナーは強制終了となっています。

DVD「夕やけニャンニャン おニャン子白書 (1985年7~8月) 」

また、素人の参加者ととんねるずによる電話での口喧嘩が見ものだったコーナー「タイマンテレフォン」でも、罵りあいの終盤に怒りが頂点に達したタカさんが、一般人である参加者の個人名や住所、在籍校を公開し、さらには不幸の手紙を送るよう促したりしています。また、悪乗りが得意な木梨も参戦し、「頼んでもない出前を届けてやれ」と迷惑この上ない発言をさらりと言ってのけます。

他にも名物コーナー「ロッキーに挑戦・勝ち抜き腕相撲」での一コマ。興奮した参加者たちが暴れ回るシーンにおいて、タカさんは素人相手に殴る蹴るの暴挙に出ます。すると全員が入り乱れ、スタジオ内がカオス化する状況で、いつの間にかタカさんの服にケチャップがかけられる事態に。

一瞬呆然としたタカさんは、放送後に暴れていた参加者たちを居残りさせてVTRを確認。タカさんはスタッフと共に説教を行ったとのことです。

木梨憲武死亡のドッキリで多数の抗議を受ける!!

1991年10月、盲腸による休業からの復帰となった木梨憲武。フジテレビ系『とんねるずのみなさんのおかげです。』への復帰回で事件は起こました。

放送が開始された直後、「緊急放送!盲腸で倒れる 木梨憲武さんを偲んで…」とのタイトルが付けられ、生放送の追悼特番のように厳粛なセットが組まれた映像が流れます。

DVD「とんねるずのみなさんのおかげでBOX コンプライアンス」

そして、タカさんとアナウンサーが神妙な面持ちで故人を偲ぶような会話を始めます。そこで放送当日の午後5時30分過ぎに木梨が急逝した旨が伝えられ、急遽設置された遺影では在りし日の木梨が微笑んでいるという状況がシリアスに映し出されました。

しかし、放送開始から2分半が過ぎた所でラフなジャージ姿の木梨が現れ、ドッキリのネタばらしとなります。しかし、その登場を無視し、暗い雰囲気のまま会話が続いていくというシュールな展開に。さらに2分が経過したところで、タカさんが吹き出し笑いが起き、一連のドッキリが終了しています。

復帰回と思っていた視聴者の反応は様々で、ドッキリとして楽しむ者がいる一方で、放送直前の訃報であることからニュースにならず、本当に木梨が亡くなったと信じた者、そしてフジテレビに抗議の電話をする者など。この時の抗議電話は数百件に上ったと言います。

ちなみに同局アナウンサーで番組にも出演していた中村江里子は、放送を観ていて途中まで本当に木梨の死を信じていたそうです。

1991年の紅白歌合戦で「受信料を払おう」のペインティングを披露!!

1991年のNHK『紅白歌合戦』に初出場したとんねるず。同じ初出場組にはXやSMAP、森口博子らがいました。出場を公言し、本気で大晦日の大舞台を狙っていた二人の晴れ舞台でしたが、普通に歌って終わるとんねるずではありませんでした。

「第22回日本歌謡大賞 大賞受賞曲」である「情けねえ」を披露した二人は、それぞれに紅白に分かれたかつらと足袋、ビキニパンツを纏い、さらには紅白のペイントを全身に施した出で立ちで登場します。そして、なんと背中には「受信料を払おう」とペイントが。見る者の度肝を抜いた衣装で初出場に自ら花を添えています。

シングル「情けねえ」

結果的にこの演出は大盛り上がりとなり、お笑いタレントとしてしっかりと爪痕を残した格好となったとんねるずでしたが、これには局の上層部は怒り心頭。長い歴史ある番組の品位をおとしめたとして、現場の関係者に顛末書の提出が義務化をされたそう。

湾岸戦争と、それに対する日本の対応を風刺した同曲。出場が決まった後の記者会見で、タカさんは「皆さんも、受信料を払っていれば、きっといいことがあります」と、落ち着いた口調で喜びを語っていました。同曲は「とんねるずのみなさんのおかげです」エンディングテーマ曲であり、深読みすれば国民の受信料から成り立っているNHKと番組タイトルを引っ掛けたのではないでしょうか。

一説には”NHKのお偉いさんをどうしてもイジりたかった石橋の思惑”とも言われています。また、このステージが実現したことで、翌年の本木雅弘による伝説の「コンドーム衣装」に繋がったかは不明です※。

※個人として初出場した本木雅弘が楽曲「東へ西へ」を歌唱した際のエピソード。いくつもの白い液体入りコンドーム風の風船を首に巻き付け登場した本木。平然とステージをこなす本木が曲の最後に半ケツを出し、コンドームを割り液体を全身で浴びるというパフォーマンスを披露しています。

司会を務めた『新春かくし芸大会』でミッキーマウスの頭を外そうとして大問題に発展!!

31年ぶりの生放送となった1996年のフジテレビ系『新春かくし芸大会』で、司会を”ミスターかくし芸”堺正章と共にとんねるずが担当。マチャアキという大御所を前にしても”石橋節”を炸裂させています。

番組では日本のお正月を彩る老舗番組に相応しく、世界中で愛されるキャラクター・ミッキーマウスがスタジオに登場しました。するとタカさんは”中の人”を暴こうと、ミッキーマウスの頭を取り外そうとする暴挙に出ます。タカさんの「誰が入っているんだよ」との声がスタジオ内に響きます。

新年早々、編集のできない生放送で大暴れするタカさんが映し出され、早々にCMが差し込まれる事態に。

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これには放送を観ていたオリエンタルランドの上層部が案の定、おかんむり状態に。当然ながら現場対応の謝罪では済まず、大変な剣幕で”石橋とは今後ディズニーキャラクターとの共演をさせない”旨を伝えてきたといいます。

フジテレビが何とか怒りを収めてもらい、事態を収拾させていますが、若い頃のタカさんが怖いもの知らずだったことが分かるエピソードでした。今ではすっかりYouTubeチャンネル『貴ちゃんねるず』で若い世代にも親しまれているタカさんですが、過去には傍若無人な姿勢を貫いた一面があったことを振り返ってみました。

若い頃の石橋貴明

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