爆風スランプとは
爆風スランプは1984年にデビューした日本のロックバンドです。
「Runner」のヒットで有名になりましたね(^^)/
1980年代、1990年代を代表するバンドだったと思います。
現在のメンバー
サンプラザ中野(サンプラザなかの):ボーカル(2008年に芸名をサンプラザ中野くんに変更)
パッパラー河合(パッパラーかわい):ギター
ファンキー末吉(ファンキーすえよし):ドラム
バーベQ和佐田(バーベキューわさだ):ベース(1989年~)

爆風スランプはヤマハ音楽振興会主催のバンドコンテストであるEastWestにて、最優秀グランプリを受賞した『爆風銃』(バップガン)のメンバーであったファンキー末吉さんと江川ほーじんさん、優秀グループ賞を受賞した『スーパースランプ』のサンプラザ中野さんとパッパラー河合さんの4人により結成されました。
ライブパフォーマンスがハチャメチャだったこともありコミックバンド扱いを受けていましたが、その楽曲はキャッチ―であり、多くの人が馴染みやすいものでした。
「Runner」「月光」「リゾ・ラバ」などのヒット曲を世に残した爆風スランプ。
今回はそんな爆風スランプのデビュー曲を振り返ってみたいと思います!
爆風スランプ 公式ホームページ
爆風スランプ | ソニーミュージック オフィシャルサイト
デビューシングル「週刊東京『少女A』」
「週刊東京『少女A』」は1984年8月にリリースされた爆風スランプのデビューシングルです。
ファーストアルバムである『よい』と同時にリリースされました。

タイトルの少女Aは中森明菜さんのヒット曲『少女A』をパロディ化したものですが、楽曲的には一致している部分は見受けられません(笑)
歌詞中に出てくる「黄色い電車」とは中央・総武緩行線のことであり、週に一度の上京と歌われていることから、千葉に住んでいる女性だということが判りますね(^^)/
ノリやすく、覚えやすい曲だったと思います。
それにしてもデビュー曲でこの曲って、力みが全く感じられない辺りが凄いなぁと思いました!
「週刊東京『少女A』」の歌詞
"少女A"は中森明菜さんのパロディーだとすぐに判りますが、週刊とは?というところなのですが、ここで週に一度の上京という意味が込められているのが判ります。
また、"10ケタもあるテレフォンナンバー"という表現が、東京ではないことを物語ってますよね。
「電話番号が10桁=23区外民=田舎者なのがばれるので教えられない」という意味が込められている様子。
千葉って田舎ですかねぇ?結構都会だと思うのですが・・・
個人的には千葉大好きなんです。 友達も千葉県民多いですし(^^)/
尚、"なんだ坂 こんだ坂 表参道"という歌詞がありますが、デモテープの時点では"Can you maker ! Heart breaker !"だったそうです。
作曲に携わった人達
作詞:サンプラザ中野

スキンヘッドが印象的なサンプラザ中野さんですが、爆風スランプのヒット曲はご自身で作詞されています。
また、作詞の提供も数多く行っており、小泉今日子さん、松たか子さんなどの楽曲を手掛けています。
作曲・編曲:中崎英也
中崎英也(なかざきひでや)さんは東京都出身の作曲家・音楽プロデューサー・アレンジャーです。1980年にバンド「WITH」のメンバーとしてキングレコードよりデビューしました。
1985年の「WITH」解散後は、作曲家・プロデューサーとして活躍しています。
多くのアーティストに楽曲を提供していますが、プロデュースもしており、爆風スランプをはじめ米米CLUBや小柳ゆきさんなどを手掛けました。
「週刊東京『少女A』」を聴き直してみて
爆風スランプのデビュー曲である「週刊東京『少女A』」はいかがだったでしょうか?
「Runner」をはじめ大ヒット曲には及ばないかもしれませんが、爆風スランプ特有の元気が出る楽曲だったと思いました。
レーベルであるCBS・ソニーでは多くのアーティストを抱えていましたが、爆風スランプはその中でも個性的で大変目立った存在だったと思います。
個人的に思うのですが、この当時の爆風スランプのライブパフォーマンスはお客さんを楽しませようと一生懸命なんですよね。エンターテイナーとして素晴らしいことだと思います。
現在活動休止ですが、いつかまた爆風スランプのサウンドを聴きたいですね(^^)/
最後までお読み頂き、ありがとうございました。