《D&D》について
プロローグで触れられている《D&D》について少し触れておこう。
ダンジョンズ&ドラゴンズ基本ルールブック
ダンジョンズ&ドラゴンズ プレイヤーズ・ハンドブック第4版 (ダンジョンズ&ドラゴンズ基本ルールブック) | ロブ ハインソー, アンディ コリンズ, ジェームズ ワイアット, 桂 令夫, 岡田 伸, 北島 靖巳, 楯野 恒雪, 塚田 与志也, 柳田 真坂樹 |本 | 通販 | Amazon
《RPG》という単語を聞いてまず何を思い浮かべるだろう?
日本で知名度が高いのはファイナルファンタジー、ドラゴンクエスト、テイルズシリーズというあたりか。
どれも機体にセットするかインストールして遊ぶタイプのゲームソフトである。そしてジャンルがRPG――すなわちロールプレイングゲームとなる。
これらのゲームソフトは1人プレイが基本であり、プレイヤーは勇者や戦士といった主人公となり、仲間を集めてパーティを組み、魔王を倒したり世界を救ったり物語を見届けたりする。
D&D――「ダンジョンズ&ドラゴンズ」はちょっと違う。
冒険をするという意味では同じだが、こちらはTRPG(テーブルトークロールプレイングゲーム)と呼ばれる種類のものである。
ルールブックに則ってGM(人間)がマップや敵、シナリオを用意し、戦士(人間)や魔法使い(人間)や盗賊(人間)がパーティを組み、その冒険のクリアを目指していく。
ステータスや持ち物は紙に書き、技を使う時や探索時にはサイコロを振ってその数字によって判定する――というアナログなゲームだ。
手間や人数、時間が必要なこともあり、テレビゲームとしてのRPGが流通して以降はしばらくコアな趣味になっていたような印象だが、近頃はオンラインコミュニティの発展にともなってまた流行の兆しを見せているようである。
なかには《冒険をしてモンスターを倒す》という王道のものばかりではなく、強く管理されるディストピア世界で暮らしてみたり、記者や調査団の一員となってとても現実とは思えない超常現象に出会いながらも正気度を保っていく――という特殊なゲームもある。
クトゥルフ神話 TRPG
クトゥルフ神話 TRPG (ログインテーブルトークRPGシリーズ) | サンディ ピーターセン, リン ウィリス, 中山 てい子, 坂本 雅之 |本 | 通販 | Amazon