バンドの中でドラムスというと、ステージの中ほどにいながらほぼ最後列にいる存在、ボーカルがドラムスの前に立って唄っていることもあります。
でもテレビの歌番組でドラムの人が叩きながら唄っているのを見た記憶があります。
そんなドラムボーカルさん達を集めてみました。
アイ高野(カーナビーツ)
アイ高野さんは1951年 東京生まれ。
1966年にザ・カーナビーツを結成されます。
ザ・カーナビーツは1967年に動画の曲である「好きさ好きさ好きさ」でデビュー。
アイ高野さんがドラムスティックを指さすように差し出す決めポーズで失神するファンも出たという伝説のグループサウンズです。
ちなみに「好きさ好きさ好きさ」はイギリスのバンド、The Zombiesの " I Love You"のカバーなのですが、ザ・カーナビーツが日本ビクターでのオーディション時に演奏したのがこの曲で、歌詞を日本語に変えてそのままデビュー曲となったそうです。
アイ高野さんは2006年4月1日に逝去されました。
まだ55才、先のライブのお仕事も決まっていたそうです。
つのだ☆ひろ
ディスコでのチークタイムの定番、「メリージェーン」。
つのだ☆ひろさんは1949年 福島県生まれ。
クリエイターのお仕事では清水健太郎の「失恋レストラン」「帰らない」の作詞作曲を担当。
現在は多方面で活動していらっしゃいます。
つのだ☆ひろ【公式】(@TsunodaHiro0801)さん | Twitter
「メリージェーン」に関してはMiddle Edge内のこちらの記事に詳しく載っています。
つのだひろ「メリー・ジェーン」誕生秘話・噂の意味と俗語について - Middle Edge(ミドルエッジ)
高橋幸宏(Y.M.O)
高橋幸宏さんは1952年 東京生まれ。
1978年に細野晴臣さん、坂本龍一さんとともにイエロー・マジック・オーケストラを結成。
YMOはメンバー3名全員がボーカルをなさるのですが、いちばん唄うことが多いのはユキヒロさんです。
「以心電信」「君に胸キュン」「過激な淑女」「ポケットが虹でいっぱい」など、ユキヒロさん歌唱のシングル曲はいろいろあるのですが、叩きながら唄っていらっしゃるライブ動画というのがこれらに関しては見つからず、今回は「Day Tripper」をご紹介しました。
釣りのお話も楽しいユキヒロさんのTwitterです。
yukihirotakahashi(@room66plus)さん | Twitter
稲垣潤一
稲垣潤一さんは1953年 仙台市生まれ。
1982年に「雨のリグレット」でデビューされます。
最初にテレビで見た時は、ソロシンガーでありながらドラムを叩きながら唄っていらしてびっくりしました。
もともとは地元や横須賀などでドラマーとしてバンド活動をなさっていたそうです。
現在も精力的に活動中の稲垣潤一さん。
公式サイトもありますが、Twitterをご紹介しておきます。
稲垣潤一(@InagakiJunichi)さん | Twitter
