「サニー32」
監督 白石和彌
脚本 高橋泉
出演者 北原里英、ピエール瀧、リリー・フランキー、門脇麦、音尾琢真、駿河太郎
公開 2018年2月17日
あらすじ
2004年に長崎県佐世保市であった「佐世保小6女児同級生殺害事件」(ネバダ事件)
当時小学6年生の女児が学校内で同級生の女児をカッターナイフで首などを切り殺害し、世間に大きな衝撃を与えた事件。
加害者の女児が「NEVADA」のロゴ入りパーカーを着ていたため「ネバダたん」と呼ばれ、ネットでは「ネバダ事件」とも呼ばれています。
「先生を流産させる会」
監督 内藤瑛亮
脚本 内藤瑛亮
公開 2011年9月17日
あらすじ
タイトルだけで十分怖いですが、2009年に愛知県半田市の中学校で実際にあった事件を映画化したものです。
部活動で注意を受けた、発達障害のある生徒に配慮したなどの事に不満を持っていた男子生徒11名が、妊娠中の女性担任を「流産させる会」を発足し様々な嫌がらせや給食に異物混入、教員を転ばせようとするなどしていました。
映画としては、見終わった後にモヤモヤした気持ちが残るので決してスッキリする映画ではありません。
「アナタハン」
監督 ジョセフ・フォン・スタンバーグ
脚本 ジョセフ・フォン・スタンバーグ、浅野辰雄
出演者 根岸明美、菅沼正、中山昭二
公開 1953年6月28日
あらすじ
「アタナハン」とは太平洋戦争中に太平洋の北マリアナ諸島に位置するアナタハン島という孤島に女性1人、32人の兵士が置き去りにされその後6年間ジャングル生活を続けた…「アナタハンの女王事件」を映像化したものです。
日本の敗戦を知らなかったため、1人の女性をめぐって32人の兵士は殺し合いをはじめ最終的に12人が死亡しました。
「冷たい熱帯魚」
監督 園子温
脚本 園子温、高橋ヨシキ
出演者 吹越満、でんでん、黒沢あすか、神楽坂恵、梶原ひかり
公開 2011年1月29日
あらすじ
「冷たい熱帯魚」は1993年に埼玉県であった「埼玉愛犬家連続殺人事件」をベースにした映画です。
「埼玉愛犬家連続殺人事件」はペットショップを経営していた夫婦がペット詐欺を働き、そのことでトラブルになった顧客を犬の殺処分の時に使用する硝酸ストリキニーネを用いて毒殺し、4人を殺害した事件です。
人の本質が見える、猟奇的な映画でした。「配役が完璧」「役者の演技が異常に上手い」と高評価ですが内容はグロいので苦手な人は閲覧注意!
「コンクリート」
監督 中村拓
脚本 菅乃廣
出演者 高岡蒼佑(現:高岡奏輔)、小森未来、三船美佳、小林且弥、中谷彰宏、永澤俊矢
公開 2004年7月3日
1988年11月~1989年1月の間に発生した「女子高生コンクリート詰め殺人事件」を映像化したものです。
ノンフィクション小説「十七歳、悪の履歴書」を原作にし作られました。
「事件か残虐すぎる」「映画化する必要があるのか?」という意見や、被害者の女子高生役が元AV女優、監督が元暴走族という点などからも映画化に反対する意見が多かったようです。
この映画を見た人の多くは「見るんじゃなかった…」と実話で、しかも残虐過ぎる内容なため見た後に後悔する人が多いようです。
こちらも閲覧の際は注意してください。
「恋の罪」
監督 園子温
脚本 園子温
出演者 水野美紀、冨樫真、神楽坂恵
公開 2011年11月12日
あらすじ
1997年3月9日、東京電力の社員だった女性が殺害された事件(東電OL殺人事件)をモチーフにした映画です。
映画では水野美紀がヘアヌードになったことで注目をあつめていました。
また「アンジャッシュの児島の演技が意外と良かった」という声も多かったです。
意外と多い実話系の映画
他にも実際にあった事件を映画化したものはたくさんありますが、やっぱり実話を元にしている映画は後味がよくないものがほとんどですね…
実際にあった事件を映画化することには賛否両論ありますが、こういった恐ろしい事件が多くあることが何より怖いです。