追悼！！『尾崎豊』の逮捕・嫁・不倫・死因・子供！！

出身地：東京都荒川区
生年月日：1965年11月29日
没年月日：1992年4月25日（満26歳没）
血液型：B型
デビュー：1983年
学歴：青山学院高等学校中退
職業：歌手・作詞家・作曲家
活動期間：1983年 - 1992年

1965年（昭和40年）11月29日、東京都世田谷区の自衛隊中央病院で2人兄弟の次男として誕生。
練馬区で育つ。練馬区立田柄第二保育園から区立田柄第二小学校に入学したが、1976年（昭和51年）8月、尾崎が小学5年生のときに埼玉県朝霞市へ転居。
朝霞市内の公立小学校へ通う。しかし、転校先の学校に馴染めず、不登校に・・・
練馬東中学校へ越境入学。生徒会副会長、文化祭実行委員長を務めたが、喫煙により停学処分となる。
その後、青山学院高等部に進学。

高校在学中には喫煙やオートバイでの事故などで停学、さらに、高校3年生のときには渋谷で同級生らと飲酒した挙句、女子生徒が一気飲みをし急性アルコール中毒で搬送され、更には大学生のグループと乱闘騒ぎを起こし、警察が出動するほどの騒ぎとなり、無期限停学処分を下され。
これがオーディションを受ける契機となる。のちに停学処分は解けたが、出席日数が足りず留年となり、自主退学した。

因みに、尾崎さんは1983年12月、シングル「15の夜」とアルバム『十七歳の地図』で高校在学中にデビューを果しています。

1985年、10代の代弁者として一世を風靡した尾崎さんは、20歳になり方向性を見失い突然無期限活動休止を宣言し単身渡米します。
当時曲を生み出せないことに苦悩していた尾崎さんは、何の収穫もないままその年の末に帰国。
その後、新曲の発売がないまま1年半ぶりのライヴツアーが始まるも、9月に肉体的な疲労から倒れ、残りのツアーは中止となります。

精神的に低迷の中、尾崎さんは1987年12月22日に覚せい剤取締法違反で逮捕されます。
小菅（東京拘置所）で60日間勾留，公判にて､懲役1年6ヶ月・執行猶予3年を言い渡されました｡
逮捕に伴い、バックバンド「Heart Of Klaxon」のメンバーとも関係が悪化。

尾崎さんは釈放後、人生最初にして最後となるテレビへの生出演を決断します。
1988年6月22日の『夜のヒットスタジオ』(フジ系)で歌ったのは、小菅（東京拘置所）の中で歌詞を書き上げた「太陽の破片」。

その後、東京ドームでの復活ライブで大成功を収め、「I LOVE YOU」が大ヒットするなど、完全復活を果たしました。

尾崎さんは22歳の時に一般人女性（繁美さん）と結婚しています。
また繁美さんとの間には長男(裕哉さん)も設けています。

尾崎さんは音楽の方向性を確認し完全復活とも称されましたが、奥様の繁美さんにとって穏やかな結婚生活は長く続きませんでした・・・

1990年1月発売の雑誌『月刊カドカワ』の雑誌の対談で知り合った女優の斉藤由貴さんとの不倫報道があった為です。
雑誌が発売された僅か2ヶ月後には、北海道で仲睦まじく肩と顔を寄せ合う姿を一般人に撮られており、その写真が雑誌『Friday』に掲載されます。当然、大きな波紋を呼びました。

この不倫騒動の果てに奥様の繁美さんと離婚話も出たと言いますが、その後、奥様とは関係修復。
尾崎さんは斉藤由貴さんと決別しました。

1992年4月25日早朝、当時の尾崎さんの自宅から約500メートル離れた、足立区千住河原町の民家の軒先に全裸で傷だらけで倒れていたところを住人に発見されました。
住人の通報で墨田区内の白鬚橋病院に運び込まれ、診察した医師は「生命に関わることも考えられるので、専門医に診てもらった方がいい」と診断したが、尾崎さんは忠告も聞かず、自宅に帰ってしまいます。
その後、容体が急変、呼吸が止まっているのに気がついた家族が119番通報。
搬送先の日本医科大学付属病院で手当てを受けるも、午後0時6分に死亡しました。
死因は覚醒剤中毒 (メタンフェタミン中毒) による肺水腫。

1992年4月30日に東京都文京区の護国寺で葬儀・追悼式が行われました。
雨の降るなか、参列者は4万人近くに上り、追悼式に参列する若者たちの列の最後尾は、朝の段階で会場最寄りの護国寺駅ではなく、隣駅にまで達していました。
最終的には南北約3.5キロの長さにまで達したそうです。
この追悼式では、自然発生的に尾崎さんのヒットソング「卒業」が4万人の参列者により合唱されました。

「カリスマ尾崎豊の死」にまつわるさまざまな憶測を受け、尾崎さんの死後、奥様の繁美さんは息子（裕哉くん）を連れて渡米しています。
理由は、繁美さんとの不和が原因と報道されたり、尾崎さんの実父とも遺産相続で揉めている等、
また子供を誘拐する”という脅迫まであったそうです。
その為、身の危険を感じ日本にいられる状態ではない”と、幼い裕哉さんを連れて渡米したそうです。（94年から10年間米国で生活）

後の、2011年には尾崎さんの遺書が公開され、繁美さんが夫とともに苦悩した過去なども明かされています。

2016年7月16日、TBSテレビ「音楽の日」に生出演。父の楽曲「I LOVE YOU」をカバー。続けて自身のオリジナル曲「始まりの街」をテレビ初披露。
2018年9月11日 (株)GETTYsBURG設立
2018年10月8日 書き下ろしによる新曲『この空をすべて君に』がTVアニメ「蒼天の拳-REGENESIS-」の第2期エンディングテーマとして起用される。同年11月9日配信リリース。

裕哉さんは父、豊さんが2歳の時に亡くなった為、尾崎豊さんのカリスマ性を知らずに育ったと言います。しかし、やはり親子・・・同じ道を歩むことを決めたようですね。
また尾崎豊さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。