黒夢の歴史とヒット曲をヴィジュアルとともに振り返ろう!

黒夢の歴史とヒット曲をヴィジュアルとともに振り返ろう!

主に1990年代に活躍していたバンド、黒夢。インディーズ時代から解散までの歴史とヒット曲をたどっていきましょう。ヴィジュアルもかなり変化しています!


結成~インディーズ時代

黒夢は2人組だと思っている人も多いと思いますが、結成当初は4人でした。

元々、GARNETというバンドに所属していた清春、人時、鋭葵の3人と、GERACEEというバンドに所属していた臣の4人で1991年結成されました。対バンで清春の声を聞いた臣が、一緒にバンドを組みたいと熱望し、結成に至りました。

「黒夢」というバンド名は結成前からあった楽曲からきています。「夢や神は存在しない」「あくまで現実」という意味が込められているそうです。バンド名も漢字ですが、メンバー名も漢字。この頃はアルファベットのバンド名、メンバー名が流行していましたが時代に逆境する漢字でかっこよかったですね。

ちなみに初期はバリバリのヴィジュアル系です。黒夢は名古屋出身バンド。名古屋はインディーズ文化が盛んでヴィジュアル系バンドも多く存在していました。中でも黒夢は人気があり、主に中京地方で活躍していましたが、デビュー前に渋谷公会堂でライブを行うほどだったんです。

1992年にドラムの鋭葵が脱退。翌年別のドラムが加わりますがすぐに脱退したため、ドラムはサポートメンバーを入れ、3人で活動していました。

インディーズ時代にデモテープ2本、ミニアルバム1枚、アルバム1枚を製作しています。

デビュー~臣の脱退まで

インディーズで人気が出た黒夢は1994年に東芝EMIから「for dear」でデビューします。清春は髪を短く切っていることもあり、ヴィジュアルは少し落ち着いてきましたね。その後、アルバム「迷える百合達」、シングル「ICE MY LIFE」、ミニアルバム「Cruel」をリリース。

そして、3枚目のアルバム「feminism」のレコーディングをしていたのですが、ギターの臣が突然失踪。そしてそのまま脱退しています。マリスミゼルのgacktもそうですが、失踪して脱退というのも珍しくなかったんですね。

臣はその年に「VINYL」というロックユニットを結成。黒夢が活動休止中の2003年に人時と一緒にSUPER DROP BABIESというバンドも結成しています。失踪しておいて元メンバーと別のバンドを組むとはびっくりですよね。現在は本名の鈴木新の名前でソロ活動をしています。

「優しい悲劇」で知名度がアップ

臣が脱退後の1995年にシングル「優しい悲劇」、「Miss MOONLIGHT」。アルバム[feminism」をリリース。

今までよりもポップな曲調になり、ダークな言葉も少なくなってきたのでこのあたりからヴィジュアル系ファン以外のファンも増えていきます。まだまだ化粧はしていますが、いわゆるヴィジュアル系とはまた違う感じですね。

臣が在籍していた時は臣が6割、人時が4割で作曲を担当していましたが、脱退後は清春も作曲をするようになりました。作詞は元々清春が一人で担当していましたよ。

「BEAMS」以降はヴィジュアルがどんどん変わる!

5枚目のシングル「BEAMS」の頃はまた髪が伸びてパーマスタイルになっている清春。この辺りはリリースごとにイメージが変わっています。といってもヴィジュアルが変わっているのは清春だけで、人時はずっとワンレンロングを貫いていましたね。

「BEAMS」はmaxell「PO'z」というカセットテープのCMソングにも使用され、ヒットしました。

次のシングル「SEE YOU]ではまた短髪にもどった清春。しかも赤色です。この頃は髪の毛の色に個性を出す人が芸能人でも一般人でも多かったです。

衣装も全身チェックでかわいらしく、初期のころからは想像つかない感じになっていますね。

「BEAMS]、「SEE YOU]を収録したアルバム、「FAKESTAR」ではさらに短髪になり、ロックな感じになっていました。初期というか前作のアルバム「feminism」と比べてもだいぶ違いますね。

当時のJ-POPシーンを皮肉った内容になっていて、アルバムやこの頃開催されていたライブはかなり攻撃的でしたね。

アルバム「Drug TReatment」あたりから現在のスタイルに

しばらくヴィジュアルがコロコロ変わっていた清春ですが、その後は落ち着いてロックテイストになっています。現在もこのようなスタイルであまり変わらないですね。

いわゆる「ヴィジュアル系」ではなくなっていましたが、この頃から本当にヴィジュアルにこだわらなくなったのかもしれませんね。

ちなみに1998年にリリースされたシングル「MARIA」はオリコン2位で黒夢史上最高位でした。

ですが1999年に無期限の活動休止期間に突入。清春はSADSとして活動。2003年からはソロ活動をしています。

人時はプロジェクトを開始したり、サポートなどを行っていました。

解散~再結成~再解散

黒夢の再始動はほぼない、と答えていた清春ですが「清春 15th Anniversary Presents kuroyume "the end" 〜CORKSCREW A GO GO! FINAL〜」として、日本武道館で一夜限りの復活、そして解散ライブをしました。

ですがなんと翌年にSADSと黒夢の再始動を発表します。2011年に12年半ぶりにシングルを発売。何枚かのCDのリリースとライブも行っています。そして2014年に最後のロングツアー「BEFORE THE NEXT SLEEP」を開催しました。

それから黒夢は活動していませんが、いつかまた再結成する日も来るかもしれませんね。

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